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No.4 改正基準法(仕様規定化)に伴う接合金物の仕様について

2002年8月


金物 取り扱い警報

以下、金物を使用するにあたり、共通の注意事項を3点あげる。基準法にのっとり、金物をただ単に取り付けただけでは、地震や風に強い木造建築物を設計・施工したことにはならない。

逆に木材に欠損を与えて、割れやすくなったり破壊しやすい状況となっていることが多々ある。

そうならない為にも金物と木材の性質を理解して正しい接合金具をもちいて、正しい位置へ金物をセットし取り付けることが大切である。

本注意事項を守ることは、若干の手間ひまだけで、木造の構造性能及び耐久性が数段向上することとなり、忘れた頃やってくる災害(地震・風)に対する備えとして非常に有効な手段である。


@ZN40釘(軸径φ=3.33mm)以上の釘を打設する前には、割れ防止の為には、予備穴(軸径及び長さが2/3程度)を設けて、釘を打設することが望ましい。



※Zマーク表示金物を接合するZN・ZS釘は上図に示すようにすべて3.33mm以上となっている。

Zマーク表示金物を接合する為、通常よく使用されるN釘と違い、軸径が太い。




筋かい部の粗悪な施工


筋かいプレート設置時に予備穴を設けなかった為、筋かいに割れが生じている。

又、VP金物が割れの生じやすい木口に釘が打設されている。

正しくは90度反対側の土台に設置すること。


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 ©Tahara Architect & Associates, 2003