Frequency

ニュー・ヨークに突然出現したオーロラ。このオーロラが出ている間、30年前の過去とハムで交信でき、死んだ父親と話をしながら、悲しい過去を変える事ができるか、という「少し不思議な」SF 映画です。
父親は事故で殉職した消防士、息子は警官ということで、消防シーンは見せ場になっています。過去と交信することで、少しずつ歴史が変わっていきます。過去を変えて、父親の死を防ぐことができるか。さらに、過去を変えたために新たに起こった悲劇を、二人は協力して防ぐことができるのか。人生に「もし」があればという、誰もが思う気持ちを映画にしています。
親と子の絆が弱まっている時代を反映しているのでしょうか、劇場で涙する人が大勢いました。ちょっと小気味のいい小技も入っていて、佳作です。ニューヨーク・メッツおめでとう!
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