京都自由大学講義 (4月9日) :2005.4.27
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【日時】 2005年4月9日(土)19:00〜21:00
【場所】 京都三条ラジオカフェ
【講師】 立命館大学 倉田玲氏
【テーマ】 改憲報道の分析

読売新聞の憲法改正に関する報道を、批判的に読みながら、記事の問題点を抽出し
批判的な読み方の一例を示す講義だった。質問に対しててきぱきと答える先生でわか
りやすかった。
司会が受講生に購読している新聞を聞いたところ、およそ、朝日新聞6名、毎日新聞4名
日経新聞6名、京都新聞5名、読売新聞1名(朝日との複数購読)、産経新聞0名だった。
このような場所に来る人の購読新聞にこれほどはっきりした傾向が出るのは非常におも
しろい。

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・新聞が自分たちの考えを示すことは良いが、「国民全体がそう思っている」と伝えることは
 問題。
 この例として、読売新聞の「憲法」に関する世論調査の記事を挙げていた。
・今年の憲法記念日の各社の新聞報道に注目してほしい。
・ここを見れば正しい情報が得られる、というようなものはない。