関西の温泉地 | 関東の温泉地 | |
キーワード | 古湯(日本三古湯である有馬・白浜・道後の他に湯の峰・玉造) 日本書紀・万葉集に登場 |
秘湯(昔の草津・伊香保・塩原・那須) |
歴史的背景 | ときの支配階級・貴族・権力者が温泉に通った。 豊臣秀吉は有馬温泉を愛した。 |
農民や町民が病気を治したり、骨休めに滞在したりする湯治場であった。 |
もてなし | 温泉地・入浴客とも料理・食材(例示:カニ・イセエビ・タイ・アワビ)にたいへんこだわる。 洗練された接客態度・サービスが求められる。 |
温泉地・入浴客とも料理・食材にあまりこだわらない。(ヤマメ・イワナ・山菜・キノコ) 「マグロの刺身」などを出すとひんしゅくを買う。 温泉そのものと自然が最大のもてなしである。 |
付加価値 | 単なる温泉街を否定し、先述の料理や娯楽的要素を加えてきた。(白浜には戦前から水族館や植物園が造られた) | 鄙と温泉情緒の保存に力を入れて、「癒し」「保養」を追求する。 この結果、国が1954年に「国民保養温泉地」をスタートさせたとき、最初に選ばれたのが「日光湯元(栃木県)」「四万(群馬県)」「酸ヶ湯(青森県)」であり、東のひなびた湯治場のような温泉地ばかりであった。 |
日本秘湯の会(別途当HPで紹介) | これに加入する宿は4軒のみ。 | 秘湯ブームは関東からおきた。 全部で146の宿が加入しているが、大半は東日本にあり、関東五県に24軒ある。 |