住 所 中津市耶馬溪町耶馬渓3263
(旧住所:下毛郡耶馬溪町耶馬渓3263)
電 話 0979−55−2063
交通機関 大分自動車道玖珠ICから国道387号線等で約13km
JR久本本線豊後森駅からバスで30分、深耶馬渓温泉他下車
施設(日帰り用) 食事処、売店 駐車場(30台)
宿 泊 無し
泉 質 単純温泉  42℃
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(日帰り) 10時30分〜17時(予約不要)
定休日 不定休
入浴料金 大人300円  中学生以下150円
入浴施設 内湯男女各1 混浴露天風呂1
浴室備品 混浴露天風呂にはシャンプーなど何もなし 男女別脱衣室有り
観光スポット 本耶馬渓、深耶馬溪(一目八景)、裏耶馬渓、奥耶馬渓、津民耶馬渓、羅漢寺 青の洞門
中津市:福沢旧居記念館、中津城
お土産・食事 両方とも施設内で可能
近くの温泉 耶馬渓温泉、金色温泉、塚原温泉、湯布院温泉、湯平温泉、別府温泉、竜門温泉、宝泉寺温泉郷、壁湯温泉等
中津市HP
http://www.city-nakatsu.jp/
雑記帳 日本全国に「●●(地域名)の耶馬溪」と冠せられる景勝地が分布している。
その総本山を訪ねることができて感慨が深かった、

下毛郡耶馬溪(やばけい)町は、平成17年3月1日、三光村・本耶馬渓町・山国町とともに中津市に編入された。
中津市は人口が約86千人、大分県の北西端に位置し、大分・別府に次ぐ県下第3の都市である。
大分県では数少ない人口増加都市で、経済的に北九州市と一体になって、北九州都市圏を形成している。

市は古くから交通の要衝であり、北九州方面(中津街道/国道10号)、別府・大分方面(日向街道/国道10号)、耶馬渓・日田方面(日田往還/国道212号)の分岐点である。
市は、また、明治時代の偉大な思想家・教育家である福沢諭吉翁ゆかりの地でもある。彼は天保5年(1835年)、大阪の中津藩蔵屋敷で生まれ、1歳6ヶ月の時、父と死別して母子で中津に帰郷して、幼児・少年・青春期をここで過ごした。

所在地 : 中津市耶馬溪町
深耶馬溪温泉・若山温泉 (大分県)
耶馬溪
耶馬溪町・本耶馬渓町(「けい」の字が違うのに注意)と合併したことにより、中津市域内となった天下の景・耶馬渓は、英彦山を源とする山国川とその支流に沿った東西・南北30kmの範囲に及び、鋭い奇岩・奇峰と渓谷美が続く。
中でも「一目八景」は耶馬渓を代表する名所で、周囲の8つの岩峰を眺望できる。

また、菊池寛の「恩讐の彼方に」のモデルとなった青の洞門や3,700もの羅漢像や石仏が並ぶ羅漢寺など、見所も多い。
一目八景の展望台からは、夫婦岩、烏帽子岩、仙人岩等の鋭い岩峰が一目で望め、まるで中国の南宋画の様だ。
青の洞門は本耶馬渓町の山国川に面してそそり立つ競秀峰の裾にある隧道。宝暦13年(1763年)、禅海和尚が30年かけて貫通させた。
温泉名 : 深耶馬渓温泉
日田市から国道21号線で本耶馬溪・青の洞門を観光、引き返して県道28号線で南下し、耶馬渓最大の観光スポット、深耶馬渓の中心にある一目八景に向かった。

深耶馬渓温泉はその一目八景のすぐ近くにあり、旅館3軒・民宿2軒の小さな温泉地である。
ここには3軒の日帰り施設、「町営耶馬渓温泉センター」「岩戸湯」「若山温泉」があり、気軽に入浴が楽しめるのが嬉しい。
旅館では「楓乃木」が贅沢な宿。、6万坪の敷地に離れが7棟のみの贅沢な造りだが、宿泊料金が25,000円(2人宿泊)と高額なので、余裕ある方はどうぞ。

若山温泉の露天風呂(中央)
施設名 : 若山温泉 (入浴日:2005.4.10)
県道沿い、派手な水色の看板が目印の「ドライブイン若山」に付属する温泉施設で、男女別の内湯と混浴の露天風呂がある。

ドライブインと洒落た名前がついているが、外見は素朴な食堂で、季節外れなのだろうか、広い駐車場には他に車は無く、内部も閑散としていた。そこにいたオバサンに入浴料の300円を支払って裏手に回った


すぐ近くまで山が迫り、目の前が小さな渓流、その畔に長さ5m・幅1.5mほどの石造りの露天風呂があった。一応男女別の簡単な更衣室があり、そこで服を脱いで湯に浸かる。単純泉の湯は無色透明、泉温はわたし好みのぬるめだった。
桜満開の春うらら、新緑と渓流の瀬音、温泉は掛け流し、近郊からこられた男性としばしの温泉談義と、文字通り一刻値千金の時間を過ごした。
左:ドライブイン若山。前に広い駐車場

中:県道に面して大きくて目立つ看板。見落とすことは絶対無い。

右:入浴しながら見通せてしまうが、一応男女別の更衣室がある。
データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。
福沢諭吉翁
余談ですが・・・。
今から20年ほど前、各省庁の本省課長クラスの方と共に一週間の合宿研修に参加した。これは人事院主催の行政課長研修で、この中に民間企業の管理職が混じって、講義を受けディスカッションを行うものであった。このときご一緒した某庁の方が、現在、中津市長をされておられる。当記事を作成中に、本年3月に市町村合併があって、中津市市域に耶馬渓一帯が編入されたことを知った。
Sさん、ながらく御無沙汰いたしております。