フィールド(3)
もう一度フィールドについてまとめてみる。
通常のデータファイルは三つの階層に分けることができる。
それぞれに名前がついていて、
フィールド - 個別のデータ
レコード - データがまとまったもの
データファイル - ファイル全体
となっていて、データファイルの中身は
field_1 field_2 field_3 . . .
のように、まずフィールドが並んだレコードがあり、それがまた
record_1
record_2
record_3
. . .
. . .
というふうに並んでデータファイルのなかに収まっている。
具体的に見てみよう。
左から
10進法#
書名
著者/編者
発行所(ページ数)
発行年となっており、それぞれがフィールドであり、この一行でひとつのレコードをあらわす。
(今後このようなデータをいろいろ作成してみる . . . つもり)
データはレコードとフィールドとをそれぞれ区分できるようにセパレータで認識されるようになっている。セパレータにはつぎの二つがある。
レコードセパレータ RS
中身は改行記号(\n)
フィールドセパレータ FS
中身はスペース
またプログラミング言語 awk を使えば、
RS を空白行に変えたり
FS を コロン(:)に変えたり
することができる . . . らしい。
(要約)
フィールド = レコードに含まれる個別のデータのこと。フィールドナンバーで参照する。