[Back to TOP] |
なんとなく企画 はじめてのれいあうと |
|
Last Update:02/10/30 |
|
飯田線大嵐駅Nゲージレイアウトセクション。
学部時代の鉄研で作ったものですが、昔撮った写真の整理をしていて、その製作中の写真が一部見つかりましたので公開します。
ですが、今回発見された写真は初期製作時のものではありません。
実はこのセクション、初期は現地取材が不十分であった為、駅の後ろの部分は一面の草地として製作されていました。ですが、その後の取材により、その部分には砂防ダム及び水路が存在することが判明し、それに合わせて修正を行ったのです。今回見つかった写真はその修整の際のものです。
三脚などを使ってちゃんと撮影したものではない為、少々見にくい写真ではありますが、一応の作業過程はわかるかと思います。
なお、写真をクリックしますと大きめの写真を見ることが出来ます。
|
|
01. |
砂防ダム及び水路部分のパーツ。 大体の地形をベニヤ板及びスチレンボードで製作します。石垣はGreenMax製、水路の底の石は線路用バラスト(Tomy製)を使用。コンクリ部分のベース塗装としてスエード調スプレーを吹いてあります。
|
|
|
02. |
「01」のパーツをセクションに固定した様子。
元々のベースを一部切り欠き、その部分に固定してあります。木工用ボンドを使用。この修正に伴って、元々あった地面の一部を剥がしたので、「地肌」であるスチレンボード製の地形が出ていることが分かります。 なお、写真左の白く見える部分はこの水路から続くトンネルの出口。この部分も取材を元に修正を行っています。
|
|
|
03. |
写真ではストロボの光で光ってしまい分かりにくいですが、地形部分にティッシュペーパを貼り付けた様子。
よく初心者用のレイアウトの作り方等を見ると木工用ボンドの水溶液にティッシュをつけ、それを地面に貼る、というように書かれています。ですが、実はその手順は意外と難しく、紙が破れてしまったり、皺が寄ってしまったりしてしまいます。そこでここでは次の様な方法を取っています。
まず地面にティッシュをそのまま置きます。そして、ボンドの水溶液を指につけ、トントンと叩く様にして地面に馴染ませるのです。こうすれば比較的綺麗にティッシュを貼る事が出来ます。綺麗に貼れ過ぎる、と心配される方もおられるかもしれませんが、乾燥すると意外といい感じに皺が寄りますので心配御無用。
|
|
|
04. |
乾燥後、余分なティッシュを切って地面を塗装します。 塗装にはポスターカラーや水彩絵具などを使っています。主にダークブラウン系統の色で塗り、アクセントでグレー系統の色を塗ります。 なお、道の部分は現実には地肌が出ているわけですから明るいグレーメインで塗っておきます。
|
|
|
05. |
この後、地面上に細かい毛(東急ハンズで購入)で下草を表現。適宜パウダーやフォーリッジクラスターなどで仕上げを行って完成となります。
|
(完成写真はまたその内…)
|
|
|
|
内容についてのご意見、ご質問などはメールあるいは掲示板でお願いします。
|
|
[Back to TOP]
|