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No.5 既存木造住宅の耐震診断の現状

2003年2月


D老朽化

構造材が腐ったり、食べられてしまったりしたら、どんな家もつぶれてしまう。



⇒腐朽菌・蟻害の要因



  


⇒腐朽菌・蟻の予防・進入阻止




上記の予防を行なっても、完全に防止することは出来ず、近年では乾燥に強い蟻も存在し、また、薬剤処理を行なった後でも別のルートから侵入する可能性もある。

健全性を保つためには、上記の予防策以外に、定期的(5〜10年程度)なメンテナンス(床下点検等)を行なう必要がある。

つまり、設計を行なう際には、長く住んでもらうために、この様な床下点検等のメンテナンスが行なえるように設計し、それが出来るのが21世紀の設計者といえるのではないだろうか。


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 ©Tahara Architect & Associates, 2003