この写真でも分かるように、本堂と書院が一体となっておらず、小屋裏は非常に弱い構造となっている。
88と同様にこの構面をきちんと改修する必要がある。
妻面板壁がかなり劣化していて、雨漏りが生じて板にしみが生じていた。ここも早急に改修する必要がある。
たれ壁内に筋かいが見られたのはこの1箇所のみであった。この垂れ壁も効果の少ない耐力要素(土壁)なので、効果的な垂れ壁(構造用合板等)に改修する必要がある。