South Park: Bigger, Longer & Uncut

人気のテレビアニメの映画化です。13禁。天国よいとこ一度はおいで〜 がテーマ(大嘘)。
一見かわいい絵でブラックなギャグというアンバランスが基本になっています。ほのぼのしたオープニングの歌「Mountain Town」だけ聞いていると、だまされます。もともと、カナダを笑うギャグが一つのテーマのようですが、映画になってさらにパワーアップしました。国家「オー カナダ」をもじった「Blame Canada」(悪いぞカナダ)は最高。聞くと耳につきます。ブラック・ジョークは、日本のアニメが避けているところなので、日本人には評価が分かれるかもしれません。
テレビでも挿入歌(劇中歌)がよく入りますが、映画でも全体にミュージカルしたてになっています。独特のキャラクターヴォイスで歌っていても、きっちり音程をはずさないのは感心します。サウンドトラックに歌詞カードがないのが残念でなりません。
人物紹介など、設定などは知っているものとして話が進んでいます。そういった予備知識なしでも楽しめると思います。日本では公開されても小さなところだと思われるのが惜しいです。
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