別府温泉郷・明礬湯の里 (大分県)
所在地 : 別府市
温泉名 : 別府温泉郷・明礬温泉
施設名 : 明礬里の湯 (入浴日:2005.4.10)
住 所 大分県別府市明礬温泉6組
電 話 0977-66-8166
交通機関 大分自動車道別府ICから6分
JR日豊本線別府駅下車
施設(日帰り用) レストラン、喫茶、売店、湯の花小屋(見学無料)、駐車場(80台)
宿 泊 無し
泉 質 単純硫黄泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(日帰り) 4〜10月/10:00〜22:00(受付21:00まで)
11〜3月/10:00〜21:00(受付20:00まで)
定休日 無休
入浴料金 大人600円・小人300円 (家族風呂は1時間1,500円〜2,500円))
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1、家族風呂4棟
浴室備品 シャンプー ボディソープ ロッカー
観光スポット 地獄巡り高崎山宇佐神宮、耶馬溪、城島高原、国東半島
お土産・食事 土産・食事とも施設内で可能
近くの温泉 別府温泉郷内に多数、塚原温泉、湯布院温泉、湯平温泉、城島高原温泉
別府市HP
別府なびHP
外湯協議会HP
明礬湯の里HP
http://www.city.beppu.oita.jp/
http://www.beppu-navi.jp/
http://www.owl.ne.jp/beppusotoyu/
http://www.d-b.ne.jp/yunosato/
雑記帳 別府温泉の全貌・細部把握には、上記URLの「別府なび」が大変役に立つ。
別府温泉郷は別府・明礬(みょうばん)・観海寺・鉄輪(かんなわ)・浜脇・堀田(ほりた)・亀川(かめがわ)・柴石(しばせき)の8つの温泉の総称で、これを別府八湯と呼ぶ。
明治時代以降、温泉場の整備・開発も進んで、大正時代には現在の8つの温泉地に「由布院」、「塚原」を加えて「別府十湯」と呼ばれていた時代もあった。

今回、40年ぶりに別府を訪れて、スケールの大きさには改めて驚かされた。
・宿泊施設が400ヶ所ある。
・お金を払って手軽に入浴できる温泉施設も400ヶ所。
・日帰り入浴施設が150ヶ所、市営の共同浴場だけで18ヵ所。
・源泉が2、800ヶ所超。
・湯量が日本一(但し自噴+動力汲み上げの合計。自噴だけでは草津温泉が日本一)

データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
明礬温泉は、別府温泉の西北、大分自動車道の別府湾サービスエリア周辺、300m前後の高台にあり、麓の鉄輪温泉の雑然とした雰囲気とうって変わって緑豊かな自然を有している。
その名の通り、江戸時代には明礬の採取地・湯治場として発展していった。丘陵の斜面のあちらこちらから噴煙が舞い上がり、わらぶきの湯の花採取小屋の風景とあいまって、独特の風情を漂わせている。
ここには、温泉ガイドブックで必ず紹介される人気温泉施設が2ヶ所ある。
1つは、腐食粘土と地下水が混ざり合った泥湯で知られる「別府温泉保養ランド」、もう1つは、別府温泉郷で最も高い場所にあって素晴らしい眺望の露天風呂を持つ「明礬湯の里」である。
明礬湯の里は、別府温泉郷にあって最も高い標高350mの斜面にあり、眼下には別府湾や別府の街並みを見下ろし、高崎山を遠望できる。
施設は風呂の他、レストラン・喫茶・大きな土産物・物産販売所・無料で見学できる50棟の湯の花小屋がある。
ガイドブックで紹介される展望露天風呂へは、施設の脇にある坂道を登り専用駐車場に車を止める。
ここで600円を支払って、簡素な脱衣室に入る。隣りあわせで小さな内湯があり、木の縁が温泉成分で変色して黒光りしている。露天風呂は岩石を配した岩風呂で20人以上がゆったりと入浴できる大きなもの。そこに肌触りがしっとりとしたコバルトブルーの単純硫黄泉が掛け流しで満たされていた。
景色が素晴らしい湯上り処があり、入浴後、涼みながら冷たい飲み物を取れる。
別府温泉第一の観光は地獄巡り。
大分自動車道別府湾SA、この周辺が明礬温泉。
小雨の中の入浴となった。
薄暗く落ち着ける内湯