白浜温泉・グルメガイド
レストラン ビスコ (洋食)
他と違い、海辺のリゾート温泉地・白浜は、レストランがとてもよく似合う。
白浜に別荘を持つARさんに案内された銀砂通りの洋食屋さんの名前は「レストラン ビスコ」。
この店の前に立ったとき、はじめて駐在したベルギーの現地法人の前にあった「Philos」に似ていたので驚いた。家族が来るまでの4ヶ月間、そこで1人寂しく夕食をよく取ったものだ。
中に入ると、左手に大きなオープンキッチン。このスタイルにするには、腕に自信がないとなかなか踏み切れない。使用する調理器具がピカピカに磨かれている。
テーブルは6、7席、こげ茶色の椅子、ベージュ系の壁紙・テーブルクロス。とてもセンスがあり、すこぶる居心地がよい。
2階にもダイニングがあり、かなりの客数に対応できるようだ。
メニューを見ると、肉類のステーキ、ビーフシチュウーからパスタ類、貝柱やカキを使ったグラタンなど、日本人が好む洋食のメニューが並び、とても幅広い。
それに値段も手頃だ。昼には1,000円以下のコース、夜には2,000円以下の「近海魚セット」などが用意されているのが嬉しい。
一方で本格的なフルコースのメニューもオーダー出来て、、カジュアル・フォーマルどちらのディナーもOKだ。
オーナー兼シェフの後藤桂三さんは、神戸・大阪の一流レストランで修行して、17年前にここで店を開いた本格派。味よし、雰囲気よし、お薦めのお店だ。
住 所 |
白浜町3300−18
(銀砂通り) |
電 話 |
0739−42−2299 |
営業時間 |
昼 :am11〜pm2
夜 :pm5〜pm9 |
定休日 |
毎週水曜日 |
駐車場 |
契約駐車場有 |
とてもシックでお洒落な外観
オープンキッチンの店内
近海魚セットの前菜
オーナーシェフの後藤さん
大晏(だいあん) (寿司・地魚料理)
南紀は近海・沿岸で獲られた魚介類の宝庫だ。
白浜町だけでも、第1種漁港が11港あり船隻数は289隻に達する。
白浜の東、勝浦漁港は、延縄漁日本一のマグロ水揚げ量を誇る。だから白浜で供される魚介類は種類が豊富、新鮮そのものだ。
2〜5月の「もちがつお」、3〜4月のさくら鯛、5〜9月の「むぎわら」「いさぎ」5〜8月のあわび、5〜9月の太刀魚、6〜7月の「わたりがに」9〜2月の「伊勢海老」10〜11月の「もどりがつお」11〜12月の「うつぼ」、それに冬期には南紀特産の高級魚「くえ」も加わる。
こんな白浜で、地元の超一流旅館で修行した湯川昭明さんが、30数年前に江戸前にぎり・地魚料理のお店「大晏」を開業した。
銀座通りに掲げられた暖簾をくぐると、店内はカウンターとお座敷の2間。地元に根付き、店主の誠実な人柄そのままに、一見の客でもすぐに落ち着ける店内の雰囲気だ。
寿司は、店主選りすぐりの新鮮なネタが常時20種類以上、最後の仕上げは自慢のふわふわ食感の玉子で締めよう。
一方、上記のような季節に応じた地魚の活魚料理も地元の人に人気がある。店主にその日のお薦めを聞いて注文するのがお薦めだ。
1月の中旬、ARさんとともにここにやって来たのは、地元の魚屋さん「山森」の店主のご紹介。日頃回転寿司の私達夫婦は、スズキ、カツオ、サヨリ、イカ、アワビ、ウニ、タチウオ、鉄火、玉子などを注文、南紀白浜の味を十分に堪能した。
大晏の店構え
アットホームな店の雰囲気
日頃食べなれてないものを撮影、お里が知れてしまう(赤面)。軽く炙ったタチウオが絶品だった。
住 所 |
白浜町新地3306−1
(銀座通り) |
電 話 |
0739−42−3245 |
営業時間 |
pm5時〜am12時 |
定休日 |
毎週水曜日(お出かけ前に確認ください) |
駐車場 |
契約駐車場有 |