キトラ古墳壁画「玄武」特別展示見学 :2007.5.20
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18日に有休を取って、夕方に飛鳥資料館で行なわれているキトラ古墳壁画
「玄武」特別展示を見に行った。
ホームページで資料館の入り口付近の映像をリアルタイムで見ることができ、
待ち時間も表示されている。14時ごろは30分待ちとなっていたが、家を出た
4時すぎには待ち時間無しとなっていた。資料館前の駐車場にも無料で止める
ことができ、展示もゆっくり見ることができた。
以下は妻が記載。
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飛鳥資料館で行なわれているキトラ古墳壁画「玄武」の特別公開に出かけた。
ずっと歴史は好きだった。でも、飛鳥は近すぎる場所だからか、最近は関心が
薄くなっていた。そんな私が今回出かけたのは娘の影響が大きい。娘は小学6年
生になってから歴史への関心が強まり、先日飛鳥に遠足に出かけた後も「また
行きたい」と繰り返していた。「この子と一緒に玄武を見たい」そんな思いが強まっ
ていた。
資料館ではまず、山田寺の柱の遺構の展示があった。1300年くらい昔のものが、
こんな見事に残り復元されていることに感動した。
「玄武」の展示の前後には、中国、朝鮮半島、日本の遺跡で見つかった様々な
「玄武」(模写や写真)が展示されていた。
・「玄」が北・冬を象徴する黒を、「武」がよろいを着けて武装している動物、
すなわち亀を表していること。
・遺跡に描かれている玄武の様式は、時代、場所を経て移り変わっていった
こと(2世紀〜7世紀)
・古代日本人は「玄武」を含む四神の意味を正しく理解していなかったので、
やがて描かれなくなったこと。
これらが今回の特別展で知ったことだが、何かとても多くのことを学ぶことが
できたような気がしている。