―――『第2回 KYOキャラ人気投票』の予想

KYO14巻にて「壮大なプロジェクトと合わせて人気投票結果発表を行う」―――とKYOの編集者らしきH氏が言ってました。
「壮大なプロジェクト」が『KYOアニメ化』であることは間違いないので――人気投票結果発表も間もなくあるということです。

で、来週のKYOは、センターカラーだそうじゃありませんか!
これはきっと、人気投票結果発表があるに違いない!
・・・ということで、今週のマガジン感想の代わりに、『KYOキャラ人気投票結果予想』をさせていただきます。

 

 

●まずは参考として第一回人気投票の結果を見てみましょう

1、鬼目の狂
2、真田幸村
3、壬生京四郎
4、紅虎
5、椎名ゆや
6、アキラ
7、出雲阿国
8、真尋
9、シンダラ
10、クビラ







・・・・この投票が行われた時期は、具体的にはわからないですが
   KYO6巻後半の話の頃。第49話が、しめきりだったようです。

人気投票というものは、投票期間よりも少し前(もしくは投票期間中)にマガジンで読んだKYOの話にすごく影響を受けます。
(何故コミックでなくマガジンかって?人気投票募集はマガジンで行われるので、投票者は基本的にマガジン読者なんですよね)
たとえば、クビラなんかは、投票期間前に狂と戦っていますし、アキラもその頃に活躍しています。

―――ということは、第二回人気投票の結果も 投票募集期間より少し前(投票期間中)に活躍していたキャラが有利です。

第二回投票の行われた時期は・・・・
2001年6月中。その頃マガジンでは狂と辰伶が戦っていました。(KYO12巻の頭)

―――つまり、樹海編後半〜壬生編の最初 の『キャラの動き』がランクに影響することです。(あと番外編も入りましたね)


 

●樹海編後半〜壬生編の最初までにおいて、キャラランクに影響を及ぼす動きのあったキャラ。

樹海編後半〜壬生編の最初までに、目立った変化のあったキャラを上げてみました。

 

■壬生京四郎―『ボケたキャラ』から『シリアスなキャラ』へと一変。実は狂より強かった。ゆやの兄を殺したらしい事が発覚。

■御方――――御方の正体は織田信長だった。顔美形。しかし読者のウケは、あまりよくないもよう。

■サスケ―――この期間中、かなり活躍している。最初は怖い印象だったが、実は照れ屋だったり、幸村に弱い等・・・いろんな顔を見せ出した。

■出雲阿国――実は十二神将だった。狂への思いで苦悩する彼女。狂をかばって信長に刺される等で、ヒロインの欠場をフォロー。

■真田幸村――「狂達の事より、自分の利益の事を最優先させる」と公言。評判悪化。番外編はかえって人気を下げる話となったと思う。


■梵天丸―――登場時のインパクトの強さで彼に勝てるヤツはいないだろう。彼がいると話に勢いがつく。壬生編の頭に初登場。

■村正――――自称病弱。初登場時はちっとも病人に見えなかった。KYOキャラ1番の長生きサンで、物静かで、一言一言に歳月の重みを感じる。

■辰伶――――ナマウデ。美形。若い。熱血。萌え。人気要素がそろっている。今後絶対に人気が出る・・・狂のライバル?壬生編で初登場。

 

 

●『上条明峰ふぁん』さんの人気投票より

KYOの大きなサイトで2001年上半期に行われた人気投票結果です。
ちょうどマガジンでKYOの人気投票があった時期の結果なので、ランキング予想に使わせていただきました。

1、鬼目の狂
2、真田幸村
3、猿飛佐助(サスケ)
4、アキラ
5、椎名ゆや
6、紅虎
7、壬生京四郎
8、シンダラ
9、バサラ
10、白鴉
11、織田信長






・・・・上位メンバーは、変わらず上位にいるようです。
   注目すべきは3位のサスケ。前回26位から大幅な順位アップをしました。
   (前回の投票があった頃は、出てきてすぐだったからなぁ・・)
   織田信長は前回14位『あの御方』から11位へアップ。

 

 

●以上より――私的『第二回KYO人気投票結果』予想。

できる限り客観的に考えて作った、私的人気投票結果予想ランキングです

1、鬼目の狂 やはり主人公は強い。ファンも多い。
大量の組織量(講談社からの?)に支えられ、1位の座を死守。
2、猿飛佐助(サスケ) 人気投票実施前によく活躍していたので2位と予想。
主を庇って怪我したり、旧サスケ(シンダラ)の事で悩んだりと、見せ場も多い。
彼を嫌うKYO読者は非常に少ないと思う。うまくいけば1位かも。
3、真田幸村 投票時、あまり見せ場が無かったので3位に予想。「自分の利益の為、狂と行動している」発言、弱くなった点、キャラがぼやけてきた点などもマイナス。
「彼に票を入れた」という話もあまり聞かなかった。でも私は彼が好き(ここで言わなくても・・・)
4、壬生京四郎 樹海編での活躍と、キャラのイメチェンにより、新たなファンが増えた事、主人公なので講談社からのヨイショがある事を見込んで4位。
これより順位が下がる可能性大、上がる事はないと思う。天然でなく、シリアス彼がどう評価されたのか――今回の投票結果で明らかになるだろう。
5、紅虎 樹海編、それ以降も、いろいろと活躍をして、見せ場も多かったが、上位の壁はあつい。
4位となる事は大いにありうるが、ベスト3入りは困難だろう。
6、アキラ 樹海編にて腹黒度と変態度を大幅にアップ。が、人気は揺るがない。
(むしろ上昇)活躍の場も多く、信長に負けない強さも見せつけた。彼も紅虎と同じく最高で4位かな
7.椎名ゆや 女性キャラはなかなか上位に食い込めない。
しばらく戦闘が続き、見せ場もあまりなかったのでこの順位。もう少し彼女らしい活躍の場も作って欲しい。
8、出雲阿国 樹海編では、ある意味ゆや以上に活躍した彼女。
死んでいたら、もっと人気が上がったかもしれないね。
9、シンダラ 樹海編の途中で何故か口調の変わった彼。美形、紳士的・・・とモテる要素が多い。
「番外編」も彼の人気を上げただろう。服の趣味が良ければ、もっと人気が出るだろう。
10、織田信長 美形、ボス、強い・・・と要素はそろっているが、何故か読者のウケは良くない。狂達はおろか、アキラにも勝てない点もマイナス。
強いけど、見せ場が無いんだよね。技も、もう少しカッコイイのにして欲しい。


・・・どうでしょう?サスケが2位という点で首をかしげる方が多いと思います。
ん〜無理でしょうかね?でも、幸村より人気あると思うんですけど。

『誰と誰を比べた時、どっちが人気あると思う?』という考え方で、ランキングを作ってみました―――もちろん予想なので外れます。(ダメじゃん)
『私のカンはあたらない』というジンクスもあるので、やっぱり外れます。
でも、せっかく予想したので、こうして載せてみました。皆さんはどう予想されましたかね?

 

 

―――おまけの語り

最後に、ランキング予想のついでに色々と考えたことも載せてみました。気が向いたらお読みください。

 

●次回のランキングに影響を及ぼすだろうキャラ

■梵天丸――元四聖天。めちゃ強い。「父親、兄弟のためにも天下を取る」と宣言する彼の表情が素敵。情にもろく紳士的。
         仲間に気を使ったりアドバイスしたり、笑いも取れたりと、万能なキャラだが、この辺の特徴は人気投票以後に現れるので、今回は上位ランクは おあずけ。
         今後人気が上昇する事は間違いない。(上条先生も好きなキャラ)何故かチビッコに喧嘩を売られやすい(サスケ&ホタル&アキラ&時人/笑)

■村正―――彼の見せ場も、人気投票後だった。今回の投票のあった頃は、顔見せ程度にしか出ていなかったので上位入りは困難。
         今人気投票すれば、きっと上位に入れるだろう。毛が伸びた事はプラスとなったろうか?

■辰伶―――『最優秀新人賞』候補その1。敵にするにはもったいない美男子。あれはKYO女性読者が、ほおっておかない。
         KYOのストーリーにおいても、人気においても、狂を脅かす存在。すでにKYO初キスシーン(しかもヒロインと)まで奪っている。

■ほたる――『最優秀新人賞』候補その2。人気投票時は名前すら出てこなかった彼。13巻以降のKYOを見てもらえば分かるが、現在大活躍中。
        初登場以来、既に表紙を2度、背表紙1度、とびら絵1度と・・・主人公並みにカラーを占領している。今後、ますます人気もカラーも増えるだろう。
        この調子なら、次の人気投票で3位以内に入れるのでは?

■アキラ――実際の出番、見せ場は少ないが、少ない見せ場で最大に自分を見せている彼。
        四聖天の回想では、今とは別人のようにキラキラと輝いている彼が見れる。今の彼とのギャップが、より強いインパクトとなる。
        あのアイドルのごとく輝く姿に魅せられるファンは多いだろう。最近は狂と行動を供にする事で、元気百倍アンパンマン状態。(狂がいなくて力がでなーい〜)

■その他の壬生一族
―――――今年のKYOは上の五曜星をはじめとする、壬生一族一色となりそう。壬生出身者は皆、個性派ぞろい。
        チンメイ、太白も人気は高く、時人の今後の活躍も期待される。美形が多いのが特徴。
        『美形=強い』の法則に法って、品種改良を重ねた壬生の努力は大きく実ったわけである(違)

 

 

●次回のランキングで危ういだろうキャラ

■真田幸村
―――若くてぴちぴち(死語)な↑の新入りキャラを前に、ランクダウンは必死。
    最近ちっとも活躍していない&腹の内が見えない&裏切り者(?)・・・と、負ける要素が盛りだくさん。世代交代の時期なのだろうか。
    一応、上条先生の年賀状では「幸村:今年は僕たちが大活躍するよ」と言っていたらしいが、今のところ出番は、ほぼ無し。
    後半の追い上げに期待・・・・。(私が好きになるキャラは、たいてい裏切り者になる&よく死ぬ)

■壬生京四郎
―――すでに忘れ去られつつある、アホ毛。出番なし、悲しいくらい出番無し。出てくる予兆すら無し。今の狂の体が、京四郎のモノだってことも忘れられがち。
    (辰伶:なぜ・・・キサマの背中に・・・聖なる“紅十字”が浮かび上がるんだ――!!/答え:京四郎の体だからです《12巻94話より》)
    最近、あまりにも扱いが酷いので、京四郎の事を応援しています。がんばれ!

■織田信長
―――存在、忘れていたでしょ?樹海編のラスボス、おそらくKYOのラスボスな彼は、壬生編に入ってから音沙汰無し。
    五曜星やら四聖天やらの登場で、彼の事など忘されているようだ・・・名前を聞くと、「あ〜そんなのも居たな」程度の言葉が返ってくる。
    こんなに影の薄いボスが居ただろうか?まぁ、頑張って!

 

次回の人気投票では、五曜星&四聖天が上位を総なめしそうな勢いですね(笑)
狂さん達、主人公サイドの方々は、今の順位を守れるでしょうか
――――以上、『第2回人気投票予想』でした。最後まで読んでくださってありがとうございました。(謝)