研修 :2008.9.12
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  9月10日から3日間会社の研修を泊まりこみで受けました。
 会社の業務なので内容を細かく書くわけにはいきませんが、一般的な話と思われる
 ことを、「平和に関する市民勉強会」との関係において2点書こうと思います。

 (1)説得
  広辞苑には、説得とは、「よく話して納得させること」と書かれています。
  これを、ビジネス用に次の4つに分解して考えることを教わりました。
   
   @自分の思いを持つ
   A相手とよく話し合う
   B相手を納得させる
   C相手の行動を変化させる

  別段新しいことではないでしょうが、私はよくわかったような気になりました。
  現段階の「平和に関する市民勉強会」は、人を説得することを目的にしていませんが
  いずれ、何らかの方向性をはっきりさせ、一つの方向に向けての勉強会へと
  発展させたいと思っています。
  その際、@〜Cを具体的に行なっていかなくてはいけません。
  
  なお、もちろん、上のことをを具体化する方法を学ぶことが今回の研修の内容でした。

  
 (2)質問の分類
  2種類の分類を使い分けることを教わりました。

  1つ目の分類は「開放型質問」「閉鎖型質問」です。
    「開放型」・・・なぜ、どうして、いつ、どこ、などで始まる質問
    「閉鎖型」・・・回答が「はい/いいえ」や選択肢から選ぶなど限定される質問

  2つ目の分類は「チャンクダウン」「チャンクアップ」です。
    「チャンクダウン」・・・大きな塊を小さな塊(具体的で明確)にする質問
      例: 「サッパリしたものが食べたい」という相手に対して、
         「サッパリしたものって何?」
    「チャンクアップ」・・・小さな塊を大きな塊にする質問
                 そもそも、という感じの展開
      例: 「英会話学校に通っている」という相手に対して
         「何のために?」

  「勉強会」で、一つの話を突き詰める場合は、チャンクダウンの質問が多くなるのでしょうし
  話を別の方向に動かす場合は、チャンクアップという質問になるのではないかと
  思います。
  人の質問がどちらになるかを多少意識していれば、自分が質問する場合もその質問で
  展開がどう変わる可能性があるかも意識できるかもしれません。

 とりあえず、2点書きました。
 人生の貴重な時間を研修に使ったわけですので、いろいろな場面で少しでも
 利用できたら良いと思います。
 別に会社の仕事だけに限る必要はないはずです。