光明寺 耐震改修工事3.調査概要− 3-2. 調査位置・状況− 3-2-3. 1階外観・内観及び壁調査状況

1 南東より本堂を見る

本堂の全体的な状況であるが、築64年という年月からくる老朽化が見受けられる。

2 本堂北面

この北面は外壁の漆喰壁が真壁として仕上げられており、その劣化が目立つ。
なお、この北面は壁が多く、剛性も高いと思われるが、目立ったクラックが見受けられなかった。

3 本堂正面上部

本堂の大屋根を正面より見上げた状態では、棟ラインの不陸は見られず、瓦のずれている様子も見受けられない。

4 本堂正面

本堂正面の入り口の状況であるが、軒の垂れも見られない。
さらに、横架材のめり込み等も見受けられないで、柱脚の沈下も見受けられなかった。


 ©Tahara Architect & Associates, 2003