橘寺
参考資料:日本の歴史、明日香村観光マップ
起源と歴史
聖徳太子誕生の地に建ち、太子建立七大寺の1つとされる橘寺は、太子が父用明天皇の別宮を寺に改めたものとされる。
発掘調査の結果、当初の建物は、四天王寺式伽藍配置の壮大なものだったことがわかっている。
皇族・貴族の庇護を受けて栄えたが、鎌倉期以降は徐々に衰えている。
伽藍
現在残る建物は近世以降の再建。五重塔の跡の塔心礎(心柱の礎石)がわずかに往時をしのばせる。
文化財
木造伝・日羅立像 (重文)
木造聖徳太子坐像 (重文)
木造如意輪観音坐像(重文)
木造地蔵菩薩立像 (重文)
左・下:橘寺
左下:菊の御紋
左中下・右中下:
二面石