課題名 : 郊外の閑静な住宅宅地に建つ二世帯住宅
設計条件
・敷地について
@敷地面積 24.00×24.00-1/2(3.00×3.00)=571.50u(172.9坪)
A角地(3×3 角切有り)、平坦地
B前面道路 北側道路・・・6m両側に道路 側溝w=30pを含む
西側道路・・・11m両側に 歩道w=2m含む
C東側に小高い丘(緑地)があり散策路沿いに頂に至ると四阿があります
南側にこの地区の小公園があります
D敷地は平坦ですが西側道路は南に傾斜(下がっている)しています。
・建物の構造規模について
@木造二階建(一部混構造も可)
A屋根は勾配屋根とし軒を出すこと
B延べ床面積330.00u(100.00坪)
・家族構成
@三世代(7名)
夫妻+子供3名+父母(夫妻の両親)
(年代構成は各自設定して下さい)
Aペット同居
・必要諸室
@メインリビング(家族全員が集える広さ)
Aメインダイニング(家族全員が集える広さ)
Bその他必要と思われる諸室を各自設定
C駐車台数2〜3台
提出図面
@配置図及び各階平面図 1/100
A設計主旨を記入
B面積表
C立面図 4面 1/100
D断面図 2面 1/100
E模型 1/100
用紙・・・A2ケント紙、鉛筆仕上げ
模型は材質自由
提出期限
授業13回のうちに仕上げる
しかし第2回目、第7回目はワンディスタディ
第13回目は設計主旨説明、講評となる →10回で仕上げる
*****ワタクシの設計結果*****
これは短大2年の時の課題でした。が、先生が怖かった・・・
実際後で仲良くなった後ではええ先生だったのですが、
製図室でゴハンを食べるの禁止令が出たときは切なかったです。
結局最終的に食べてましたが。先生は呆れていました。
私が書いた設計主旨をそのまま写します。
『3世帯で住むことの一番の問題点は、生活習慣の違いによるライフスタイルの相違がもたらす
ストレスであると思います。いかにそれを改善するか考えました。
その結果、2階に親世帯を配置することにより、防音・日当たりの良さなど、長時間家に居る者に
配慮することが出来ました。ただ体が不自由になったときの為にホームエレベーターを設置しました。
外観は角度を付けることにより、庭との一体感をもたせ、変化がある外観にしました。』
・・・・・・前半イイ事言ってるね〜(笑)
しかし、先生は周りの環境を含めて外構を仕上げて欲しかったらしい。・・そんな時間ないっちゅーねん。
模型だけでは判りにくいですが、北入りで玄関が2つあります。
駐車場は少し掘ってあります。模型つくるの大変でした。
南側は1階のリビングを通じてサンルームがあり、吹き抜けになってます。(2階はリビング)
1階のサンルームとリビングを挟む窓を開けると家族全体を繋ぐ空間になり、
窓を閉めれば親世帯、子世帯を完全に分離することが出来ます。
小高い丘が東側にあったので、私は見られたくない!と思い、東側窓をあまりつけませんでした。
先生的にこれはビックリだったそうです。私だけでなく、他の生徒もこういう考え方をした人が
多かったからです。
「最近のコは考え方が変わったな〜」と呟いていたのを覚えています。
模型材料もケチりました。まず植栽のレンガ、折り紙を貼りました。
屋根も以前模型をつくったときに余った紙を貼りました。(ちなみに前の課題は赤い屋根です。)
もちろんスチレンボードも見えないところは学校においてあった余りを使わして頂きました。
そして生垣、家庭用スポンジに絵の具を塗りました。
ケチケチ模型です。道路の灰色の紙も友達から貰いました。その節はありがとうでした。m(__)m
今設計したらどんなん出来てたんやろうかね〜
きっとスポンジに色塗ることはないやろね。