温泉名 : 宝泉坊温泉
所在地 : 西予市城川町 
施設名 : 宝泉坊温泉
宝泉坊温泉 (愛媛県)
前日宿泊した四万十川中流域の用井温泉を発って、最終宿泊地の道後温泉に向った。
はじめ四万十川支流広見川沿いに西に進み、のち四国高地の内陸部を北上し、松山自動車道大洲ICに出たが、途中国道197号線沿いの宝泉坊温泉に立ち寄った。
住 所 愛媛県西予市城川町高野子75番地1(平成16年4月1日合併)
(旧住所)愛媛県東宇和郡城川町大字高野子75−1
電 話 0894−83−1001
交通機関 松山自動車道大洲ICから国道197号線で約30km
JR予土線近永駅から宇和島バス野村営業所行きで40分、宝泉坊温泉下車
施 設(日帰り) 食事処 休憩室 駐車場(60台)
宿 泊 宝泉坊ロッジで朝食付き2,500円〜
泉 質 アルカリ性単純温泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(外来) 10時〜22時
定休日 無休
入浴料金 大人300円 小中学生150円
入浴施設 内風呂男女各1 ジャグジー サウナ 水風呂
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー
観光スポット 四国カルスト、内子町、神在居千枚田
お土産・食事 館内で可
役場近くの国道197号沿いの道の駅「きなはい屋」
近くの温泉 小藪温泉、雲の上の温泉
西予市HP http://www.city.seiyo.ehime.jp/
雑記帳 この日、宿泊した用井温泉で朝風呂、それからここ宝泉坊温泉、道後温泉の道後温泉本館・椿の湯・宿泊したホテル古泉閣と5ヶ所で入浴し、東北旅行の際とタイレコードとなった。
一部
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ガイドブック等では東宇和郡城川町となっているが、平成16年4月に周辺の町村が合併して西予市となった。これにより、ミカンの段々畑とリアス式海岸が美しい明浜町・三瓶町、田園が広がる宇和町、山に囲まれ酪農・林業の野村町・城川町など地形的にも気象学的にもバラエティに富んだ市となった。四国山地に抱かれた城川町は高知県と境を接し、伊予の国にあって最も奥まった所にあることから、奥伊予と呼ばれてきている。
前日宿泊した用井温泉(ホテル星羅四万十)を出発、国道441・381・320・197号線と忙しく乗り変えて、四国高地を北上、松山自動車道大洲ICに出て松山市(道後温泉)に向った。途中、国道197号線で通過したのがここ宝泉坊温泉。折から雨も降ってきたので当初の秘湯・小藪温泉行きを変更し、ここに立ち寄った。
宝泉坊温泉は安土桃山時代の天正年間(1573〜1592年)の開湯と伝えられ、戦火で矢傷を負った法師がその傷を癒したという伝説が残る温泉だ。
青い屋根を持った建物は背後に山を控え、国道に沿って細長く伸びている。国道沿いとは言え、この温泉の周辺には目ぼしい観光地はなく、入浴客は地元周辺の人や日頃ここを通過している馴染みの人がほとんどだろう。
館内はいたって飾り気がなく、館内の食事処・休憩室でのくつろぎ振りを含めて、いかにも地元に根付いた温泉という雰囲気が漂う。入浴料金も300円という低さだ。
風呂は内湯のみ、一角に岩石を積み上げ、石板を使用した浴槽は2つで、一方は小さくてジャグジー付、湯気で濛々としている。他にサウナ・水風呂が設けられている。珍しく、浴室の壁のタイルにはコスモスの群生が描かれており、日替わりのもう一つの浴室は菖蒲が描かれているそうだ。
pH7.9の弱アルカリ性単純温泉は、やや茶色がかっており、肌になめらかな湯だった。