住 所 |
宮崎県西諸郡高原町大字蒲牟田7449 |
電 話 |
0984−42−3326 フリーダイヤル 0120−37−5909 |
交通機関 |
宮崎自動車道高原ICから約5km
JR吉都線高原駅からタクシーで10分
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施設(日帰り用) |
食事処、駐車場(50台) |
宿 泊 |
和室18 平日 10,500〜18,000円 土・日祝前日 11,500〜19,000円
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泉 質 |
含炭酸鉄泉 |
適応症 |
不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間(日帰り) |
6時〜22時 (予約不要) |
定休日 |
無休 |
入浴料金 |
大人 300円 |
入浴施設 |
内湯男女各1 露天風呂男女各1 水風呂 サウナ
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浴室備品 |
シャンプー、ボデイソープ、ロッカー |
観光スポット |
近隣:コスモス牧場、皇子原公園 霧島周辺:霧島神社、えびの高原、生駒高原 |
お土産・食事 |
館内で可 |
近くの温泉 |
蓮太郎温泉・東霧島温泉・幸福温泉・皇子原温泉、湯之元温泉・さサンフラワー温泉・紀之島温泉・山田町温泉・常盤温泉 |
高原町HP
匠の宿HP
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http://www.miya-shoko.or.jp/takaharu/contents.html
http://gokuraku-onsen.com/ |
雑記帳 |
九州全県の温泉で入浴、この目標の中で一番難しかったのは、宮崎県のどの地域の温泉に入るか、だった。もともと温泉の数が少ない宮崎県の温泉地図をしばし睨んで、鹿児島県の霧島温泉の北側、高原町に幾つかの温泉があることを発見。その中で20トンの石をくり貫いた豪快な湯舟がある極楽温泉での入浴を決めた。 |
熊本県・黒川温泉から鹿児島県・霧島温泉に向かう途中、今回の旅で唯一である宮崎県の温泉に立ち寄った。
熊本ICから九州自動車道を100km南下、えびのJCTで宮崎自動車道に乗り換えて高原ICで降り、宮崎県の高原町にやって来た。
鹿児島県との県境、南西に霧島(屋久)国立公園の霧島山や韓国岳などの霧島火山群を遠望し、田畑や放牧地が交じり合うのどかな田園風景が広がる。
町に入ってすぐに、背後に聳える高千穂峰と高原という名前からして、建国神話である天孫降臨の「高天原」の候補地の1つかなと思い立った。
帰宅してから調べてみると、やはり江戸時代からこの地を高天原とする伝承が存在していることが分かった。一時、神話の時代から古代に亘る建国の歴史探訪に凝った私は、真偽はともかく古代ロマンの地に立てたことが嬉しかった。
愛車の前方、建国神話の舞台・霧島連山を遠望。
極楽温泉への道は、宮崎自動車道・高原ICから国道223号線(霧島バードライン)で霧島方面に向かい、途中で県道に入ってすぐの所にある。
周囲は高原ののどかな田園風景だが、眼前には神話の山、高千穂峰等を擁する霧島山や韓国岳が聳えている。
高原町には極楽温泉の他、皇子原温泉・湯之元温泉など、温泉ガイドブックでは紹介されていない、こじんまりとした一軒宿が点在し、極楽温泉を除き7000円前後で宿泊できる。
地元ではこれらの温泉を括って「たかはる温泉郷」と称しているようだ。
県道沿いの巨大な水車が宿の目印。
少し前までは「極楽温泉旅館」だったが、最近、旅館名が「匠の宿」に変わったそうだ。なにやら旅館の品格やランクが数段アップした気分になる。匠の技が建物・客室に活かされているのか、料理に活かされているのかは、宿泊していないので定かではない。
外来入浴を積極的に受け入れているようだ。早朝6時から入浴が可能で、宿泊客とは別の専用の入り口が設けられている。そこで300円を支払って湯小屋に入る。床に自然石を敷き詰めた浴室は外見から想像もつかないほど広く、太い梁が組まれた天井は高い。
浴室に入って先ず目に飛び込んでくるのは20トンの一枚岩ををくり貫いた重厚な風呂。3〜4人が入れる風呂には、炭酸を含む鉄泉が掛け流しで注がれる。湧出時は透明だが、時間の経過とともに鉄分が酸化して黄土色に変化するのだろう。湯舟はもちろん、周囲の石まで茶色に染まっていた。
湯船に入ると、泉質のせいか、色からくる印象なのだろうか、湯が体を包み込むような感触があった。他に、湧水を使用したかなり大きな水風呂、透明な湯(水風呂と同じ湧水使用か?)の露天風呂、それに30〜40人を収容できる大きなサウナが付属している。
ガイドブックには、露天風呂の湯は乳白色と記されているが、これは入浴剤を使用していたのが、白骨温泉の偽装問題もあって使用を中止したのかもしれない。
高さ7〜8mの巨大な水車が目印
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
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