「倫理と進歩」


まずは引用からはじめよう。

以上は支配階級の倫理に対するマルクス主義の立場であるが、もうひとつこの本には大事な指摘がある。あまり注意されることがないけれど ...

たしかにこういう輩 - サーバント(召使い)といえば嫌がるのなら、サブジェクト(臣民)といってあげてもいいけど - は、あちこちにいそうだ。

(著者 ハワード セルサム 訳者 楠悦郎 発行 新日本出版社 1972年刊)


2003年 10-11月

読書日誌