健 康 酒 果実酒ソーダー割り 青竹筒流し
先   付 山海エキス吹き寄せ盛り
うこん、明日菜、エキス
割   鮮 地魚のヘルシーうす造り
地魚エキス漬け、中トロ
エキス昆布、本山葵おろし
エ キ ス 椀 南高梅と白子寄せ、梅肉あん
オクラ、芽蓴菜、梅の種
お好み料理 伊勢海老チョイス料理
一、造り
一、エキス漬け焼き
一、スープ煮
一、サラダ、エキスドレッシング
一、香草焼き
洋   菜 鮑の香草蒸し
木の芽とキャビア添え、南京ソース
強   肴 うつぼ香草煮、熊の牛山和煮
松茸あん仕立
お 凌 ぎ グリーンアスパラ摺り流し 柚子
揚 げ 物 シャコ海老替り揚げ 香味サラダ盛り
酢 の 物 紀州クエのしゃぶしゃぶ
ヒトハメ、生湯葉、ポン酢
留   椀 合わせ味噌仕立 魚身、青身、柚子
御   飯 鮪釜飯、香の物紀州漬け
水 菓 子 季節のフルーツゼリー寄せ
黒みつゼリー
2〜5月 もちがつお
3〜4月 さくら鯛
5〜9月 むぎわら
いさぎ
5〜8月 あわび
5〜9月 太刀魚
6〜7月 わたりがに
9〜2月 伊勢海老
10〜11月 もどりがつお
11〜2月 うつぼ
白浜の魚暦
食事・特産品
食事
南紀は、近海・沿岸漁業による魚介類の宝庫だ。
従がって、白浜温泉に宿泊したとき、ホテル・旅館の夕食に供されるのは、当然のことながら、新鮮な魚介類を中心とした料理だ。
日帰りで白浜に立ち寄ったときでも、これを旅館・ホテルや町の食事処で堪能すること出来る。

白浜町の漁業は、太平洋側での沿岸漁業と田辺湾側での魚類養殖業の二つに大別される。沿岸漁業については、マダイ・イサキ・ブリ類を対象とした一本釣りやカツオ等の曳縄などの釣り漁業を中心に、イセエビ等を対象とした刺網漁業や採介藻漁業などを営んでいる

白浜温泉における魚の旬は次の通り。
船を走らせながら釣糸を引く漁法「ケンケン漁」で獲った南紀の新鮮なカツオは、姿美しく絶品。なかでも旬のカツオは、もちもちとした歯ざわりから「もちがつお」と呼ばれ、刺身やお茶漬けで楽しめる.
養殖に成功、安定供給が可能になった。
「くえ」は体長1m以上にもなる、南紀の磯の高級魚。容姿からは想像できない繊細で淡白な味わいは、刺身や鍋で味わう。
冬期には、紀伊水道の本場物を白浜で味わえる。
かつお
くえ (幻の高級魚) 
白浜温泉Sホテルの夕食献立例(2004年7月)
グルメの方はゆっくりとご覧になってください。
写真は白良浜グランドホテルHPから借用
洗練された和洋折衷の夕食は、レストランで取ると雰囲気があって料理が引き立つし、膝を悪くしている家内も喜ぶ。
(柳屋にて)
特産品(土産)
梅干
白浜温泉及びその周辺で販売されている南紀特産品。
梅干は、有田ミカンと並んで全国的に知られた和歌山県の特産品だ。
南紀の観光地や温泉地の土産物屋では、必ずこれが店内の目立つ場所に並べられている。
大阪府、和歌山市から国道42号線を南下し、白浜の手前、産地の南部川村を通り過ぎるあたりで、梅干の看板や販売店を多く見かけるようになる。
明治後期、大果で豊産、陽光面が美しく着色する固体が発見され、上南部の高田貞楠氏がそれを母樹として大切に育て「高田梅」の基礎が築かれた。昭和25年、戦後の農業復興に際し、村にある梅の品種統一が図られた。
選考に際しては、村に梅優良母樹選定委員会が発足し、南部高等学校 竹中勝太郎教諭が委員長に任命された。最終的に樹勢、結実性、果実形態(種が小さく、果皮が薄く果肉率が高い)、香り高く優秀な加工特性を備えている、果面に紅がさし綺麗。更に収量が多いなど有利性を発揮した高田梅が優良母樹に選ばれた。
 昭和40年、先の母樹選定調査に深くかかわった南部高等学校の竹中先生と園芸科の生徒たちの努力に敬意を表すととも、南部高校を通称「南高(なんこう)」と呼ぶことから、この梅を「南高梅」と命名し、農林水産省に農林種苗登録をした。
現在、「南高梅」は、南部川村で栽培される梅の7割以上を占め、また梅のトップブランドとして全国に名を馳せている。(参考:南部川村HP)
●有田みかん
みかんの産地、有田郡は和歌山県のほぼ中央部に位置し、厳密に言えば南紀とは言えないが、大阪府から和歌山市を経由し白浜に向う途中、国道42号線沿いの山側にみかん畑が展開している。
天正2年(1574年)、肥後の国八代から密かに持ち込まれた一本のミカンの苗木が、その後、接木で繁殖され、寛永1年(1634年)には江戸で販売されるまでの産業に育ち、紀伊国屋文左衛門などの富豪を生み出すまでに至った。
甘酸が特徴の有田ミカンは、近年、時代の要請に答えるべく改良され、有機肥料中心、低農薬栽培が推進されている。また、最近では、デコポン、ポンカン、ネーブル、八朔、甘夏、セミノール等の柑橘類の栽培も盛んになっている。
●水産加工品
*南蛮焼
南紀の高級かまぼこは「南蛮焼(なんばやき)」とよばれている。正方形で、真ん中に日の丸のような焼目が入っている。
*ごぼう巻
茹でたごぼうをかまぼこの原料魚の魚皮で巻き、各店独自の「タレ」浸して焼き上げた珍味。
*干物。
黒潮流れる南紀の近海でとれた魚を、太陽の光と潮風で乾燥させたもの。
左:南蛮焼、右:ごぼう巻き(写真は田辺市観光協会HPから)
●川添茶
きれいな空気と温暖多雨な気候、水はけの良い土地を持つ南紀の山間部(特に日置川町周辺)は紀州茶の産地。茶粥の習慣とともに地元の人に愛用されてきた。

●備長炭
高級炭の代名詞。紀州田辺が備長炭の発祥の地と言われ、江戸時代から親しまれ、利用されてきた。
最近では、飲料水・炊飯用、入浴用、脱臭用、土壌改良等、備長炭の持つ性質が改めて注目され幅広く利用されている。
●土産物屋
白浜の土産は、国道42号線沿いや温泉街の土産物屋で買い求めるのが趣があって楽しい買物が出来るが、車利用の場合は、大きな駐車場があり、南紀の特産品を一度に買い求めることが出来る「とれとれ市場」が便利。(バスツアーの場合は必ずここに立ち寄る)
総敷地面積約5万uを誇る地元、堅田漁協直営の大規模海鮮マーケット。南紀勝浦港から直送されたマグロを、包丁で解体していくマグロ解体ステージも呼び物の一つ
。とれとれ市場横丁では、丼ものや軽食を食べることもできる。
「幸鮨」「旬菓庵かどや」など、白浜の有名店の支店もある。
住 所 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2521
営業時間 8時30分〜18時30分
(夏期は〜19時30分)
とれとれ市場
宿泊したホテルのお造り(刺身)
もちろん、勝浦港で水揚げされる近海物のマグロ、冬期の「くえ」も堪能できる。
新鮮な魚介類の市場
資産加工品
トロ寿司が1,500円の安さ
海鮮レーメン、800円は美味しかった。
とれとれ市場アクセス