初瀬川
参考資料:奈良県大和川水系ダム建設事務所 初瀬ダム管理所前の看板
ダ ム |
貯水池 |
河川名 |
一級河川大和川水系大和川 |
集水面積 |
24.2 平方km |
位 置 |
左岸:桜井市初瀬 |
湛水面積 |
0.21平方km |
右岸:桜井市初瀬 |
サーチャージ水位 |
235.0m |
地 質 |
粗粒花崗岩 |
常時満水位 |
221.6m |
形 式 |
重力式コンクリートダム |
最低水位 |
209.7m |
堤 高 |
55.0m |
総貯水容量 |
4,390,000立方m |
堤体長 |
212.5m |
有効貯水容量 |
3,740,000立方m |
堤体積 |
165,000立方m |
洪水調節容量 |
2,390,000立方m |
非越流部標高 |
238.0m |
維持用水容量 |
1,270,000立方m |
計画高水流量 |
300立方m/s |
上水道用水容量 |
80,000立方m |
計画放流量 |
80立方m/s |
堆砂容量 |
650,000立方m |
洪水調節流量 |
220立方m/s |
計画洪水位 |
237.0m |
初瀬川(大和川上流)に初瀬ダムという小規模なダムがある。初瀬ダムの放水口は上部に1箇所のみで、全開時の放水量はそれほど多いものとは考えられないほどの規模である。このダムには堆積した砂を放出するための放出口(ダムによってはダムの底辺部分に近い所に設けられている)が無いため、砂利等はダムに堆積していく一方である。その意味では、非常に堆砂率の高いダムといえる。
堆積していく土砂を取り除かなければ、おそらく、数十年でダムは砂に埋もれてしまうと予想される。
初瀬ダムは大和川の洪水調節、河川維持用水の補給、および上水道用水の供給を目的とした多目的ダムである。
奈良県桜井市は上水道水の水源として、初瀬ダムにおいて8万立方mの容量を確保し、日量2,500立方m取水が可能となる。