と、言う事で、家族旅行の第二弾です。
前回の伊勢志摩旅行で味を占め、今回はさらにパワーアップ。
今回は、夏休み中の伊勢神宮周辺と違って、平日のテーマパークですから
人でも少なく、写真を沢山撮れました。
と、言う事で、さっそく行って見ましょう。
11月6日、アザラシが学校から帰って来るのを待ち構えて、速攻出発。
出発前にまずは、一枚。
我が家の車の最高シートにて。
それから、工事で渋滞する名阪国道を通り、一旦、亀山で休憩。
この時点で、出発から、既に三時間経過。
名古屋はまだ遠い…
続いて、「湯ノ山サービスエリア」で休憩。やっと、愛知県に入った模様。
でも、ここまで来て、中部地方の地図を持ってないことに気付きました。
「名古屋ってどこで降りればいいんだっけ??」
「…名古屋って降り口があるんちゃう?」と、夫婦揃って適当な事を言いつつ、
心配になって地図を見てみました。
でも、さっぱり覚えられません。
でも、どうにかこうにか名古屋の予約していたホテル「ドーミーイン名古屋」に到着。
このドーミーイン名古屋は、エレベータを待つ暇つぶしに読む看板があったり、
サウナに入る横に眼鏡置き場があったり、普通は浴衣の部屋着が作務衣だったり、
ビジネスホテルなのに、大浴場があったり、部屋に小さなキッチンがあったり、
そして、かなりリーズナブルなのに駅から近かったりと、とてもいいホテルでした。
東京にも大阪にも同じグループのホテルがあるので、
東京のイベントの時など、使えたらいいなあ、と思いました。
ちなみに三人泊まって、朝食つきで、12000円ほど。
遅い夕食を食べに名古屋駅周辺へ。さすがにサンジ君を撮影するには気が引ける
人通りで、とりあえず、ナナちゃんだけ撮影
翌朝、寝起きのサンジ。
そして、予定通り、愛知県犬山市の「リトルワールド」へ到着。
平日だというので、ものすごく空いてて、このバスは貸切状態。
とりあえず、どのくらいの広さがわからないので、場内案内付きの周遊バスに乗り、
園内を探検する事に。
まずは、イタリアの農家を移築したと言う建物の前でバスを下車。
このリトルワールドは、世界各国の建物を屋外で展示してあり、
その建物周辺で、民族衣装を着て、写真撮影出来ます。
民族衣装を借りるのも、ものすごくリーズナブルで、しかも自分のカメラで
好きなだけ撮っていい、と言うのが珍しく、私もアザラシと一緒に
このイタリアの中世の建物をバックに、衣装をつけて写真を撮りました。
サンジが祈っているのは、イタリアの田舎では、珍しくはないモノで、
日本のお地蔵さん信仰のような感じで、こういったマリア像が村中によくあるそうです。
さて、イタリアの農村から移築したと言う建物の中へ。
やっぱりコックにはここが一番興味を惹かれる場所でしょう。
キッチンです。
このリトルワールドでは、展示物に触ったり出来るのです。
実際に使われていた調度品や食器に触ってもいいんです。
普通、博物館じゃ展示してあるだけで触っちゃいけないし、写真も撮っちゃいけないけど、
ここは壊さなければ、触っていいし、写真も撮り放題。
次に、世界各国のテントを住居とする地方から収集したテントの展示場へ。
これは、エスキモーの…ってテントの側にあったトナカイの人形を見て、
「チョッパーだ!」と言う事で、激写。
家畜としてのトナカイは、毛皮は衣料とテントの天幕部分に使ったり、肉は当然食料、
そして、ソリを引く労働力として、重宝されているそうです。
もともと、こういう民俗学とかとても興味があるので、このリトルワールド、私にとっては
ものすごく楽しい。
さて、次にやって来たのが、南アフリカンデベレの家。
その中の展示物を見て…。カルチャーショック
こういった、今でも現地の人が使っている、日本では見れない展示物にも触ってもいいのです。
これは、そのンデベレの一般家庭で使われている調理器具。
それから、その真正面にサファリプラザと言うレストラン?があり、
ワニとダチョウが食べられます。
早速チャレンジ。
ワニを注文すると、証明書がもらえます。
道順に沿って歩くと、次にブータンの仏塔が。
この写真を撮っているのを通りすがりのオバさんが「もの凄く不思議そうに見てた(ダンナ談)」らしい
そして、つぎに。ネパールの仏教寺院に辿り着きました。
ここが凄い場所で、こんなのを良く移築できたな!とホントに恐れ多く思うような
建物で、ネパールの信心深い、荘厳な空気をいまだ纏った、
なんとも雰囲気のある建物でした。
これは、中にありがたい経典が入っていて、回せばそれを読んだのと同じ功徳があるとか。
…なんてバチあたりな。
線香をあげる台の台座にも、いかにもヒマラヤ仏教、といった風な絵が施されてます。
ワニ、ダチョウに続いての買い食い。
屋外展示物、貴重な家具やら調度品やらを自由に触れる事、民族衣装…など、
たくさん見所がありますが、各国の料理の食べ歩きも目玉の一つ。
その建物の近くには、その国の食べ物を扱う小さな店があります。
インドの豪農の建物を移築した建物の側にあったインド料理の屋台で、
ナン、カレー、タンドリーチキンを購入。
ナンがでかくて、めちゃうま!
インドの豪農の家の二階。
女性の部屋には、小専用のトイレがあったり、二階に人が上ろうとすると、音がなる階段があったり。
これは、女性が通ってくる男性を待っていたという二階の女性の部屋
次にインドネシアへ。
これはイネドネシアの農家の家にある精霊を呼び込む為の祠。
精霊は、「ピー」と呼ばれるそうです。
こんな「ピー」は如何でしょう?
インドネシアの女性の部屋。
そして、これは、↓ヤシの実を削る料理器具。
オモチャじゃあ ありません。
日本の山形県の農家を移築した建物より。
ウロウロしているだけなのに、歩くと結構時間がかかって、このあたりで、
大分日が暮れてきました。
さて、それから沖縄県の家の軒先にあったシーサー
こちらは、↑アイヌの集落の内部。
なんとなく、廃墟っぽいんですが、それが却ってリアルと言うか。
北海道では、観光でこういったアイヌの集落を展示してある場所がありますが、
内部に入って、しかも民具に触れるのは珍しいです。
日本昔話の世界に迷い込んだみたい。
これは、周りの写真が全くないからどこの建物内部なのか全く分かりませんが、
確か、台湾の農村を移築した建物の中にあった、台所の片隅にあった食器棚です。
そして、再び買い食い。
これは台湾の屋台村で購入。
何を食べているのか、と言うと、刀削麺(トウショウメン)
丸めた小麦粉を薄い鉄板の切れ端みたいなやつで削って作った麺。
ちょっとピリカラでモチモチして美味しかったです。
さて、それからリトルワールドをほぼ一巡して、これは、ヨーロッパにあった
教会を移築した建物内部。
結婚式だって挙げられるらしい、ちゃんとした教会
入場料1600円で、これだけたくさんの建物が見れて、
触って、内部に入れるんだから、すごくお得なテーマパークだと
思います。
普通、展示物にこんなことしたら怒られると思うんですが。
これはドイツの豪農の民家を移築した建物の台所。
移築する工事の費用も相当だと思いますが、維持するのも大変だろうと思います。
平日、こんなにガラガラで大丈夫か?とちょっと心配になります。
このドイツの建物は、お洒落なペンションみたいな感じでした。
リトルワールド、面白かったです。
愛知県にお住まいの方、是非、足を運んでみて下さい。
最後までお付き合い下さって、有難うございました!
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