施設名 : 七沢荘 (入浴日:2006.2.27)
 
東京の実家から箱根に向かう途中、信仰の山・大山(おおやま)の麓にある七沢温泉に立ち寄った。
  
    
      | 住 所 | 神奈川県厚木市七沢1826 | 
    
      | 電 話 | 046−248−0236 | 
    
      | 交通機関 | 東名高速道路厚木ICから国道246号・県道経由で約8km 小田急線新愛甲石田駅からタクシーで約15分
 本厚木駅から「上谷戸」行きで30分、「広沢寺温泉入口」下車、徒歩約7分
 
 | 
    
      | 施 設(立ち寄り) | 湯上り処、休憩室(有料)、駐車場(100台) | 
    
      | 宿 泊 | 45室 10,650円(平日)〜21,150円(金・土・休前日) 料金は随時変わるので、下記HP参照。
 | 
    
      | 泉 質 | アルカリ性単純温泉 | 
    
      | 適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) | 
    
      | 入浴時間 | 午前8時〜午後9時30分迄受付 | 
    
      | 定休日 | 無休と思われるが未確認 | 
    
      | 入浴料金 | 大人1,000円 小学生700円 3歳以上幼児500円 | 
    
      | 入浴施設 | 内湯男女各1、露天風呂大小各1 貸切風呂2(有料) | 
    
      | 浴室備品 | シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー | 
    
      | 観光スポット | 丹沢山(登山)、大山・阿夫利神社・日向薬師・自然公園 | 
    
      | お土産・食事 | 予約で食事付き入浴可能(3000円〜) | 
    
      | 近くの温泉 | 広沢寺(こうたくじ)温泉・かぶと温泉・飯山温泉・中川温泉・箱根温泉郷 | 
    
      | 厚木市HP 観光協会HP
 七沢荘HP
 
 | http://www2.city.atsugi.kanagawa.jp/ http://www.atsugi-kankou.net/
 http://www.tanzawa.or.jp/~nanasawa/
 | 
    
      | 雑記帳 | すぐ先に箱根温泉郷があるため、丹沢・大山周辺の温泉群は目立たないが、味わい深く素朴な雰囲気がある。温泉好きは一度訪れてみたい地域だ。 | 
  
 
厚木と言えば、広大な敷地が厳重に警備され、戦闘機や偵察機が絶え間なく離着陸する米海軍航空部隊の厚木基地を、すぐに思い浮かべる.
神奈川県の中央部に位置する厚木市は、東京より約50km圏、研究開発や流通・サービス業が集積している。
地勢的には、西・西北が、ロッククライミングのメッカ・丹沢山塊から続く山岳地帯で、霊峰・大山(おおやま)が聳え、麓には幾つかの素朴な温泉地が点在している。
東部は、山中湖から発する相模川や中津川が南北に流れ、その流域が関東平野の西端となっている。
七沢温泉背後の丘陵地帯
七沢温泉の入口に立てられた看板には、七つの温泉旅館が記されていた。
東京ICから東名自動車道に乗って約30分、厚木ICで下りて国道246号線・県道に乗り換え、約8kmほどで七沢温泉に到着する。
周囲は大山東のなだらかな丘陵地帯、のどかな山里で、ここが厚木市の市域内かと驚く。
この周辺、即ち丹沢山(日本100名山・標高1,567m)の東、大山(1,252M)の東麓には、七沢の他に、「広沢寺(こうたくじ)温泉」「かぶと温泉」「飯山温泉」など素朴な温泉が点在している。
七沢温泉は、その中で最も大きな規模で7軒の旅館が営業している。
玉川の上流にあるところから、江戸時代から「玉川の湯」とも呼ばれ、湯治場として栄えてきた。
何れの宿も、イノシシ鍋を名物にしているようだ。
かなり大きな露天風呂で、写真左手に伸びている。
ここのパンフレットやリーフレットを参照すると、ご主人は、当地に400年続く中村家の跡取り娘の入り婿で、かなり自由奔放に行動し、バブル期には30億円の借金を作った。
その後、ある人に感化されて悔い改め、韓国人牧師のダウンジングによる温泉予知を信じて温泉掘削を開始、平成元年より3年かかって良質の温泉湧出に成功した。
現在、気功に打ち込み、希望する宿泊者にそれを行っているとのこと。とにかく、個性が強い方らしい。
宿は外観は素朴だが、様々なタイプの45室の客室を持つ。
料金は、10,650円(平日)〜21,150円(金・土・休前日)と幅広い。
風呂は、男女別の内湯と露天風呂があり、後者はかなり多きい。男の露天風呂は、3つの浴槽を持つが、すべてに温泉が使用されているか定かではない。
少なくとも入浴した一つの風呂は、かなりのヌメリ感があった。。これは、pHが9.54あるアルカリ性、あるいはリンスの作用を持つメタ珪酸の含有量が多いためだろうか、かなり上質な湯だった。
温泉は加水無し、加熱有りの源泉を、循環・掛け流し併用としている。
その源泉100%の掛け流しは、2つの貸切風呂(宿泊者優先、45分1,500円)で味わえる。
経営者の強い個性のためだろうが、パンフレット・HPや館内に神がかり的な掲示がかなりある。
また、出典が不明なままで「全国名湯百選」「美肌の湯ベスト9」と謳われており、果たして、これがどの程度信憑性のあるものか定かでない。
しかし、健康と温泉FORUM実行委員会で「外傷・骨折・やけどに効く温泉全国ベストテン」に選ばれたそうで、かなり濃度の濃い温泉であることは間違いないようだ。
立派な正面玄関
野外テラス風の湯上り処
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。