第1回平和に関する勉強会を終えて :2006.6.26
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6月17日に第1回平和に関する市民勉強会を開催しました。参加者数は12名でした。
よく集まってくださったと感謝しています。参加いただいた方は、平和に関する活動を
既にしている方やその他のボランティア活動をしている方、主婦、国会議員、市会議員
などで、いろいろな方がいらっしゃいました。
また、今回は都合により不参加でしたが大学生の方が「平和に関する市民勉強会に寄
せて」という文章を送ってくれました。私より若い人にたとえ一人でも関心を持ってもらえ
たことをうれしく思いました。

会の内容は議事録にまとめました。私が今回印象に残ったのは、憲法改正に賛成の方
も反対の方も、憲法による歯止めを口にされるということです。憲法による歯止めをかけ
るために憲法を書き換えるのか、憲法による歯止めをかけるために憲法を変えないのか。
実際は似た議論になっているような気がします。憲法改正の場合にも、変えた憲法をどう
守っていくかという大きな課題があり、それは今の護憲と通ずるものがあると思うのです。

さて、議事録には会を開催したものとしての反省を書いていないので、ここに書きます。
まず第1に、私が最初に話した内容がその後の議論のきっかけとならなかったことが
あります。話の内容はかなり以前から考えていて、特に2週間くらい前からは具体的に
資料を作り、話す内容を整理しました。自分としてはベストを尽くした話だったのですが、
聞かれた方にどれだけ伝わったかは正直わかりません。3つの項目の話をしましたが、
その後の議論に直接つなげるにはもっと内容を絞った方が良かったのかもしれません。
今後も議論の前段階で誰かが20〜30分話をする形式を採用したいと思っていますの
で、事前に内容を充分話し合っておく必要があることを強く感じています。
第2に、進行役として充分な役割が果たせなかったことです。事前に最初に話す内容を
考えてはいましたが、進行役としてのイメージができていませんでした。このため、非常に
重要な発言をそのまま素通りしてしまっており、議事録を書きながらもったいないことをし
たと思っています。
また、第3に、参加者が発言しやすい状況を作ることもできていなかったことです。
途中、場の雰囲気が固い、重いという話が出ました。もちろん、憲法とか平和とかいう話を
ほとんどの方は日常していないので、このようなテーマで話すことに慣れていない面があった
ことはたしかでしょう。何回か同じメンバーで集まれれば違ってくるかもしれません。懇親会
も考えた方が良いかもしれません。しかし、発言をうまく活かす進行ができるようになれば、
多少重い雰囲気でも発言はしやすくなるだろうと思います。もっと勉強が必要です。

次回は9月3日を予定しています。何かテーマを設けておき、どなたかに最初少しお話い
ただき、その内容を議論する形成を採りたいと思っています。テーマには、歴史を持って
きたいと思っています。今から話をできる人を探します。見つからなければ、自分たちで
勉強して話をするというのでも良いとは思っていますが、いずれにしても準備が必要です。