「中村てつじと話す会」に参加 :2004.2.22
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 奈良2区の衆議院議員中村哲治氏の「中村てつじと話す会」に参加しました。
 今まで2回参加したことがあり、その時は10人くらいの少人数で、僕でも話がしやすい
 環境になっていました。今回は、民主党の自衛隊イラク派遣に対する反対の力を強めて
 もらうために、自分の考えを主張しようと思い参加しました。

《日時》 2月22日(日)14:00〜16:10
《場所》 生駒セイセイビル206会議室(生駒駅徒歩3分)
《参加者数》 約30名 (スタッフ含む)

 今までより参加者が多かったです、小選挙区で勝って2期目に入ったことで期待が高まった
 ことが影響しているのでしょう。
 今回話題に挙がったテーマは、次の5点です。
 @参議院選挙候補者選考(奈良県民主党では、連合に投票権の一部を与える予備選に
   より候補者を決める予定でしたが、あいまいなまま、弁護士の前川氏に決まった。)
 A高山地区開発(2期)での住民投票:この開発には反対運動があり、反対派は住民投票を
   求めたが、民主党は少し引いた位置に留まっている。
 B不動産登記法17条:登記の「地図」はかなりいい加減であることや、その整備に法務省と
   国土交通省がばらばらに行っていることなどの問題がある。
 C議員として理想と現実をどう埋めるか(少し内容と違ったかも。抽象的な話のように感じた。)
 Dイラクへの自衛隊派遣と、武器輸出三原則解禁の動き(下記記載)

 参議院選挙に民主党から出馬することが決まった前川氏が出席されていたこともあり、紹介と
 選考経緯についての話に約1時間を要しました。前川氏はまだ考えが整理できていないようで、
 何をしたいかが明確になっていません。ただ、誠実な印象を与える方ではありました。
 また、選考経緯として、連合票を加えようとしたことや結局予備選がなかったことなどに関し
 中村議員から充分な説明があったとは思いませんでしたが、前向きな話ではなかったためか、
 追求する人はいませんでした。

 Cの話が終わった時点で終了予定時刻の2分前くらいになっていました。「他にこれは言って
 おきたいことがありませんか」と言われたので、最後に発言を求めました。うまく伝えられたか
 どうかわかりませんが、言おうとしたことは次の2点です。
 ・自衛隊イラク派遣に対する国民の反対が弱い要因は、民主党の反対の声が弱いことにある。
  (もっと強く反対してほしい。)
 ・武器輸出解禁の動きがあるが、民主党はミサイル防衛に関し解禁を認めるようだ。これには
  反対してほしい。
 時間がなかったので、1点目に関しては、次回集団的自衛権というテーマで話をするということに
 なりました。2点目に関して、中村氏はミサイル防衛をアメリカのシステムの中に入ってやることに
 疑問を持っているとのことでした。また、一般的な議論として、国内の武器のコストが高いことや
 実戦でのテストという話もされたので、「海外に武器を輸出し戦争をさせてテストするのは
 おかしい。」と反論しましたが、時間切れとなりました。
 僕が今回参加した理由は、この最後の10分にあったわけで、充分ではありませんでしたが
 今の時期に、この問題に触れずに済ませられること自体、問題だと思いますので、一応役割を 
 果たしたと考えています。。
 他の参加者がどう考えているかわかりませんが、どうもこの問題の関心はやはり強くないと
 いうことを改めて感じました。