| 住  所 | 吾妻郡長野原町川原湯290 | 
    
      | 電  話 | 0279−83−2591(温泉組合) 
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      | 交通機関 | 関越自動車道ICから国道17・353・145号線で約37km JR吾妻線川原湯温泉駅から徒歩10分
 
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      | 施  設 | 休憩室(有料) 駐車場は目の前に数台分有り
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      | 宿  泊 | 不可 | 
    
      | 入浴時間 | 10時〜18時(冬季は〜17時) | 
    
      | 定休日 | 不定休(年に5回程度) | 
    
      | 泉 質 | 含む硫黄ー塩化物・硫酸塩温泉(源泉温度71.6℃) (別の泉質名記載のサイトもあるが、温泉神社の所に新源泉があり、こちらからの引き湯となったためかもしれない。)
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      | 適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) | 
    
      | 入浴料金 | 入浴のみ  大人 300円 小学生以下200円 休憩室利用4時間以内(10時〜17時)  大人700円 小学生以下300円
 
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      | 入浴施設 | 内湯男女各1、露天風呂男女各1 | 
    
      | 浴室備品 | シャンプー等無し | 
    
      | 観光スポット | 吾妻渓谷、草津温泉、白根山(湯釜)、榛名山・榛名湖・志賀高原 
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      | お土産・食事 | 近所に食事処・土産物屋あり | 
    
      | 近くの温泉 | 草津温泉・沢渡温泉・薬師温泉・鳩ノ湯温泉・川中温泉・温川温泉・松の湯温泉・伊香保温泉 | 
    
      | 長野原町HP 観光協会HP
 | http://www.town.naganohara.gunma.jp/ http://www.kawarayu.jp/
 
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      | 雑記帳 | 昔からpH2前後の強酸性の草津温泉で湯治を行い、最後にやわらかな泉質の温泉に入浴して上がり湯とした。草津の周囲には、そんな温泉が車で30分足らずの所に点在している。沢渡温泉、尻焼温泉そして川原湯温泉などがそれである。 | 
  
 
山間部では、まだ降雪・残雪がある4月の初め、東京の実家からの帰途に3泊旅行を行った。初日は、栃木県の益子に立ち寄ってから福島県太平洋側のいわき湯本温泉に宿泊。翌日は那須温泉郷に立ち寄ってから、塩原温泉郷で宿泊。
三日目は日塩もみじラインから国道122号線で旧足尾銅山を観光後、国道353・145号線で赤城山南麓の忠治温泉・川原湯温泉に立ち寄ってから、この日の宿泊地である尻焼温泉に向かった。
川原湯温泉は、吾妻川渓谷の断崖の真上、急な坂道に沿って10数軒の小さな旅館・3軒の外湯がひっそりと佇んでいる。
しかし、この風情ある温泉地は、2010年(予定)、長い間反対運動があった八ッ場ダムの完成とともにダム湖の下に沈むこととなる。 
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
長野原町は、群馬県の西部に位置し、東は吾妻町、西は嬬恋村、北は草津町、六合村、
南は長野県軽井沢町に接している。
町域の北軽井沢の一部は上信越国立公園に含まれている。
町の80%近くが山林原野、標高は510mから浅間高原地帯の1350mまで、8月の平均気温が20度くらいの地域もある。
町の北部を東西に吾妻川が流れ、平行してJR吾妻線と国道 144、145号が走っている。
町域には、九州の耶馬溪を凌ぐと言われる吾妻渓谷があり、その断崖の上、渓流を見下ろす斜面にへばりつくようにして、素朴な川原湯温泉の旅館が建ち並んでいる。
2010年(予定)、八ツ場ダムの完成とともに、ダム湖に水没する川原湯温泉。
渋川方面から吾妻川に沿って国道145号線で西に向かい、道標に沿って左折、1kmほど狭い道を進むと、勾配のある傾斜道沿いに旅館10数軒、共同浴場(3軒)、食事・土産処が寄り添う川原湯温泉に達する。
北側の吾妻渓谷を見下ろす断崖上にあり、平地が少ないため、旅館はみな小さい。
鹿やムササビが姿を現すというが、それも当然、と感じられる自然に囲まれている。
温泉街の坂道を上がった先には、温泉神社があり、近くに新たに得た源泉がある。
共同浴場は王湯の他に「笹湯」「聖天(しょうてん)の湯(混浴露天風呂のみ)」がある。
ここの温泉の開湯には2説があり、その内の1つが源頼朝が、浅間山山麓で巻き狩りをしていた際に源泉を見つけたという伝承だ。
温泉街の中心にある王湯。木造で外湯の雰囲気がたっぷりだ。
王湯の正面には源氏の紋所「笹竜胆(ささりんどう)」が掲げれている。
源氏の紋所である笹竜胆がかけてある入り口から中に入ると、いかにも共同浴場らしい受付。
そこで料金300円を支払って、先ずは内湯。
そばの階段で下に降りる。
脱衣所から浴室に入ると、またそこに階段があって、浴槽を見下ろしながら降りていく。
先客がいたので、裸で階段を下るのが少々恥ずかしい。
内湯は、硫黄の臭いがわずかに漂い、あまり見かけない模様のタイルと自然石で造られている。湯船は2mx4mくらい、、やや熱めの湯が掛け流しになっていた。際立った肌触りは感じられなかった。
露天風呂へは、いったん服を着て渡り廊下を歩いた先にある。湯は僅かに青みがかっていた。残念ながら目隠しのために高い石壁があり、入浴したままでは渓谷を見下ろせなかった。
坂道に旅館が並ぶ