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勝利者達の挽歌 =「機動武闘伝Gガンダム」名セリフ集=
賛否両論様々に評価されるアニメ「機動武闘伝Gガンダム」。
ですが、観ていてワクワクする面白さ、それはやはり本物だと思います。
その「Gガンダム」では主人公ドモン・カッシュとその仲間達、さらには師匠の東方不敗などが様々な印象的なセリフを残しています。
ここでは「Gガンダム」全編の中に散りばめられた名セリフの数々を集めてみました。

実は単純に自分が日常生活で使う上で(笑)検索するのが面倒だから作ったのですが...。

今後少しずつUPしていきたいと思います。

Last Update:06/08/21

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各話数をクリックするとそれぞれの話の項まで飛びます。

第1話「Gファイト開始!地球に落ちたガンダム」
開幕の第1話。世界観の説明や物語の雰囲気が語られます。得てしてこうした「説明」に終始してしまって1話というのは凡庸な出来になってしまいがちなのですが、この1話はそういう点では問題なし。ガンガン勢いで持っていっています。ですがまだ微妙に従来のガンダムシリーズに対する遠慮が見え隠れしている様な気はしますが...。
セリフという点ではさすがに第1話だけあって印象的なセリフが多いです。従来のいわゆる「ガンダム」観をぶち壊しにかかっている、とでも言いますか...。
Aパート
「鳴りやがったッ!鳴りやがったぜ!!待ちに待ったガンダムファイトのゴングがよぉ!!」
ミケロ・チャリオット
いってますいっちゃってます。キレた演技はなかなかのもの。
なにはともあれGガンダムここに開幕。
「言えッ!!お前たちの仲間にこの男はいないか?」
ドモン・カッシュ
主人公(らしき人)の初の台詞にして序盤数話のドモンの定番の台詞。
愛想もへったくれもありません。まったくひどい男です。
「……強いからだ。」
ドモン・カッシュ
ガンダム・ファイトというものの表面上の意味、本質を言い当てた一言。
ですが、決してそれだけではないということをドモンはこの物語を通して知っていくわけです。この頃のドモンはそのことをまだ知らない。
Bパート
「関係ない。俺はただ奴と戦うだけだ。」
ドモン・カッシュ
ミケロにさらわれた少女ソフィアを助けて欲しいとマルコ、ボローに懇願されたドモンが返した台詞。
先の台詞もそうですが、序盤のドモンはとにかく無愛想でニヒルな感じが強いです。ですが、この後でちゃんと助けてしまうという辺りにドモンの不器用な優しさが出ているのではないかと思います。そして、その辺をちゃんとレインやシュバルツに読まれているというのがドモンの可愛いところ。
「あの紋章……ッ!?あいつがコロニー格闘技の覇者 King of Heart ドモン・カッシュ!!」
アンドレ
ドモンって奴が、なんだかよくわからんですがすごい自信だ奴らしい、ということが分かる一言。タダの変人じゃないんですね。
「出ろ〜〜〜ッ!!シャイニング・ガンダ〜〜〜〜〜〜〜ムッ!!」
ドモン・カッシュ
究極の汎用性(?)を誇る名セリフ。
さぁ、君も明日からこれでガンダムタクシーを呼ぼう(笑)。
注) ドモン役の声優 関智一さんたちがGガン収録当時に打ち上げで酔っ払った時に指を鳴らして「ガンダ〜〜ムッ!!」と叫んでタクシーを呼び止めようとされたらしいです。
「だが,これ以上この地球を...俺たちの生まれた町を馬鹿にされたてまるか〜〜!!」
ベルチーノ警部
未だ地球に住むもの達の「意地」。
Gガンダム世界での地球とコロニーの関係がよく分かる一言。
「貴様が銀色の足ならばッ!!俺は黄金の指ッ!」
ドモン・カッシュ
……緑色じゃないのね(笑)。
と、それはさておいて、この辺の攻撃と台詞の応酬、テンポも勢いもあってすごいカッコいいです。
「まだだッ!!お前には聞きたいことがある!!この男を知っているか?」
ドモン・カッシュ
またやってますこの人は…。むしろここではミケロのほうが常識人、というか普通の人。ドモンは到底主人公どころか人間としてダメですね(:-P
「し、しらねーよ。ぐおッ!!しらね〜〜!しらね〜〜〜!そんなやつはしらね〜〜〜!しらね〜〜!!」
ミケロ・チャリオット
可哀想に...。あまりのショックに白髪になっていくミケロ。ここまでいくとあまりにも哀れです。
「命を拾ったな…、ミケロ・チャリオット。」
ドモン・カッシュ
ひどいことしまくっていてあんた最後にそれですか…。
確かにミケロは悪いヤツとして描かれてはいますが、1話のドモンはこととんまでヒドイヤツですな。
「大丈夫!あの人の行き先は一つ…、地球の上よ。」
レイン・ミカムラ
「地球がリングだ!」の別バージョン(笑)。
やはりこれもGガンダムの世界観を上手く言い当てている一言だと思います。それとドモンとレインの関係も。
「ガンダム・ファイター ドモン・カッシュ!約束したピザだ。」
ベルチーノ警部
やっぱりカッコいいです、渋いですこの人。
正直1話だけの登場では勿体無いとですね。あとの方でちょい役でもいいから出て欲しかったところ。例えばミケロの謎の復活と絡めるとか。
「ガンダム・ファイトの夜明けか…。また嫌な一年が始まりやがった…。」
ベルチーノ警部
Gガンダム全編中でも屈指の名セリフ。ガンダム・ファイトの背景、地球の人々の思いといった「Gガンダムの世界観」がこの一言に凝縮されていると言っても過言ではないと思います。これと対になるのが最終話のカラトとカッシュ博士の会話ですね。やはりドラマを締めるのは「普通の人」の言葉です。

第45話「さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す」
我らが師匠、東方不敗マスターアジアのお亡くなりになられる回。ドモンVS師匠の正真正銘のラスト・ファイト。激しくも哀しいファイトに涙なしには観られません。今川総監督自身がコンテを描き終わった際に「機動武闘伝Gガンダム 完!」と書いてしまったというのは有名なエピソード。
この様に「熱さ」では一つの最大のクライマックスとも言えるこの回、当然印象的なセリフも多々あります。ただ,どちらかというと印象的な「シーン」なので日常生活への応用はあまり出来ませんが(^^;
Bパート
東方不敗「美しいな…」
ドモン「はい!美しゅうございます!!」
東方不敗「ならば….流派ッ!!東方不敗は王者の風よッ!!」
ドモン「全新系列!!」
東方不敗「天破侠乱!!」
東方不敗&ドモン「見よッ!!東方は赤く燃えているッ!!」
ドモン「!?……師匠!?師匠?しぃぃぃ〜〜〜〜〜しょぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」

東方不敗&ドモン・カッシュ
コメント不要。黙って泣け。 別れのシチュエーションなどで適宜ご利用ください。

第49話(最終話)「Gガンダム大勝利!希望の未来へレディー・ゴーッ!!」
良い意味でファンの期待を裏切りまくってきた「Gガンダム」その最終回。またここでやってくれました。「拳と拳で分かり合う」というような男むさい連中達(一部除く)の青春ドラマの終焉にまさかこっぱずかしい「告白」なんて物が待っていようとはッ!!しかも劇中でウルベも指摘していますが、「白馬に乗った王子様が捕らわれのお姫様を助け出す」という典型的なおとぎ話状態ですし…。最後の「石破ラブラブ天驚拳」と King of Heart のおっさんには度肝を抜かれました。
と、いううれしはずかしの最終回ですので、名セリフもどちらかというと「熱い」ものよりも「恥ずかしい」ものの方が多いです。特にアレンビーの恋愛相談室(誤)とか、ね...。
Bパート
「女の子の心を開く魔法の呪文を教えてあげる。それは「好き」の一言。」
アレンビー・ビアズリー
突然恥ずかしい演出で恥ずかしい格好で現れて更に恥ずかしいことを言い出すアレンビー。初めて観たときには何が始まったのかと思いましたよ(笑)。
「でないと私…、ドモン以外の人、好きになれないよ…。」
アレンビー・ビアズリー
女の子の告白としては、私の知り得る中で最強。こんなこと言われたらこっちの娘に転びます。
# つか、私はもとよりアレンビー派(爆)。
「俺は……俺は…お前が…,お前が好きだぁぁぁぁぁぁッ!!
お前が欲しぃぃぃぃぃぃ〜〜〜ッ!!レイィィィィィ〜〜〜ンッ!!」

ドモン・カッシュ
全宇宙に響き渡る人類史上最大の大告白。
ドモンが自分のこの気持ちを素直に言えるように、叫べるようになるまでに49話かかったんです。ドモンの成長の物語として見てもやはりGガンダムというのは名作だと思います。
「二人のこの手が真っ赤に燃えるッ!!幸せ掴めと轟き叫ぶッ!!
ばぁぁぁ〜〜〜くねつぅッ!!ゴッドフィンガァァ〜〜〜ッ!!
石破ッ!!ラァァ〜〜〜ブラブッ!!てぇぇ〜〜〜んきょぉぉ〜〜〜けぇぇ〜〜〜〜んッ!!」

ドモン・カッシュ&レイン・ミカムラ
TVの前の視聴者が果たして何人仰け反ったでしょうか?(笑)
私はこれの先にも後にもここまでの破壊力を持った技を知りません。ですが、ここまでのものも許されてしまう、ここがGガンダムの凄さじゃないかな、と思います。




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