京都でのピースウォークに参加 :2004.2.15
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 先月 自衛隊イラク派遣反対のデモに参加した後、何かに参加しようとして
インターネットで調べると、関西でも毎週何がしかの講演会やピースウォーク
(最近はデモとは言わない)が行われていることがわかった。しかし、どういう
グループが行っているのかはわからないものばかりで、どれが良さそうかはよく
わからない。ただ、HPを開いているグループに関しては、使っている言葉によって
僕に合うかどうかを判断した。例えば、「人民」、「植民地化」、「粉砕」という言葉は
受け入れにくかったのでやめ、今回選んだピースウォークは、HPからは穏やかな
個人の集まりのように見えたので参加することにした。

《日時》 2月15日(日)14:00〜16:15
《場所》 御射山公園(ウィングス京都横の公園)
     午後2時よりリレートーク
     午後3時 出発
     御射山公園→四条烏丸→四条河原町→市役所前
《参加者数》 100名以上 (京都新聞によると150名)

 14時少し前に集合場所の公園に着くと、20名を少し越えるくらいの人が集まって
いた。人の距離があったので、それほど親しい人が集まっているわけではなさそう
だった。着いた当初、年齢層は高めに感じたが、次第に若い人も増えてきて、かなり
幅広い年齢の人が集まっているようだった。
 最初の1時間は公園で何人かがマイクを持って話をした。じっとして聞いていると体が
冷えてきて少しつらかった。話の内容は、自分がやっている別の活動への呼びかけ・
宣伝のようなものが結構多く、それほど有意義には思わなかった。もし、次回参加するなら、
自分の考えを話さないと意味がなさそうだ。
 1時間経過するうちに公園にいる人数は100名を越えていた。15時に出発し、京都の
繁華街を歩いた。先月のデモでもそうだが、警察が列の左右で交通整理をする中、車道を
歩いた。マイクの付いた車が先導し、後ろでは、太鼓に合わせてイラク派兵反対の文言を
歌っていた。太鼓のリズムは周りにいる一般の人の注目を集めており目立つためには
音楽は有効だと感じた。列の進行に合わせ、歩道でビラも手渡ししており、自ら手を出して
受け取る人もいて、若干でも関心を持ってもらえたのではないかと思った。
 歩き始めて1時間ほどで市役所前に着き、何人かが話をした後、解散となった。結局、
僕はマイクも握らず、プラカードも持たず、横にいる妻と時々話をしながら歩いていただけだった。
参加者がどういう人かわからないとなかなか話ができない面が僕にはあり、すぐには連帯
意識が持てない。でも、妻は一度自らマイクを握って自分の考えを話していた。次回は妻を
見習おう。
 
 今回参加した人には、何らかの別のグループに入って活動している人が結構多いよう
だった。でも、この場は、特にどこかの政党や宗教に属しているのではなく、個人として参加
できる場だったと思う。そういう意味では選択は間違っていなかったと思う。
 また、ピースウォークという表現方法は悪くないと感じた。もちろん、それだけでどうなる
ものでもなく、最終的に力となるためには、何らかの集約していく組織がいるのかもしれない。
ただ、それでもゆるやかな繋がり、ネットワークにもきっかけを作る力があるような気がしている。