植林活動(2002年) :2008.7.11
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今年、植林ボランティアとしてボルネオ島に数日間行く予定にしています。
北部のコタキタバルというところで、国はマレーシアになります。
ボルネオ島は赤道直下の島で、熱帯雨林で覆われている国のように学んだ
記憶があるので、なぜ植林に行かなければならない状況になっているかを
今、本を読んで勉強中です。
僕が植林に行くのは今回が2回目です。
1回目は2002年に中国のホルチン砂漠に行きました。
瀋陽(昔の奉天)から車で3時間くらいの場所に後旗という町があり、そこから
少し移動した場所が砂漠との境界でした。
中国では農業に馬やロバが使われていて、生えてきた草を全部家畜が
食べてしまうので砂漠になってしまうという話をそこで聞きました。
ですから、砂漠化を防ぐ手の第一歩は柵で囲うことだそうです。
私が行ったところでは、ロバが荷物を背負って働いていました。
馬は高価なので、安価なロバが使われているとの話でした。
植林ボランティアといっても1日か2日植えるだけですから、実際の効果は
ほとんどなく、実情を知ること、それを人に伝えることが役割になるのでしょう。
前回ホルチン砂漠に行ったあと、人に伝えることはほとんどできませんでした。
今回のボルネオ島はよく見て、帰ってきてから人に伝えていこうと思っています。
日本の国際貢献は平和活動で行なうのが最も好ましいです。
その一つに植林活動があると考えています。
もっと本格的な活動にどのようにして繋げていくべきかを学び、考えたいと
思います。
なお、ホルチン砂漠での植林は、日中友好砂漠緑化協会主催のツアーでした。
そこでの活動について、武村正義氏が朝日新聞に寄稿した文章があります。
ぜひ目を通して見てください。
「2002年11月5日朝日新聞」