キャンディーズ :2006.12.6
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今週始めの夜にたまたまテレビをつけると、なぜかNHKで「キャンディーズ」
の番組(90分)をやっていた。
キャンディーズは僕が高校に入学する1978年4月4日に後楽園球場でラスト
コンサートを行った。ラストコンサートと聞いてすぐに4月4日と浮かんだのは自
分でも意外だった。コンサートが終了した数日後にAMラジオでコンサートの様
子を放送していて、録音して何度か聞いた記憶がある。だからといって解散前
にそれほど好きだったわけではなかったはずだ。
でも、ランちゃんには何となく思い入れがある。今年、田村正和と夫婦の役で
「誰よりもママを愛す」というドラマに出た。実際に伊藤欄として出ている番組を
ちゃんと見たのは初めてだったかもしれない。時々ドラマに出ているようだが、
真剣な表情はランちゃんの良さを表していないように感じるのであまり見たことが
ない。これはコメディだったからランちゃんの良さが出ていたように思った。
(ランちゃんと書いたが、年齢を調べると51歳。解散時23歳で28年が経っている)
NHKの番組で昔の映像を見て、ランちゃんは明るいなと思った。歌っている表情が
実に明るい。明るい表情はこちらの気分も明るくするんだ。

こういう番組は普通、時代背景などを強調するあまり曲がとぎれとぎれになるもの
だが、この番組は曲全部を流し、ほとんど途中で切るものはなかった。深夜番組なら
わかるのだが、まだ夜10時からの番組だった。キャンディーズ好きの人のみを対象
にしたような番組が放送できるとは、さすがNHKだ。