改訂版

鳩山総務大臣の発言で、オリックスに全国70ヶ所余りの一括売却することが撤回されたかんぽの宿の一つ。
新聞の報道によれば、かんぽの宿奈良の資産価値は高位にランクされていた。

その理由は定かではないが、2002年2月に温泉宿に変身してリニューアルされたこと、平城宮に隣接しており奈良観光の拠点として、手軽な料金で利用できる点などが評価されているのかも知れない。

部屋数は40室(和室34洋室6いずれもシャワートイレ付)、宿泊料金は2人1室で11、000円程度からだが、季節・曜日・プラン・年度などによって変わるので、予約の際は下記HPで確認ください。

部屋数の割にパブリックスペースが充実しており、グレーとベージュを基調としたセンスの良い、そして広々としたロビーや外来者も喫茶・食事ができるラウンジやレストランも営業している。

いかにも公共の宿らしいシンプルな外観

広々としてセンスの良いパブリックスペース。スタッフのサービスもなかなか良い。

全国的な話題になった遷都1300年のキャラクター「せんと」君。

奈良のシンボル、東大寺・大仏殿

平城宮温泉 かんぽの宿奈良 (奈良県)

2010年、平城遷都1300年行事のメイン会場となる平城宮跡に隣接する平城宮温泉。その一軒宿が「かんぽの宿奈良」だ。

施設名 : かんぽの宿奈良 (最終入浴日:2008.9.25)

平城宮に復元された東院庭園。遷都1300年の行事のメイン会場はここ平城宮跡だ。

データ (データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)
住 所 奈良市二条町3-9-1
電 話 0742-33-2351
交通機関 阪奈宝来ランプから阪奈道路経由3km
近鉄西大寺駅から徒歩15分
施 設(日帰り) レストラン、喫茶 、売店
駐車場(約80台)
泉 質 ナトリウムー塩化物泉(等張性・中性・温泉/約37℃)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 10:30~16:00(受付は15時30分まで) 
定休日 無休
入浴料金 大人510円  小人360円(6~11才)
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1、ジェットバス(温泉ではない)
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット 特別史跡平城宮跡、法華寺、秋篠寺、不退寺、西大寺、ウワナベ・コナベ古墳群、般若寺、薬師寺・唐招提寺、奈良ドリームランドなど
(上記は徒歩圏内のみ。近鉄・バス・タクシー等で奈良公園・東大寺・春日大社・興福寺等の有名観光地が至近)
土産・食事 食事喫茶及び土産は施設内で可
近くの温泉 宝来温泉(奈良パークホテル)、天平の湯温泉(奈良ロイヤルホテル)
奈良観光公式HP
かんぽの宿奈良HP
http://narashikanko.jp/
http://www.kanponoyado.japanpost.jp/yado/nara/
雑記 冷え込む奈良の観光、不振打開に地元の旅館・ホテル連盟で「奈良町温泉郷」の早期実現を求めて要望書を奈良市に提出した。
行政側も市長をはじめ大変乗り気のようだ。掘削場所を猿沢池周辺を予定しているが、もしこれに成功した場合の源泉名を考えるのも楽しみだ。
・・・
その後、この話は頓挫した。地面を掘ったら必ず遺跡が出てくる土地柄、温泉のハードルは高い。



風呂は男女別の内湯と露天風呂がある。
内湯は中規模の風呂で、温泉の泉質はナトリウムー塩化物温泉。気のせいかやや緑色がかっている。

循環だが、温泉が浴槽から静かにあふれ出る設計になっており、床の石も茶色に変色してなかなかいい雰囲気だ。
原泉温度が37℃ほどあり、本来ならば源泉風呂が可能だが、湯量が少ないためこれが出来ないものと推測する。

露天風呂も同じようにオーバーフローしており周囲の石が緑茶色に変色している。

温泉名 : 平城宮温泉

平城京の北に、天皇が住む内裏、政治や儀式を主なう宮殿・役所・庭園が建ち並ぶ都の中枢部があった。平城宮だ。
近鉄奈良線の電車が大和西大寺を出て奈良駅に向かう途中、左手にその広大な跡地が見えてくる。

長年の発掘で平城宮の全貌が次第にはっきりしてきて、広大な原っぱであったこの地に朱雀門や東院庭園などが復元されている。
また、ここには「平城宮跡遺構展示館」と「平城宮跡資料館」があり往時の遺構や出土品を見学できる。

遷都1300年の行事が盛大に行われる2010年には、巨大な建築物で、天皇の即位や元日朝賀などの国家儀式、あるいは外国使節の歓迎の儀式がおこなわれた大極殿が竣工する。

その平城京跡の道一つ隔てた西側、かんぽの宿奈良で1300mの大深度掘削によって湧出した温泉が使用されている。平城宮温泉だ。

循環だがオーバーフローする設計になっている内湯。



あをによし 奈良(寧楽)の都は 咲く花の 
にほうがごとく 今盛りなり


現在の奈良市に位置する地域が日本史の舞台に登場するのは、710年に都が藤原京から平城京に遷都されてからのことである。

奈良時代(和銅3年・710年~延暦3年・784年)の都であった平城京は、日本初の本格的な首都と言える。
最盛期には人口が10万人に及んだという説もある。

784年長岡京へ、さらにその10年後には平安京へ移ったが、その後も東大寺や興福寺などの仏教寺院勢力がこの地に残り、奈良は南都と呼ばれた。

来年2010年が平城遷都1300年となり、大々的な行事が奈良で予定されている。

所在地 : 奈良市二条町


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石で囲った小さめの露天風呂。ここでも温泉で石が変色していて趣が出てる。

以前無かった五右衛門風呂