「男たちの旅路」 :2003.11.1

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20年以上前に作成されたNHKの「男たちの旅路」(鶴田浩二主演)を、
最近BSで放送している。
何回も再放送されているのでほとんど見ているが、また続けて見ている。
鶴田浩二が演じる吉岡指令補の言葉が、心に残る番組である。その中で、
「人間はこの程度のものだと、たかをくくってはいけない」という言葉が、
最近見た中で一番印象に残っている。
つい、わかったような気になってしまったりする時に、戒めとして、重要な
言葉だと思う。

今日見た第4部第2話「影の領域」という話は、社内で起きた事件の告発の
話だった。(これは今まで見た記憶がない。) この程度のことは誰でもやって
いるし、告発しても得をする人がいないと主張する当事者に対して、その開き
直りを許せない吉岡は「悪いことは悪い。あいまいにしてはいけない。」と
言い切る。要約してしまうと平凡になってしまうけれど、正攻法でありながら、
反論も充分取り入れそれを説得力をもった形に仕上げているところがこの番組の
優れたところだ。


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悪いことは悪いということで1つ。
・衆議院選挙の奈良4区の民主党候補者のポスターが、中和幹線沿いの柵や
 街路樹の添え木の何箇所にも取り付けられている。これは、公共物に取り
 付けている訳で、選挙違反だ。数日前にその候補者のホームページに、
 この件が書き込まれていたにもかかわらず、そのままだ。
 この程度の違反で、逮捕されることはないから構わないという判断だろう。
 この意識が、一番良心的な票を失うことに気づいていないことが哀しい。
 (これは、選挙管理委員会や警察にも問題がある。つまり、選挙違反を
  厳密に取り締まることをせず、どこまでの違反が実質許されるかが裁量で
  決まり、その情報が選挙ノウハウになっているからだ。)