広島原爆ドーム :2009.8.18
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8月10日から12日まで、家族で広島に行きました。
10日は鞆の浦で海水浴、11日は世羅高原でひまわりを見てから、今年
できた新広島球場(MAZDA ZOOM−ZOOMスタジアム)で広島vs
巨人を観戦。12日の午前中は広島平和公園を歩きました。
ホテルの駐車場に車を置いたまま5分程度歩くと、平和公園の南の端に
着きました。国際会議場と原爆資料館のそばを通って、原爆死没者慰霊
碑の前に立ちました。起こった出来事に比べて、非常に簡素な碑のような
気がしたのですが、それで良いのでしょう。少しの時間、黙祷しました。
そこから原爆ドームまでゆっくり歩きました。
私が原爆ドームを見るのは初めてでした。写真ではドーム状の部分が
目に付いていましたが、実際はドーム部分を中心としたかなり大きな建物
だったことを初めて知りました。
爆発は原爆ドームから東に150m、高さ580mの地点だったそうです。
当時、広島県産業奨励館と呼ばれていましたが、1944年からは内務
省が使用し、土木関係の事務所として使用されていたということです。
北側に殉職者約50名の名前の書いた碑がありました。たぶん建物内で
働いていた方の名前なのでしょう。
説明の看板前にはたくさんの人がいました。原爆ドームだけでなく、
平和公園全体に外国の方がたくさんいました。。
原爆ドームを残すかどうかは、1960年代に広島で議論された結果、
保存することに決められました。平和公園、原爆ドームを歩いてみて
やはり何か原爆時の物が残っていることによって、当時の様子を
幾分かでも想像させる力になっていることがわかりました。
残しておいてくれて本当に良かったと思います。
昨年、河野衆議院議長がG8下院議長会議を広島で開催したことが
最近重要性を増してきているようで、オバマ大統領もひょっとしたら
近々広島に来られるかもしれない状況にあります。
是非実現させ、核兵器廃絶運動の世界的な拠点となってほしいと
思います。