試験後の状況を調べるために板を取ってみると、板の剛体回転による堅木の流しダボがめり込んでいるのが分かる。
この結果、杉板による水平構面の剛性を高めようとした場合は、このような流しダボとビスによるシステムも、合板と同様にねばり強く水平力を構面間の耐力壁に伝達でき、有効であることが確かめられた。