大和川水系の水質調査
自由研究のコーナー
アンモニア
 アンモニアは水中生物にとって極めて有害な物質です。水中に溶けているアンモニアが水中生物の体内に取り込まれると、アンモニア中毒と呼ばれる機能不全を起こし、やがて呼吸が出来なくなり死んでしまいます。したがって、水中のアンモニア濃度を測ることで水生生物が生息できるかどうかを知ることが出来ます。アンモニア濃度が高いと排水等が流入しているため汚れていると判断できます。
アンモニア濃度はパックテストで簡単に調べることが出来ます。

 1.チューブ先端のラインを引き抜きます。
      

2.穴を上にして指でチューブの下半分を強くつまみ、中の空気を追い出します。
      

3.そのままの状態で穴を検水の中にいれ、つまんだ指を緩め、半分くらいまで検水を吸い込ませます。
      

4.すぐに10回ほど振り混ぜて5分待ち、標準変色表と比較します。

         

   5分後にポリチューブ内の水の色を標準職と比べ、一番近い色の値が検水の測定値になります。



<参考資料>
共立パックテスト使用法 共立理化学研究所
浄水器はナノテクノロジーの逆浸透膜浄水器! 株式会社クリスタル・イーオン
5分
大和川水系の水質調査