住 所 宇陀郡御杖村大字神末6330
電 話 0745−95−2641
交通機関 名阪国道針ICから国道369線で約45km
近鉄大阪線名張駅からバスがあると思われるが詳細不明。
施 設(日帰り) 食事処、休憩室駐車場(目算50台) 
宿 泊 不可
泉 質 アルカリ性単純温泉
適応症     不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 午前11時〜午後8時(最終受付は午後7時30分) 
定休日 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)及び特定日
入浴料金 大人600円 小人300円(3才〜小学生以下)
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1、樽風呂、つぼ風呂、ジャグジー、サウナ
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット 曽爾高原、曽爾高原ファーム、赤目48滝、室生寺、香落渓青山高原滝谷花菖蒲園
お土産・食事 何れも施設内で可
近くの温泉 曽爾高原温泉、奥香落温泉香落渓温泉、赤目温泉
御杖村HP
御杖村観光HP
姫石の湯HP
http://www.vill.mitsue.nara.jp/index.html
http://www.vill.mitsue.nara.jp/index2.html
http://www.vill.mitsue.nara.jp/home/onsen/indexc.html
雑記帳 入浴時に、隣村の曽爾村・お亀の湯の泉質がいいだけに、近隣の人達はそちらに向っている、と地元の人から聞いた。
休日は、お亀の湯は間違いなく混雑するので、ゆったりと入浴するならこちらの方がいいかもしれない。
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
みつえ温泉・姫石の湯 (奈良県)
所在地 : 宇陀郡御杖村
温泉名 : みつえ温泉
施設名 : 姫石の湯 (入浴:2005.2.21)
御杖村のHPは村を次のように紹介している。
「奈良県北東部に位置する御杖村は、美しい四季の彩りの中で、キャンプや、渓流釣り、山菜とりなど、自然が満喫できる場所。村名は、天照大神のご鎮座される地を探して旅をした倭姫命が、この地を候補地として自らの杖を残した伝説に由来しています。」
要するに豊かな自然以外、何もない村である。

恥ずかしながら、サイト仲間のMr.リーダーさんから「御杖村の368号線と369号線が交差する場所に温泉がオープンした。」との情報をいただくまで、御杖はどこかの町か村の字(あざ)の場所かと思っていた。
あらためて地図を見て、村は曽爾村にしがみつくような形で三重県と接していて、村内を走る旧伊勢本街道(国道368・369号線)から三重県側に入ってすぐに、桜100選で有名な三多気桜があることも分かった。
御杖村周辺
道の駅・伊勢本街道御杖に
隣接(一番奥)
源泉タンク
先日、長野県の山口村が岐阜県の中津川市に編入されることが決定したが、同じような発想をすれば御杖村は国道368号線で結ばれた三重県の名張市が生活圏だろう。
その国道と奈良県榛原町方面からの国道369号線が交差するところに建設された
「道の駅・伊勢本街道御杖」に隣接して、2004年7月、みつえ温泉姫石の湯がオープンした。
併設された「街道市場みつえ」では、地元野菜、陶芸品、木工品などの地元特産品が販売されている。

完成間もない館内は、県特産の木材がふんだんに使われて心が安らぐ。これは奈良県南部の日帰り温泉施設に共通して言えることで、大いに誇るべき点だ。
建物の内部はどこもピカピカに磨かれ、清掃が行き届いて嬉しい。従業員の態度も親切で、地元に完成した温泉施設にやって来た客を持てなそう、という気持ちが現われていて好ましい。
すぐ側に泉質が評判の曽爾高原温泉・お亀の湯というライバルが出現した危機感もあるのだろう。
館内には食事処、畳敷きの休憩室などが整い、ここでゆっくりと時間を過ごせる。当日の男性用の浴室は、木で縁取られた内湯が2つ(一つはジャグジー付)に石の露天風呂に樽風呂、サウナなどが付属している。露天風呂の設計に注文をつけたい。大きさはともかく、湯船は深めだが湯が途中までで、入浴すると視線が湯船の石に当たり、まるで石棺に入っているような雰囲気。また、背もたれとなる周囲の石が削ってあってゴツゴツと背中に当たって痛く、ゆったりと入浴できない。将来、ぜひとも改善して欲しい。
泉質はアルカリ性単純泉、無色透明で大きな特色はない。
館内は木材がふんだんに使われ快い。
温水・冷水のかけ湯
この樽風呂は気持ちいい。
改善が望まれる露天風呂
シンプルで品のある内湯