Devid Horowitz との 討論 (3)

(Comments)

HNN - History News Network [original article]

Posted on April 17 - 24, 2006


Dot connections (#86834)
by Peter K. Clarke

[Horowitz の 本] は、ホラ話としては おもしろいが、支離滅裂だ。 そして、先の 返答には わずかだが 未解決の 事柄が 残っている。

1. Horowitz の デタラメな デマの 標的と なった LeVine や 他の 人たちは、なぜ 彼が これほど 「売れた」 (それは、なぜ 彼が 詐欺師としての 技能に 長けているのかに 注目するのと 同じでは 「ない」) のかを 調べたほうが いい。

2. 現在の レバノンの 学生たちが U.S.A. や フランスの 人間より 実際的で 経験豊かなのは、[彼らの 相対する 現実を 前にして] そうせずには いられなかったから では ないのか?

3. 「右翼」 に 対しての 「激しい 攻撃」 は 二重の 失策だ。 まず 第1 に [反論に] 本気で のめり込むのは [彼の 策略に] 飲み込まれるのを 防ぐ 方法ではない。

第2 に、「右翼」「左翼」 は、本来 知識人の 使う 言い回しでは ない。 これは、ジャーナリスティックな 怠けグセを 分析する 方法の 1つとして [使われるのを] 除けば、現在の 政治において ほとんど 説明する 価値は ない。 いわゆる 「右翼」 について、どんな 意味合いに おいても、正しいと いえるものは ない。 例えば 記録的な 予算の不足は 「財政的 保守主義」 では なく、不慣れな 軍隊が 不手際から 危険に 曝されるのは 国家の安全を 保守することでは ない。 そして、無作法や 傲慢や 無知を 装うことは 家族の 評価に [関係は] ない、等々。

Re: Dot connections (#86855)
by Lisa Kazmier

この [Clarke の コメント] は 大部分 適切な 指摘だが、「高速艇」 [のような 足の速い] 謀略に 対して、何が 効果的なのか という 疑問が 残る。 こうした 論旨が 繰り返される ことは、特に 恐ろしい。 それは 私に、文化という 言葉を 聞き取ったとき、私は 拳銃へと 手を のばす、という ヒットラーの 発言を 連想させる。

私の 回答は とても 簡単だ - こうした 情報通が 博士号を 取って 学内に 地位を 占めるまでは、彼らは 教室で 私が どのように 教育してるかを 問い質すことは できない。 彼らの 知識は 部分的で、その やり方は 荒っぽく、多分、国民の ダラけた 気分や 不精さを 示す ここそこから、なぜ 彼らが [情報を] 手に 入れるのか という その 理由は、普通の 大学生が net上に ある page に 立ち寄って、そこに 彼や 彼女の 名前を 張り付けることより、ずっと うす汚れている。

その 行きつく ところは、メディアや 大衆文化の、その最低の つまらない レベルに 留める、そんな やり方へと 流されていく。 そうは させないことが 必要だ。 しかし わからないのは、どんな 経路から、十分過ぎる 報酬を 与えて、彼のような 侮辱を 事と する 1人の 山師を 押し出そうと、こうした人間に、実際に 信任状まで 付け、[ラジオや テレビジョンに 出す、そんな] 放送に 十分な 時間を 与えようと してるのか、だが。

Re: Dot connections (#86880)
by Rob Willis

学者たちが 審査を 受けることに なった 証拠が 必要なら、あなた自身の 投稿を 再読するが いい。 あなたや その仲間は、「アカデミーの 自由」 の 背後に 隠れることを 選べない、生活を [営む] 成人層 全体の 上に 立つ、思い上がった 優越感の 伴う 傲慢さを、文字どおり 滴らせている。

学歴には、家人の 病気も あり、私は 博士号を もたないし、また それを 求めようと 望んでも いない。 しかし 本音を いえば、ここ以外の、実社会に いる とても 多くの 人たちは、あなたがたの 仕事を 任せるのに 十分 明晰だし、こんな 恥ずべき エリート臭を 発散させることも ない。

Horowitz が、彼の 選んだ 101人を 標的と したか どうか、私には わからないが、しかし、彼の 本への 反応から 判断すると、彼は かなり 効果的な パンチを くり出したように 見える。 事実 [を 指摘され] 傷ついた?

Re: Dot connections (#86907)
by Lisa Kazmier

少し あなたに 質問してみる。 あなたは 何らかの 分野で 修学中、それとも その専門職? もし あなたが、数年 かけて 成功に 導いた 何らかの 方法を、それを わずかしか 知らない 誰かが、あなたに 教えようと 試みたと したら、あなたは どう 感じるだろう。 私の母が、それまで なったことなど ない、背中の 痙攣についての 処置の 方法を、私に 教えようと したことを 思いだす。 彼女は 何について 話したら いいのかが わからなかった。 経験は ない [のだから]。

このことは、ある yahoo [の 調査員が] 歴史教育の 指針を 私に 教えようと したとき、私が どう 感じたか、というのと [同じだ]。 多分、この レポーターは、AHA (American Historical Association) 会議で Trib から たまたま 出てきた 私を [見かけ]、彼の しようとする ことが わかったと 「思い込んだ」 のだろう - 彼が いくつかの 単位で 歴史の クラスを 選択したか、そうでなければ、彼自身 それについての 知識が 豊富だと 考えた、という 理由で。 そう、われわれは われわれ 自らの 仕事場で、[論文を] 書くには 確実な 手順を 踏むことを 認知すること、意義のある 研究へと 導くようにする 何かを 理解すること (後の 点については、あの Michelle Malkin のように、多くの 人たちが 見落としている) を 教えている。 この Trib guy は、彼が わかってない ものについて、詮索することを 選んだのだ。 素直に いって、ここでは [他の 世界と] 何も 違ったものは ない。

あなたは、精神科医や 眼科医に、歩行が 可能である、あるいは 検視表を 読み取れる ことから、彼らに どう 彼らの 仕事を 進めるかを 教えようと いうのか? それは 疑わしい。 私が 少しだけ 通ったという 理由で、カイロプラクティスの 先生に、私を どう 整体するのかを 教えようと するだろうか? いいえ。 あなたは、私が 単に 他の 歴史家に 意見を 尋ねることに、傲慢さを 見出した。 いいだろう、実際 気には していない。 私は Horowitz のような 人たち (また、もし あなたが 彼の 擁護に こだわるようなら、あなたも) に 本物の 傲慢さを 見出す。 彼は、与えられた 分野で 彼らの 知識を 打ち立てるため、彼らの 生活全部を その仕事に 費した 人々を 酷評するための、ほんの わずかな 量の 仕事にさえ 少しの 時間も 全く 割かなかった。 Horowitz は、彼が 「不正」 だと 主張した 人々への 調査を 行うことで、わずらわされることさえ なかった。 それで、どうして 私が 彼の 要求を まじめに 考えないと いけないのか? 素直に いって、もし それが 私の ことだとして、名誉棄損で 訴えるだけの 理由が あったとしても、ここでは、はっきり しているのは、気に せず 無視しようと 考えるだろう。

あなたは、傲慢さに ついての くだらない話で、私を 脅すことは できない。 私の 正体を 突き止めようとか 考える 前に、自身、まず 鏡の中でも 覗いてみれば。 私は、ここ 10年 少し、大学院教育と 私の 研究 それに 授業の 職務を もっている。 そして、今だ まったくの 新入り 同然だ。 私は Garry Wills (大先生 です) や、あるいは 私の 顧問の John Gillis - 2人とも 今は 職を 退いているが - に クラスの 運営について 教えることなど できない。 それは ばかげている。 私は 彼らの 忠告を きっと 聞き入れるだろう。 だが しかし、信頼性も 費用も そして 信任状も もたない 誰かからの 「忠告」 は そうでは ない - どの 分野で 仕事を している 専門職であっても、何か 違ったことを している わけでは ない。

外から 見れば、学界は、彼らが 精通している その分野より、何か 他のことを している、そして 彼ら自身の 防御を [一番に] 押し進めて いるように、考えられている。 私は [その] どちらでも ない。

Re: Dot connections (#86915)
by William L Ramsey

Lisa、これは 私が HNN で 読んだ中でも、もっとも すばらしい 投稿の 1つだ。 あなたは、専門的技術、専門家としての 基準と 資格という 考えと、その普遍的な 行為とを 基礎づけることの できる 事柄を、内容のある 言葉で 説明している。それらは、一般の 納税者にとって、わかりやすく 理解可能だ。 そして、教育者は、あなたが この場で そうしたように、われわれ同胞、U.S.A. の 人たちに そのことを 努力して 伝えるよう 試みるべきだ。 あなたの ここでの 成功を、われわれが 国のレベルに 引き移すことが できた その時、「文化戦争」 は 終わることに なるだろう。

Re: Dot connections (#86924)
by Lisa Kazmier

あなたは 正しい。 それは わかりやすく 理解可能で ある 「べき」 だ。 多分 こうしたことが、誰も 行く時間が とれないにも かかわらず、[大学での] 資格と 雇用の ある要件として、なぜ 公衆に 向けて 公開する旨の 規定が あるかの [理由だろう] (考えると、私の 博士号の 審査は 「公開」 されていたし、普通、公立の 大学での 応募できる [公開] 講義も、また そうだ)。 [対象が] 人間か どうかに かかわりなく、[彼の] 要求は 人を 欺くものだ。 私が women's studies の 講義を とったのが 1988年であり、その 講義内容は 確実に (付け加えると、洞察の 深さにおいて、よりよく) 変化したにも かかわらず、Horowitz は、その背後に 数百年の 伝統を もたない [新興] 学部への 攻撃に 「喰らいつく」 のが 一番だと 思っている。

ここでの 他の やりとりで、ある 学界の人は、Horowitz に いくらか 信用を 与えることを 承認しているが [それは] この男が アカデミーの 一員であるという 理由による、1つの 政治的な 観点からだと、私は 推測している。 私は、彼が 実質以上に 形式と 政略とで 選ばれることに 気づき、ひどく なさけない。 非主流であること [自体] 困難が あるとしても、全体として、その分野が 守るべき 専門的な 価値が ある 場合に、人は 博士号を 授かると、私は 思っている。 同じく 私は、[自分の 研究に おいて] それが 支持されるに 十分 値すると 感じるのと 同等の 質を、持続して 追求したいと 思う。 私は、そうしたことより、ずっと 大きな アカデミーの 問題、そこから でてくる 政治 [的 動勢] に、無関心では いられない (ちょうど、学生に [論文の] 書き方の 知識と 同様、実際にも 研究を 行わせるように)。

Re: Dot connections (#86925)
by Lisa Kazmier

[Ramsey の] 讃辞には 感謝したい。 私は いつも、こうしたことを 考え、それに 注意を 向けようと 努めていた。


Re:Dot connections (#87150)
by Rob Willis

私の 望むもの、それは 幅広い 話題なので、私自身 はっきりと させられないことは、わかっている。 私は、ある 1つの 分野、特定の 研究を 攻撃してはいない。 正当な 学問と、歴史に 疎い 学生が [怒って] ドアから 飛び出すような [教授の] 身勝手さとの 間にある 一線を、私は 単に 知ってるにすぎない。 そのことは 3つの 大学院 [コースの] 教室で、私に 起こったことであり、多分 それは、もし 私が この件についての 検討を 選ぶとすれば、真っ先に 心に 浮かぶものだ。 私は、教室 [から 生み出される その] 成果の バランスについて 尋ねている。

LeVine は 自ら 認めるように、「社会正義」 を 求める 1人の 活動家である。 もし その意味するものが 何なのか、調べるのに 悩むのなら、それは 文化的マルクス主義の 純粋な 形式であることを 見出すだろう。 彼が そのことを 認めるか 否かに 関係なく。

Re: Dot connections (#87180)
by Lisa Kazumier

そう、ここに 人々を ありふれた 考え方 あるいは つくり話から 解き放つことの、1つの 理由が ある。 例えば、ヒットラーは 「狂人」 に すぎなかった、これが 全てだ、という 説明が ある。 そこには 確かに、ファシズムが どこから 現れたのか、あるいは なぜ 人々は それに 引き付けられ その弁明者と なったのか、ということが 説明されていない。 ここに 多分 あなたが 嫌うだろう 例が ある - 「ムスリムは われわれが 自由であるゆえに われわれを 嫌っている」 - [そこには] 手を 抜いた、と 単純に すぎる、という 両面が 数え上げられる。

今日の 学生は、モットーとして あるいは 情報操作に おいても、互いに よく知っている わけではない。私が [近いうちに] the Pittsburgh Steeler への 照会状を 使わないのであれば、私は いいかげんに、この [コメント欄の] どんなものも 何の 意味も なさない、と するつもりは ない。

Re: Dot connections (#87183)
by Lisa Kazmier

何が 「あなたと バランスを とる」 ことに なるのか? 「アウシュビッツの 生存」 での 討議で、それが Primo Levi が 作り上げた 話だと、あるいは ホロコーストは 正しい 考えだと いって、その時間の 半分を 費すことだと、私が 思うとでも? 私は、誰かが ここで 主張する 「バランス」 という 考え方から、学者に 対し、彼らが 読むことや 観察することから 結論を 引き出すのを 許さなくすることで、彼ら自身が その責任において 議論するという そうした 能力を 妨害している、という 感じを 受ける。 もし あなたが 「U.S.A. は 地上で 一番 偉大な 国家だ」 とでも いうような ことへの 応援を、われわれに 強要することが できないとしたら、なぐさめたり ナショナリズムの 学説を 検討させるより、むしろ 日付や 人名や 場所など 置き去りにして、われわれに 頭を 使わなくさせようと するだろう。 マッピラですね。 でなければ、こうした 学生たちに、フィンガーペイントや クレヨンの 使い方を 教えるほうが ましだ。

あなたの 父親 [であれば]、もし 誰かが 「文化的マルクス主義者」 という 社会的地位に あるなら、その者には 彼の 教育する 能力は 欠けている、と 断言するだろうと 思う。 私が 学生だった頃の 最高の 経験の 1つは、思いがけない 事情から、1ヵ月間 マルクス主義者である 英国人女性の 教授が 1つの クラスを 教えた時のこと、次にHarvard 出身の 本物の 保守主義者の 男性と 交替した時のことだ。 彼らに [共通する] 関心と スタイルとは 揃って、その教育に 「あった」 のであり、私たちが 読む 詩や 小説を つくることでは なかったのだ。 実際 [私たちの] 知能は 発達したし。

Re: Dot connections (#87188)
by Rob Willis

Lisa、あなたは まさに 私の ポイントを 指摘した。 それは、どこから 教育が 生じるのか という バランスに あるので、1つの 視点から 接近することに あるのではない。 私は、あなたが 単に 物語の 他の 一方を 与えて、あなたの 見解を 保留していることについて 尋ねているのでは ない。 これは、教育の 本質では ないのか?

Re: Dot connections (#87256)
by Lisa Kazmier

私が どのように、あなたの ポイントを 指摘したのか? あなたは、「バランス」 及び あなたの いう 「物語の 他の 一方」 が 何を 意味するのかを、正確に 説明していない。 在学生だったとき、私の 聞いた もっとも すばらしい 講義の 1つが、Michael Sherry 教授による U.S.A. の 歴史に おける ものだ。 それは、「全能の 偉大さ」 という 標題の、ベトナム戦争の 勝利なき 本質に ついての [講義だった]。

Horowitz のような 誰かにとって、これは 「公平」 でも 「バランス」 が とれても いない。 なぜなら、Sherry は Pentagon が いかに 勝つことが でき、勝つべきなのかに ついては [何も] 語っていない。 しかし、Sherry は、そうは ならないし、事が 進行することも ない、ということを 見事に 示した。 全ての ROTC (注) たちは、その日、彼を 1人の 歴史家だと 考えていた。 その 同一人物である Sherry が、特別、徹底的な 再建案についての 講義を したのだ。 彼は 突如 発狂した。 なぜなら、彼らは [この戦争に 関して] いくらか 知っていると 考えていたのだから。 そう、これこそが 彼らの 思い込みだった。 そして、Horowitz や 他の [連中が]、ここでは 思想警察に なってよいという 考えを 用いていることが、そうした 思い込みと 同じものだと、 私は 考える。 このように [事実は] 単純である。

(注) ROTC = the Reserve Officer's Training Corps
U.S.A. の 大学内に 設けられた 士官養成システム。 アジアでは フィリピンと 大韓民国とに 支部が あり、台湾や インドネシア等、他の国でも 軍部に その出身者が 多く いる。


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