Ｎｏ．５　既存木造住宅の耐震診断の現状

２００３年２月

�E施工不良

構造計画をきちんとしても、施工がいいかげんになされていては全く意味がない。

施工状態をきちんと監理できていれば問題ないが、震災直後の現場でも下記のような施工が見受けられた。

換気も必要だが、構造耐力的に問題あり。

両方とも遇角部なので問題あり。

デザイン・設備との兼合い

各部納まりの調整・修正は、どうしても施工段階で行わざるを得ないことが多くある。

この段階で、特に設備との取り合いの調整で構造上の問題がしばしば生じている。

住宅設備の高度化にともない、配線・配管類は増大する一方となっている。

土台がほとんど切り取られてしまって、土台が固定されていないのと変わらない状況になってしまってる。

弱電配管を２重床内部に収める際に、耐力壁を切り欠いてしまった。