年内最終章?

2005年12月11日


今回も天川である。

暫く忙しくて釣りが出来ない毎日が続きイライラしていたのだが、

年内最後の釣行で良い思いをしようと目論見天川まで出動する事にした。

寒い毎日が続いているし、天川では相当雪が降ったと言う情報をネット仲間より仕入れて

いたので凍結を恐れ今回は10時現地到着。

手続きと川の情報を漁協で仕入れて早速準備開始!

ネット仲間及び漁協からの情報では、相当渋い毎日がここ何日か続いていると言うことだが

どんなもんかと不安ながらに準備を済ませて入渓、まずは川の状況を視察。

水は平水より幾らか少ないが問題はなし、水質はとてもクリア、水温は4℃(ちびて〜)

 

  (大分解けてましたが、山にはまだ雪が・・)  (非常に透明度の高い水で、ハイプレッシャ〜な訳で)


水質に曇りが一切無いので、慎重に水際に接近。

魚達の様子を恐る恐る眺めて見ると・・・・殆どが深いポジションで動きが少ない。

水温が低くて彼らがこのポジションにいる時に余り良い思いをした事の無い私である(不安・・)

『 これは厳しそうやな〜、嫌な予感 』

とか思いつつも、この季節であるのだから当然の結果であると開き直り、キャストを始めるが

早速不安が的中! ミノーに対する反応は皆目無し! そこでスプーンで深場を攻めると、

非常に浅いのだが当りが幾つかある。  


 しかしフッキングしない!!


しかも、直ぐに見切られてしまう!!


トンネル下から始めたのだが、喰いがあまいのでポイントチェンジを繰り返すが、あるのは

微かな当りだけ・・・ガツンっといった当りが中々来ない・・・

そんなこんなでルアーチェンジを何度か繰り返しながら右上の画像のポイントに来て金スプーン

にチェンジした途端本日初のフッキング!!

見るとサイズはまぁまぁ! 『 いいぞ〜 』

とか言いながら、さっきまでの渋々な状況をすっかり忘れて喜ぶ私ではあるのだが

サイズの割りに全然暴れることなく簡単にランディング・・・拍子抜けした私ではあったのが

上げて見てサイズを見てみると、40cmちょっと。 自慢に成る程のサイズでは無いにしても

もうちょっと暴れてくれないと面白く無いのである。


 

 (本日第1号は、元気の無いニジマスちゃんでした)    (ボケてますが・・ニジマスちゃんの顔アップ)


その後直ぐに同じポイントで同じ様なサイズを1匹。またもや金スプーン。


 

           (本日第2号)               (今回魚の画像激少の為、別アングルも・・)

この後このポイントでは後追いも、からっきし無くなり別のポイントに移動。

ここからが激渋の激渋、微かな当りとバラシの連続の悲劇のまま2時間ほどが経ち風が強くなり始め

雪が降り始める(寒い〜〜〜〜)

何度か車に戻り体を温め暖めして、再度挑戦の繰り返しの中やっと3匹目をスピナーでゲット!


(やっと塩焼きサイズが釣れました)

3匹目は、いつもは良く釣れる30cm前後のサイズ、今日は何故かこのサイズが中々釣れない。

ポイントごとにこのサイズは結構見えているのだが、反応しないヤツばかり

前回の爆釣が嘘の様である。

しかし天川の冬はやはり凄まじい! 雪が横殴りに吹き付けると釣りどころではなくなる。

釣行を開始してもう直ぐ4時間程となった頃、前回絶好調でであったポイントに移動

このポイントで本日は終了する事にした。(寒くて溜まらんのよ)

しかしこのポイントも渋い! 

『 今日はあかんわ!! 』っと、

弱音を吐きながらもキャストを繰り返し、小さな流れ込みにキャストしたその時!

本日最後の4匹目がガツンとロッドをしならせる、『 よしっ 』っとばかりに

普段なら喜ぶところなのだが・・・体の冷え切った私はテンションも冷え切ったままである


 

(本日最後のニジマスちゃんでした)


なかなか良い引きのファイトを楽しみ上げて見ると、今日一番サイズの43cmのニジマス

最後に満足したところで今回はやめる事に・・・4時間だけの釣行ではあったが、恐らくこの

まま続けていても後1〜2匹が関の山であったと思う。

次はしっかり防寒対策をとり、できれば年内中にリベンジを決意する私であった・・




(最後に、寒そうな景色をもう一枚)