Hatena::Diary ************************************************************************** (参考までに) 05年 6月に debian sarge が リリースされ、それと 連動して サーバの ファイル 構成にも 多くの変更が 加えられています (一部には 削除された 項目も あります)。 そのため、ここに 書かれた内容も - CD-R から インストールする場合を 除けば - そのままでは 再現できなくなっています。 CD-R での インストール (woody) では、注意することが 2つ あります。 1) 最初は - 日本語関連 (ロケール) を 除き - インストールは CD-R だけで 行ないます。net には 繋がないでください。 また x-window の 設定は この時点で 済ませるようにします。 2) 次に net に 繋いで、残りの 日本語関連の 項目を インストールします。その前 に、サーバから ダウンロードするための セットアップが 必要になります。 #apt-setup <- これが コマンド ロケールや 日本語入力の 設定は その後に 行ないます。 また、インストール終了後の アップグレードでは、flex という software が、インス トールできずに 中断してしまうかもしれません。その場合には、コマンドに オプ ションを つけて、再実行してください。 #apt-get -f upgrade (設問には Y -> Enter) それと、入力済のものと バージョンが 違っていると - perl その他 - 、再インス トールが 実行され 設問を されることが あります。初期設定の とおりに 進行させ れば、うまく インストールが できると思います。 ロケールの 再設定が 必要になるかもしれません。 気がついた 主な点は 以上ですが、他の 細かな 相異点は、その時点時点での 対処が 可能だと 思います。 (05/6/12) (蛇足) くれぐれも #apt-get -dist upgrade は 実行しないように <- X-window で ハマリますので ... oLr <- (c)wakatono *************************************************************************** Dokusyo-nissi Bessitu 2004-03-19 φ(-_-) ■ [linux]Debian のインストールと設定 (今回は UNIX USER バックナンバーの CD-R から Debian/Woody をインストールした) 1. 事前に調べておくのは、 ビデオチップのメーカー名 モニタ水平周波数 モニタ垂直周波数 モニタ解像度 の4つだけ。 2. まず使用するキーのチェック。 Enter : OK 矢印キー : 移動 数字 : 周波数、パスワード アルファベット : ユーザ名 スペースキー : ロケールとモニタの解像度 ← アスタリスク(*)の挿入と消去 Tab キー : 選択の終了 それと backspace キー 3. インストール作業の前半は省略して、と。(ファイルシステムは ext3 にする) (ただし、パーティションの切り方はあとで詳しく) 4. 基本システムのインストールが終了したら、まずフロッピーの作成。 ×「システムを起動可能にする」ではなくて、 ◯「フロッピーの作成」を選択すること。 これは、ハードに別の Linux があると Debian のインストーラーが最悪 BIOS までいじ ろうとするので、安全を考えてフロッピーから起動させるため。 CD-R を取り出して、再起動。← 5分ぐらい ? あとは、 タイムゾーンは yes を no に、Japan → Tokyo を選択。 MD5 パスワードは no を yes に変更。 root のパスワード、ユーザ名、ユーザのパスワードを記入。 PPP 設定は no (初期設定) ときて、 6. インストールの方法は http を選択。サーバは距離の近いところに。 (追記) CD-R からの インストールに 変更してください。 7. セキュリティアップデートは yes (初期設定)、non-free ソフトは no を yes に変更。 tasksel は yes (初期設定) ← なにも選択せずに finish で 終了。 dselect は no (初期設定)。 (注意) tasksel では no に変更しないように。必ず一度 tasksel をたちあげること。 そうしないと次の minimum package がインストールされない。 8. 以上で、minimum package のインストールが始まり、途中でロケール(文字コード) の設定画面があらわれる。 キー操作の練習のつもりで en_US の2ヶ所と ja_JP の2ヶ所にアスタリスク(*) を挿入(あとで再設定するので)。 次の画面では ja_JP.EUC.JP を選択。 あとはインストールの終了とパッケージが展開されるのを待つ。 英語の選択は (1) american メールサーバ exim の設定は 5 を選ぶ。 9. ログイン画面 (login: ) が表示されたらインストールは成功です。 すこし省略したけどダイジョウブ。ここで 予備の起動フロッピーの作成と カーネルイメージのインストール を先にすましたほうがあとがラクですヨ。 login: ユーザ名 password: (ユーザのパスワード) $ (参考までに) 「他の Linux とハードを共有させる場合の注意点」 パーティションの切り方 (cfdisk) 最低2つは必要。1つは bootable に、もう1つは swap。 (使うキーは矢印キー、backspace、数字と Enter) まず↓キーで freespace に移動。 →キーで NEW に移って Enter。 数字があらわれるので backspace で消去、新たにバイト数をタイプ。(ぼくは 10000 にした) すでに他に Linux があって、パーティションが hda3 まで使われているときは logical を選択。 この場合 hda3 の次は 4 ではなくて hda5 となる。 beginning を選択。 元の画面に戻ったら bootable を選択しているのを確かめて Enter。 次は swap。↓キーで freespace に移動。 swap は共有できるとされているけど、信用しないように。既存の swap パーティシ ョンが先頭でない場合には新たに作成したほうがいい。 で、 NEW →バイト数をタイプ(ぼくの場合は 250) →元の画面 ... ときて、 つぎに→キーで TYPE に移動、Enter。 初期設定ですでに swap(82) になっているので、2回 Enter を押せば OK。 各パーティションの hda ナンバーをメモにとっておく。 →キーで WRITE に移動、Enter。書き込んでいいか聞いてくるので yes とタイプ。 QUITE に移動して Enter。cfdisk から抜ける。 この後「swap の初期化」「Linux パーティションの初期化」に移る。 それぞれ初期設定では hda が最初のパーティション部分になっている。↓キーで先ほど メモした hda ナンバーに移動してから、Enter。 これをしないと、既存の Linux を上書きしてしまってエライことになるので注意 !! (以上、参考までに) 10. このまま、 login: root password: ← root のパスワードを入力 #/sbin/shutdown -h now として終了してもいいけど ... 最小の desktop 環境を組み立ててみようかな。 11. まず X-window の導入。これから先はユーザのホームディレクトリで作業する。 login: ユーザ名 password: ←ユーザのパスワードを入力 $su password: ← root のパスワードを入力 # ソフトのインストールには apt-get コマンドを使用する。 #apt-get install ソフト名 (各ソフト名は スペース で区切ってタイプする) 以下のプログラムをインストール。 xfree86-common xbase-clients xserver-common xserver-xfree86 xlibs xutils xfonts-base xfonts-100dpi xfonts-75dpi xfonts-scalable xterm twm (↓依存関係で追加インストールされる) libdps1 libfreetype6 libxaw7 menu xlibmesa3 (このうちの twm というのがウィンドマネージャーです) 12. インストール途中で X-window の設定画面が表示される。初期設定で debconf を使 用するか聞いてくるので Enter。 ビデオチップのメーカー名、 キーボードは pc104 を backspace で消して jp106 に、 キーボードレイアウトは us を jp に変更。 ディスプレイの設定は Advanced (初期設定) を選択。 水平/垂直周波数、 モニタ解像度を記入。 (あとの設問にはすべて Enter で OK) 解像度については、モニタのデータに記載されたものを選択して、初期設定でアスタリ スク(*)が入っているのは消しておく。 そうしないと、システムが一番安全度の高い - つまり画面の粒子の荒い - 解像度を選 んでしまう。 (追記) ビデオチップのメーカー名については 2004.05.22 日付の はてな日記を 参照 ↓ 13. 日本語環境の設定。 (追記) ここから後を、サーバからのダウンロードに切替えてください。 まず、基本プログラムをインストール。 canna canna-utils user-ja (↓依存関係で追加インストールされる) language-env libcanna1g canna は日本語変換ツール。 user-ja は日本語環境構築ツール。 ほんとうは追加インストールされる language-env のほうが新しいのだが、スペルが短 いのでこっちを使うことにした。 14. ロケールの再設定(文字コード) つぎのコマンドを使用する。 #dpkg-reconfigure locales インストールのときと同じロケールの設定画面が表示される。 以下のロケールを選択。 en_US.ISO-8859-1 en_US.UTF8 UTF8 ja_JP.EUC-JP EUC-JP ja_JP.UTF8 UTF8 標準ロケール→ ja_JP.EUC.JP ユーザモードに戻って user-ja を使う。 #su ユーザ名 $user-ja-conf はじめに "YOMEMASUKA" と聞いてくる → n キーを押して Enter。 次は wnn と skk サーバの有無について → それぞれ n キーを押して Enter。 サーバは canna(1) を選択 → 数字の 1 キーを押して Enter。 あとの設定については、次の4ヶ所で n キーを押して Enter。 nvi nvi-m17n nvi-m17n-canna xemacs (↑どれもインストールされてないので) 他の設定は Enter で OK。 16. 残りの日本語関連プログラムをインストール。(su で root に戻ってから #apt-get install) kterm ja-trans manpages-ja kinput2-canna tcsh-kanji jvim-canna jless kterm は X 端末エミュレータ(これがないとテキストモードではなにもできない)。 kinput2-canna は日本語テキストを入力するためのサーバ。 jvim-canna は canna 用の vi。 jless は日本語が表示できる less。 17. 今後、使用する(つもりの)プログラムをインストール。 sudo w3m alien hotplug (↓依存関係で追加インストールされる) bzip2 debconf-utils debhelper html2text libbz2-1.0 libgc6 libgpmg1 librpm4 rpm sudo は一時的に root に変わるコマンド。 w3m はテキストモードのブラウザ。 alien は rpm パッケージを deb ファイルに変換するソフト。 (追記) ついでに、wget や chkrootkit を いれても いいかも。 18. sudo を使えるように設定。つぎのコマンドを使用する。 #visudo 設定用ファイルが表示される。カーソルを文末に移動して、以下の文面を追加する。 ユーザ名 ALL=(ALL) ALL (ユーザ名は login するときのもの) ↑すぐに Enter を押すのではなくて、 ・ Ctrl + x のキーを押して、 ・ つぎに y のキーを押し、 ・ 最後に Enter を押すと もとのプロンプト(#)に戻る。 19. X-window を起動する。 ユーザモードに変わって、コマンド startx を使用する。 #su ユーザ名 $startx モニタ画面がコンソールから GUI に切り替わり灰色の twm に変わったはず。 格子状のものが現れるので、そのままマウスで画面の中央までひきずり出してクリック 。kterm があらわれる。(追記参照) あとの操作はすべて kterm 上からおこなう。 (追記) もしかして kterm が たちあがらないかもしれない。 そのときは 画面上で クリックして、メニューから debian → X shells → Kanji terminal と移動して クリックを離すと kterm が 起動します。 20. 画面のバックの色を変えてみよう。 コマンド xsetroot を使うといろいろと遊べる。(詳しくは $man twm で) 背景色を変えるのにはオプション -solid をつける。 $xsetroot -solid wheat つかえる色は darkgray, maroon など ... (続きは明日に) 2004-03-20 φ(-_-) ■ [linux]Debian のインストールと設定(その2) 21. これからファイルをいじるので、コマンド updatedb でデータベースを使えるよう にしておく。 コマンド sudo も使ってみよう。 $sudo updatedb & .... password: ←ユーザのパスワードを入力 (↑うまくいかなくても ctrl + c を押せばプロンプト($)に戻れる) 22. bash の設定ファイルをいじって vi と less で日本語が扱えるようにする。 設定ファイルのうち .bashrc は「ユーザ定義の関数、エイリアスを記入」できるので、 こちらを使う。 ファイル .bashrc は日本語の記述を含んでいるため vi を jvim に置き換えておく。 $alias 'vi=/usr/bin/jvim' $vi .bashrc 文末につぎの文面をつけ加える。 (カーソルを文末の fi の i まで移動してから、a のキーを押せば書き込める。Enter で改行して↓) alias 'vi=/usr/bin/jvim' alias 'less=/usr/bin/jless' (Esc → :wq (と、タイプ) → Enter として書き込み) まちがったら Esc → :q! → Enter でいったん抜けて再度 $vi .bashrc を実行すれば いい。 ログインセッションとして実行させるために、以下のコマンドを打ち込む。 $source .bashrc これですべての設定は終了。 vi での canna への切替えは shift + space で OK。 ブラウザ w3m も日本語です。 もちろん manpage も日本語で表示される。 23. 最後にキャッシュのバイナリファイルを削除しておこう。 $cd /var/cache/apt/archives $ls .... $sudo apt-get clean password: $ls $cd 24. X-window から抜けて shutdown の実行。 画面のあいているスペースでマウスをクリック、すると Main Menu があらわれる。 そのままマウスをいちばん下の Exit までもっていく。 確認の Yes をクリックすると X-window は終了、コンソールに戻る。 あとは、 $su password: ← root のパスワードを入力 #/sbin/shutdown -h now 画面に power down の文字があらわれたら、スイッチを切れば OK。 設定なんて簡単でしょ ? (追記) user-ja の再設定 canna による日本語入力が shift + space で作動しないときには、kterm から $user-ja-conf として再設定します。今度は日本語で表示される。 (user-ja は再設定の場合、最初の "YOMEMASUKA?" という設問はしてきません) (さらに追記) 設定ファイル .inputrc の 書き換え kterm から $vi .inputrc として ファイルをひらく。 "#krxvt でのみ有効" →この下にある 3行分を コメントアウトしておく。 やりかたは、 1. 行のはじめに カーソルをあわせて、i のキーを押す 2. # のマーク('Shift + 3' と押す)を 書き込み、Esq を押す 3. 以上を 繰り返して、:wq → Enter で vi を 終了。 最後に $source .inputrc で 書き込みは終了。 (canna での 日本語入力が おかしい場合、ここを まず チェック) 2004-03-26 φ(-_-) ■ [linux]Debian Memo 「twm の背景を変える」 $xsetroot -solid 色名 とすれば背景の色は変わるが、ログアウトするともとの灰色に戻ってしまう。 で、ログインすると自動的に指定した色の背景があらわれるよう、設定ファイルをいじ ってみます。 まず、 $vi .xsession として、設定ファイル .xsession をひらく。 矢印キーで「# 背景」と書かれたラインまで下がると、つぎのような行が見つかる。 #xsetroot -solid SkyBlue これを書き換える。 1. SkyBlue の S のところにカーソルをあてて x キーを文字の数だけたたくと -solid の後が空欄になる。 2. そのまま a キーを押すと入力モードに変わるので - 例えば - midnightblue とタイ プする。そして Esc キーを押して入力モードから抜ける。 3. つぎに、コメントをあらわす # のマークの上にカーソルをあててから、x キーを押 す。# がとれて下のように変更される。 xsetroot -solid midnightblue あとは Esc キー→ :wq (と、タイプ) → Enter として .xsession ファイルをとじる。 ログインセッションを有効にするため、 $source .xsession と打ち込んで Enter を押せば、背景の色が変わるはず ... これで、たとえログアウトしても背景色はもとの灰色には戻らない。 少しは見栄えがよくなった ?? (追記) twm で使える色は rgb.txt ファイルを参照。 $cd /usr/lib/X11 ; less rgb.txt 数えてないけど 300色ぐらいはありそう ... 2004-03-27 φ(-_-) ■ [linux]Debian Memo 「f-prot の導入」 ファイアウォールはモデム/ルータで設定したほうがいいと思う。ネットへの出入口の保 守をしっかりさせるのがベストだから。 * * f-prot の インストールファイルの内容が 一部変更になったので * * * * 最初に unzip と perl のモジュールを 導入しておく。 * * その上で、ウイルス対策ソフトを入れてみる。まずは w3m で f-prot のウェブページ に。 $w3m www.f-prot.com/ つぎに Home users → F-prot Antivirus for Linux → download center とページをた どっていくと、3種類の圧縮パッケージが用意してある。 今回はそのうちの tar.gz パッケージをダウンロード。 クリックすると Registration のページにとぶので、氏名/メール等を記入して Submit & start をクリック ← じゃなくて、どちらもカーソルをあわせて Enter だった。 記入欄にカーソルをもってくる ↓ a キーを押す ↓ 画面下部に TEXT: と表示 ↓ 文字をタイプして Enter ↓ 記入欄に文字が書き込まれる 画面下部に (download) とでたら、再度 Enter。 w3m を終了してホームディレクトリを確認。(q キー → y キー) $ls fp-linux-ws.tar.gz 次に tar.gz ファイルを /tmp ディレクトリに移動。 $mv fp-linux-ws.tar.gz /tmp $cd /tmp $ls fp-linux-ws.tar.gz コマンド tar で展開する。 $tar xvfz fp-linux-ws.tar.gz $ls f-prot fp-linux-ws.tar.gz f-prot というディレクトリができるので、これを /usr/local ディレクトリへ移動。 $sudo mv f-prot /usr/local/ password : $cd /usr/local $ls f-prot ... 最後に f-prot ディレクトリに入って install スクリプトを実行。スクリプトの 実行は ドット(.) + スラッシュ(/) + スクリプト名。 $cd f-prot $ls install-f-prot.pl ... $sudo ./install-f-prot.pl 設問はすべて Enter で OK。これでインストールは完了。 最新のウイルスパターンにアップデートするが、その前に ・ unzip と ・ HTTP::Request (perl のモジュール) を入れておく。(← f-prot の インストールの前に) unzip は debian package にあるので $sudo apt-get install unzip で OK。 つぎに CPAN (クパン) から perl のモジュールをもらいにいく。 下のコマンドを打ち込み、いくつかの設問に答える。 $sudo perl -MCPAN -e shell サーバに関する設問には Asia → Japan →近くのサーバと答え、他はすべて Enter で いい。 'cpan >' と表示されたらつぎの3つをインストール。 cpan > install MD5 cpan > install HTTP::Request cpan > install Jcode ←これはついでに 設問にはすべて Enter。終了すれば、 cpan > quit で、もとのプロンプト($)に戻れる。 (初めてこのコマンドを使うとビックリする) いよいよパターンの更新。 $sudo /usr/local/f-prot/tools/check-updates.pl ...... ...... update completed successfully これで終了(アップデートは定期的に実行) ウイルスチェックは簡単、ディレクトリを指定して $sudo f-prot /home/ ..... ..... No viruses or suspicious files/boot sectors were found. (↑この文面が表示されればダイジョウブ) ウイルスの駆除等、詳しい使用法は ・ $man f-prot または ・ $w3m file:///usr/local/f-prot/doc_ws/index.html を参照。 2004-04-03 φ(-_-) ■ [limux]Debian Memo 「起動フロッピーの作成」 予備のための起動フロッピーを作成してみます。 やりかたは簡単、まず起動フロッピーをディスクに入れる。つぎに dd コマンドを使っ て、 $sudo dd if=/dev/fd0 of=/home/ユーザ名/fdd.img password: 読み込んだブロック数は 2880+0 書き込んだブロック数は 2880+0 $ (sudo をインストールしていないときは $su password: (root のパスワード) #dd if=/dev/fd0 of=/home/ユーザ名/fdd.img としてください。あとも同じ) ホームディレクトリにディスクイメージがコピーされてるかを確認。 $pwd /home/ユーザ名 $ls fdd.img 起動フロッピーをディスクから取り出し、未使用のフロッピーを挿入。fdd.img をフロ ッピーにコピーする。 $sudo dd if=/home/ユーザ名/fdd.img of=/dev/fd0 読み込んだブロック数は 2880+0 書き込んだブロック数は 2880+0 $ これで OK。確認のため再起動してみる。(フロッピーは入れたままで) $sudo /sbin/shutdown -r now どういうわけか起動時間が大幅に短縮されている。 最後にホームディレクトリの fdd.img ファイルを削除。 $rm fdd.img rm: remove write-protected file `fdd.img'? yes (←とタイプ) $ls (これからあとは、参考なので実行しなくてもかまいません) これだけではおもしろくない(?)ので message.txtを書き変えてみた。 まず作成した起動フロッピーをディスクに入れて、 $mount /dev/fd0 $cd /floppy $ls ldlinux.sys linux.bin message.txt syslinux.cfg $vi message.txt として、下のようにしてみる。 Kono floppy wo tsukatte, Linux wa jidooteki ni kidoo shimasu. Root file-system wa /dev/hda5 kara mount sare masu. (←hda ナンバーはひとによってイロイロ) "boot:" prompt de command wo nyuuryoku suruto, jidoo-kidoo wa teisi shimasu. Sono baai ni wa, kernel no namae to sono option wo option=value to iu keisiki de shitei shimasu. Floppy wa saisho no floppy-disk-drive ni irete kudasai. Kono floppy ni wa " linux.bin" to iu kernel-file ga sakusei sarete imasu. HD no kernel kara kidoo suruno nara, ctrl + alt + delete wo oshite floppy wo toridashite kudasai ...(-_-)y-~~ あとは Esc → :wq → Enter として書き込んで、 $cd $umount /dev/fd0 これで終了。メッセージが変わってるはず .... 2004-04-17 φ(-_-) ■ [linux]Web Archive 「はてな Diary を記録」 ブラウザ w3m には dump というオプションがある。manpage を見ると、 「URL の内容を読み込み、整形されたバッファの内容を標準出力に書きだす」 と書いてある。これはウェブページの内容をプレーンテキストに変えて表示(print)し てくれる、という意味らしい。 そこで、このオプションを使って自分の日記をハードに記録させてみよう。 まず hatena というディレクトリをホームディレクトリにつくって、そこに移動する。 $mkdir hatena $cd hatena つぎに w3m を起動して 1. URL をプレーンテキストに変えて 2. それをファイルに出力する(ファイル名は日付.txt としてみた)。 $w3m -dump http://d.hatena.ne.jp/ハンドルネーム/20040417 > 20040417.txt $ls 20040417.txt ↑たったこれだけ。あとは日記を書いたらこのやり方で追加していけば OK。 参照したいときに、 $cd hatena $less 20040417.txt (q で終了) とすれば、ネットにつながなくても読めるわけです。(←じつはこれ、今度のはてなの東 京移動のときに思いついた) また、興味のあるウェブページを見つけたら、この方法を利用してハードに記録させれ ば、いつでも読みかえすことができます。 2004-04-22 φ(-_-) ■ [linux]Debian Memo 「カーネルのアップグレード」 (注) 05年 6月現在、bf2.4 は サーバー上から 削除されています。 カーネルにセキュリティホールが見つかった、ということなのでアップグレードに挑 戦してみる。 1. まずコマンド uname でカーネルのリリース番号を確認。 $uname -r 2.4.18-bf2.4 (2.4.18-bf2.4 はカーネルソース 2.4.18-5woody8:i386 のバイナリファイルのこと) 2. debian のセキュリティ情報によると 2.4.18-5woody8 はすでに欠陥の修正が完了し ている。 3. そこで今回は 2.4.18-bf2.4 を修正済のバイナリと取り替えることにした。 4. まず apt-get で 2.4.18-bf2.4 のカーネルイメージをインストールする。 $sudo apt-get install kernel-image-2.4.18-bf2.4 password : (sudo をインストールしてなければ、 $su password: (root のパスワード) #apt-get install kernel-image-2.4.18-bf2.4 としてください) 5. deb ファイルを展開する前に、いくつか設問してくるので答えていく。ここでは一応 boot_floppy を作成する、と仮定して、 Do you want to stop now? [Y/n] n ← Enter ..... Please Hit return to continue. ← Enter ..... Usually, this entails running a "boot loader" like SILO, loadlin, LILO, ... ,or booting from a floppy. ..... Would you like to create a boot floppy now? [No] y ← Enter Please hit return to continue. ← Enter Which floppy drive [0-7] do you want to use? [0] ← Enter OK, using drive at /dev/fd0. Do you wish me to format the floppy? [No] ← Enter ↑ここでドライブにフロッピーを挿入。 Insert a (formatted) floppy diskette into your boot drive (dev/fd0) and press when ready: ← Enter ..... Do you wish to set up Linux to boot from the hard disk? [Yes] n ← Enter (フロ ッピーから起動するので) 以上で設定は終了。もとのプロンプト($)に戻る。 5. ドライブからフロッピーを取り出したら、 すぐにフロッピーをビニールの袋にでも入れてテープで封印してください。←使う ことはありません。 6. 起動には、前に作成した起動用フロッピーを使います。 7. これでおしまい。 8. あとは、使用済のバイナリファイルを消去。 $cd /var/cache/apt/archives $ls $sudo apt-get clean password: $ls $cd 9. 念のために、ブートフロッピーを使って再起動。→ちゃんと指定の hda ナンバー から起動される。 #/sbin/shutdown -r now (もちろんこのフロッピーは今まで使っていたほうの分) 10. 再度、確認のため (irregularだけど) カーネルイメージをインストール。 $sudo apt-get install kernel-image-2.4.18-bf2.4 ..... Sorry, kernel-image-2.4.18-bf2.4 is already the newest version. $ ↑まちがいないネ。 2004-05-22 φ(-_-) ■ [linux]Debian Memo X-window の設定のところでビデオチップ名と書いたのをビデオチップのメーカー名に訂 正します。 ついでにメーカー名がわからないときは、コマンド lspci を使うと (カーネルがチップ を認識していたら) 調べられます。 真っ黒のコンソールに下のようにコマンドを打ち込む。←root で ・ #/sbin/lspci | grep VGA すると例えばつぎのような表示がされる。 ・ 01:00.0 VGA compatible controller : Trident Mycrosystems CyberBlade/i1 (rev 6a) コロン(:)の後ろがメーカー名と製品名です。 これをメモしておいて設定のときに一覧から選択すればいいわけです。 (なお VGA というのは緊急用モードで使用するグラフィックシステムのこと ... らし い) 2004-08-01 φ(-_-) ■ [linux]Debian Memo 「プロポーズドアップデート」 (注) sarge が リリースされたので、必要なくなりました。 いまさらとは思うけど、ここ(注)の下を読んで急拠 sources.list に以下の 3行を追加。 $sudo vi /etc/apt/sources.list として、 #proposed additions for a 3.0 point release deb http://ftp.jp.debian.org/debian proposed-updates main contrib non-free deb http://non-us.debian.org/debian-non-US proposed-updates/non-US main contrib non-free Esc -> :wq でファイルを閉じたら即 apt-get update と apt-get upgrade を実行。 ↑気付くのが遅すぎ . . . (注) Debian GNU/Linux 3.0 -- 誤りとその修整 2004-08-20 φ(-_-) ■ [linux]Debian ムック発売記念特別企画 Plamo につづいて今月末 Debian の Mook もでるらしい。DVD が添付されてなくても買 う予定だ。 もし Plamo と同じく Debian でも Mook に 1-CD Linux が収納されていたら . . . * * debian への招待 * * ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ ウィンドマネージャーが twm ではさびしいんですが。 なんてこというんですか ! きみは twm の世界をのぞいたことがあるの ? ドク ロマークの使い方からバグ報告システムまで、こんなにかたよった(いえいえ) 奧の深いマネージャーは他にないよ。 □ コンソールでは kon を使うんですね ? でも kon はメンテナンスされてないと いうし、それにちょっとダサい気が。 じゃあ kon は使わずにローマ字で打ちこみなさい。ローマ字はりっぱな日本語 です。 □ 簡単なお絵書きソフトはないんですか ? アイコンの自作から始めるように。なんと bitmap が default で組み込んであ るんです。 英語で操作するのはむずかしい ? 他のソフトだって英語じゃないか。 □ メールソフトは sylpheed だけなんですか ? emacs はにがてなんで。 それでは emacs を覚えなさい。 □ w3m で画像もでるタイプがあったと思うんですが。 それは邪道です。テキストブラウザの名をはずかしめるものです。 □ 設定ファイルがいくつもあってよくわからないんです。 私もです。 □ プリンタをつなぎたいんですが CUPS はなぜないんですか ? つかえないからです。 □ じゃあ lp でもいいです。でもファイルの場所が他のデストリビューションと 違っていてうまくいかないんです。 あきらめなさい。ファイルの場所は debian のほうが正しい ! 各社のプリンタ ドライバを debian 仕様にすべきなのです。 □ それではネット上のデータをどこに保管すればいいの ? w3m には dump オプションがあるじゃない。それと万一のことを考えてフロッ ピーにコピーしておくことだね。 □ ADSL でネットにつなごうと思うんですが。 まともなルータを買ってそっちでセットしなさい。 □ sources.list を作成するために debian.JP のページをコピーしたいんですが やりかたがわかりません。 そういえば vi でコピーのやりかたを書いたページってないね。えーっとまず kterm 上で $kterm & としてもう一つマドをひらいて(以下略) □ TeX って使うことあるんですか ? プリンタもつかえないのに。 当然です。そのために platex と txfonts を同梱してある。 □ でも日本字のフォントが。 ローマ字を使いなさい。ローマ字は(以下略) □ マニュアルを見たいんですがなにから見れば。 Linux は UNIX like な OS です。だからまずは bash と awk のマニュアルを チェックすべきです。 $less /usr/doc/bash/FAQ.gz あと、Bash Reference Manual と Effective AWK Programming も。 □ ほとんどが英語ですね。それとページ数がすごい。 ムリヤリ母国語だと思いなさい。印刷できなくて逆に助かったじゃない。 □ Windows と dual boot にしたいんだけど。 monyo 先生をつっついて samba の解説本を書いてもらうように。 □ web page をたちあげたいのですが。 lftp を使いなさい。ftp より安全だし。コマンドは 10分で覚えられます。 □ なんか思ってたのと違う気がするんですけど。 それは錯覚というものです。debian は豪華客船ではありませんがといって泥舟 でもありませんよ。φ(-_-) (注意) Debian のメンテナのひとたちがこんなこと考えてるわけではありませんの で。 2004-08-28 φ(-_-) ■ [diary]web archive 「はてなダイアリーライター」 ぼくの debian 仕様(?)(←kterm + w3m)でははてな日記に書き込むことはできない (vi ではムリみたいだ)。 あきらめていたけどはてダラ(Hatena Diary Writer)という perl スクリプトを使うとテ キストエディタからはてなに送信できるらしい。 http://www.hyuki.com/techinfo/hatena_diary_writer.html それで早速実行してみた。 1. まず日記用にディレクトリを作成。 $mkdir hatena $cd hatena 2. CPAN(クパン)から perl のモジュールをとってくる。 $sudo perl -MCPAN -e shell password: cpan > install LWP (<- これがモジュールの名前) (設問に対してはすべて Enter で OK) (追記) はてなの認証ページが SSL対応になったため、apt-get を使って openSSL をイ ンストールしておく↓ $sudo apt-get install openssl libcrypt-ssleay-perl CPAN から 次のモジュールも 入手。 cpan > install Crypt::SSLeay 3. いよいよ perl のスクリプトをダウンロード。 $pwd /home/ユーザ名/hatena $w3m - dump www.hyuki.com/techinfo/hatena_diary_writer.html > hw.pl これで hw.pl ファイルにはてダラのページがコピーされている。 4. perl スクリプトファイルの整形。 このままだとスクリプトコード以外のものまで含まれるので余分な箇所を削除しておこ う。 $vi hw.pl としてファイルを開き、はてダラのスクリプト(<- #!/usr/bin/perl で始ま るコード)の前と後の記述をすべて削除する。 dd コマンドを使うとカーソルのある行を削除してくれる。 めんどうなら d のボタンを押し続ければいいけどネ。 ただし調子にのってるとコード部分まで消してしまうこともある。 そのときは :q! とタイプしていったんファイルを抜けて再度 $vi hw.pl としてファイ ルを開くと削除前の状態に戻ります。 ファイルにスクリプトコードだけ残したら :wq とタイプして保存。 5. config ファイルを作成。 $vi config.txt として、 # # config.txt # id:ハンドルネーム 上の内容を書き込んで :wq で保存。 (注) コロン (:) の両側にはスペースをいれないこと。 以上ではてダラの設定は終了。 6. テストデータの送付と削除。 送付データのファイル名のフォームは yyyy-mm-dd.txt。 $vi 2004-08-28.txt として以下の文面をタイプ。 φ(-_-) *[misc]はてダラ これはテストデータです。 ファイルを保存 (:wq) したら早速スクリプトを実行してみよう。 $pwd /home/ユーザ名/hatena $ls hw.pl config.txt 2004-08-28.txt $perl hw.pl これだけ . . . すると次の文面が出力する。 Password: <- ここに自分のパスワードをタイプ。 Login to http://d.hatena.ne.jp/sslregister as XXXX Login OK. Post 2004-08-28 Post OK. Logout from http://d.hatena.ne.jp as XXXX Logout OK. 以上ではてな日記へのアップロードが完了。まちがいないか $w3m d.hatena.ne.jp/ハンドルネーム/ として確認してみる。 次は日記の削除。 $vi 2004-08-28.txt として文面の一番上に delete とタイプ。 delete <- ここに φ(-_-) *[misc]はてダラ これはテストデータです。 再度スクリプトを実行 -> $perl hw.pl 今度は次のような文面が出力する。 Password: Login to http://d.hatena.ne.jp/sslregister as XXXX Login OK. Delete 2004-08-28. Delete OK. Logout from http://d.hatena.ne.jp as XXXX Logout OK. 削除完了。 これでぼくのような最小限の desktop(←twm + kterm + w3m)しかない貧弱な環境でもは てな日記にアップロードするのが可能になった、ということですネ。結城さんに感謝。 (訂正) 05.03.06 (再訂正) 05.06.12 (debian のサーバから ssleay が 削除されたため ?) 2005-07-16 φ(-_-) ■ [diary]はてなダイアリーライター (はてダラ) はてなで、POST時のセッションID によるチェック機能が追加されたようす。 http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20050715/1121427904 なんだか今回も、アナウンスと同時に切り替えたみたいですね。暴走してる ? すでに、なんばりょうすけさんによる対処済テキストができています、感謝。 $w3m -dump www.horobi.com/tmp/hw.pl-1.1.1+++.txt > hw.pl2 $perl hw.pl2 password: (として動作を確認してから) $mv hw.pl2 hw.pl (参照) 初めて hw.pl スクリプトを導入するのであれば、 $w3m -dump www.horobi.com/tmp/hw.pl-1.1.1+++.txt > hw.pl とすれば OK、コードファイルですので即使用できますヨ。 (追記) 7月19日付で はてダラ 1.2.0 が リリースされました。(7/20) http://www.hyuki.com/techinfo/hatena_diary_writer.html 2005-10-03 φ(-_-) ■[linux]debian memo ミラーサーバからの update が不調*1なので、設定の練習も兼ねて apt-setup を実行し た。 $ cd /etc/apt $ su password: # cp -f sources.list sources.list.bak # :> sources.list # apt-setup noprobe apt-setup の設定画面に。サーバは今回は ftp.jp.debian.org にしてみる。 使うキーは、 矢印キー : 項目の選択 Tab キー : 選択の終了 Enter キー : 確定 設定順に、 アクセス方法 (選択) : http → OK ソフトウェア non-free : Yes ソフトウェア contrib : Yes 国名 (選択) : Japan → OK ミラーサーバ (選択) : ftp.jp.debian.org → OK HTTP プロキシ : (空白のままで) → OK Testing apt sources ... (ミラーサーバと接続) 別のミラーサーバ : No セキュリティアップデート : Yes Testing apt sources ... 元の待ち受け画面に戻るので、sources.list の中身を確認。すでに update されてる ? ので、あとは upgrade を実行して、終了。 # cat sources.list # apt-get upgrade # su ユーザ名 password: $ cd (ホームディレクトリへ 戻る) *1:woody だけかも ...