両方の内風呂ともタイル張りのシンプルな浴槽。こちらは温泉が高めだ。
館内に入ると多数の靴ロッカーがあり、日帰り客の多さが分かる。
露天風呂2 こちらも崖の上から湯が落とされる仕組みになっている。
露天風呂1(こちらの方がやや大きい)
美しい久美浜湾の海岸線
風呂は日替わりする男女別の露天風呂と内湯がある。
特に、大きな露天風呂がここの売り物だ。
2つの露天風呂は、若干大小の差はあるものの、ともに裏側の岩肌剥き出しの崖を利用した大きなもので、内風呂と合わせれば、一度に100人が利用できる、という宿の宣伝もまんざら嘘ではない。のどかな田園風景の中にあって、ここだけは別の世界を形成している。温度は季節・時間・入浴位置によって異なろうが、40℃前後で適温になっている。
ここは泉質の異なる2つの源泉(カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉とナトリウム・カルシウム-塩化物泉)を持ち、50℃を越える温泉に32℃のものを加えて温度を下げている。
この泉質にもかかわらず、皮膚への感触は単純泉のようなサラサラだった。
一方、内湯は床も浴槽もタイル張りのシンプルな設計。こちらの湯の温度は高めで、43℃くらいあるだろうか。
京丹後市は、平成16年4月、峰山・大宮・網野・丹後・弥栄・久美浜町が合併して出来た新しい市であるが、近世は丹後ちりめんで知られた地域であった。
京都府北部の丹後半島西側に位置し、沿岸部は山陰国立公園・丹後天橋立大江山国立公園に指定され、内陸部には標高400m~600mの山々が連なる。
久美浜湾・夕日ヶ浦・五色浜・丹後松島などの美しい海岸線が続き、キュッキュッと鳴ることで有名な天然記念物・琴引浜も市域に含まれている。
農業面では砂地を使った果物の栽培が盛んで、季節に応じて梨・ブドウ・メロン狩りなどが楽しめる。
京丹後市には、夕日ヶ浦・木津(きつ)・久美浜・間人(たいざ)など数多くの温泉が点在し、冬季のタラバガニ(ズワイガニ)とともに大きな観光資源となっている。
露天風呂の中央には、久美浜温泉の創始者で、大阪の「くいだおれ」の初代社長・山田六郎氏の銅像が立っている。右は2回目入浴の時の温泉仲間ARさんとAKさん。
住 所 | 京都府京丹後市久美浜町平田1106-4 (旧)京都府熊野郡久美浜町平田1106-4 |
電 話 | 0772-83-1071 |
交通機関 | 舞鶴自動車道福知山ICから国道9・176・312号線で約80km 北近畿タンゴ鉄道丹後神野駅から送迎バス又はタクシー |
施 設(日帰り) | 食堂、軽食、喫茶、休憩室、売店、ゲームコーナー、マッサージルーム他 駐車場(約150台) |
宿 泊 | 2食付10,000円前後 (詳しくは下記HP参照) |
泉 質 | カルシウム・ナトリウム塩化物硫酸塩泉(源泉56℃「 653リットル/分) ナトリウム・カルシウムー塩化物泉(源泉32℃、88リットル/分) |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 | 8時~21時 (予約不要) |
定休日 | 無休 |
入浴料金 | 大人500円 |
入浴施設 | 内湯男女各1、露天風呂男女各1、薬草風呂、ジェット風呂、泡風呂、打たせ湯、家族風呂 |
浴室備品 | ボデイソープ、シャンプー、ロッカー、ドライヤー |
観光スポット | 久美浜湾(山陰海岸国立公園)、小橋立、梨・ブドウ・メロン狩り、天の橋立、玄武洞、出石町、丹後半島周遊 |
お土産・食事 | 当施設内で可、特産品として、松葉ガニ・ワカメ・ヘシコ・梨・ブドウ・メロン・地酒 |
近くの温泉 | 木津温泉、夕日ヶ浦温泉、久美の浜温泉郷、弥栄あしぎぬ温泉、おおみや小町温泉、浅茂川温泉 |
京丹後市HP 観光協会HP 湯元館HP |
http://www.city.kyotango.kyoto.jp/ http://kyotango.co.jp/ http://www.kumihama-spa.com/ |
雑記帳 | 定年一年前、湯巡りを始めた当初の第一回入浴の際は、自宅からほとんど一般国道を利用してやって来て、入浴してから折り返し自宅に戻った。 今はその元気を失っていて、今回も近くの木津温泉宿泊を利用して立ち寄った。 |