Kirikou And The Sorceresss

フランス製のアニメ映画。英語吹替えを見ました。
赤ん坊ながら、(生まれる前から)しゃべれるキリコと悪い魔法使いの女との戦いを描いた、子供向けのアニメです。今の時代に、こんなおとぎ話でいいのか?と思うような映画ながら、個人的に好きだったりします。
キリコが生まれたアフリカの小さな村は、水にも困り、近くに住む魔法使いの女を退治にしに行った男たちはみんな帰らず、細々と生きています。そんな中で、キリコは持ち前の知恵を使って、魔法使いの悪巧みを封じていきます。遠い山に住むという賢者(キリコのお祖父さん)に会って、魔法使い退治の知恵を借りようとするキリコ。しかし、途中の道のりには魔法使いの厳しい監視の目が待ちうけています。
一部に、コンピュータグラフィックを使っているようですが、全体に素朴な絵柄で、ストーリーによくマッチしています。リス(?)の絵が特にかわいい。家族そろって楽しめるというより、純粋に小さな子供向けのアニメです。今の日本では、アニメでなくても、ほとんど作られなくなったタイプの物語ですので、貴重な存在でしょう。
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