所在地: 南丹市園部町  (旧)船井郡園部町
温泉名:るり渓温泉
施設名:心と身体の癒しの森るり渓温泉 (入浴:2004.1.30)
るり渓温泉 (京都府)
園部町は南北に長い京都府のほぼ中央に位置し、南は大阪府、西は兵庫県に接している。
町の南、大阪府に接するところにある瑠璃渓(るりけい)は国の名勝地に指定され、標高500mの高原から全長4kmにおよぶ渓谷が続く景勝地だ。ここには「るり渓12勝」と呼ばれる12の渓流美のポイントがあり、これを愛でながら心地よいハイキングが楽しめる。中でも、「鳴瀑(めいばく)」は滝の裏が空洞になっていて、水の音が反響することからこう呼ばれている。平成8年には、環境省によって、残したい日本の「音風景100選」に選考された.。因みに、京都府では、るり渓と並んで網野町の「琴引浜」、京都市の「京の竹林」が選ばれている。
大阪市内からの場合、園部町・るり渓へは、国道173号線で一本道だ。しかし、私の住む生駒市からだと、大阪を通り抜けるには多くの有料道路を通り、渋滞に巻き込まれる可能性も高い。そこで、京奈和自動車道、国道1号線を利用し、京都市の西から京都縦貫自動車道・国道372号線・県道731号線を利用して、約75km、1時間30分で到着した。途中、京都の奥座敷と言われる「湯の花温泉」を通過したが、ここには立ち寄り湯をしている旅館が見当たらなかったのでパスする。(後日、「渓山閣」で外来入浴可、であることが判明
るり渓温泉はここには、もともと「こぶし荘(奥るり渓温泉)」があったが、平成12年に周辺が国民温泉保養地に指定されたの機に、もともとあった体育館などのスポーツ施設を改装し、約14億円をかけて建設、平成14年4月に開館した。るり渓温泉には9室の客室があり、平日、8,500円からの料金で宿泊できる。
この一帯(るり高原)には、温泉施設のほかに、多目的運動場、テニスコート、野外ステージ、トリムコース、複数のレストランなどがあり、総合レクリエーション地域となっている。
ここの料金体系が複雑で、かつ私のように水着を着てのスパゾーンで風呂に入る、という最近の流行に馴染まない者には、あまりうれしくない体系になっている。
700円だと内湯とプール・バーデンゾーンを利用できる、という点は、他より割安感があるが、「ねころびゾーン(利用しなかったのでなんだか分からない)」「露天風呂」を利用するには1,500円を支払う必要がある。
浴室内はコンクリートとタイルの機能的なもので(別の言葉では情緒がない)、風呂は二つの浴槽に水風呂がある。
湯は無色透明、サラリとした単純放射能泉、ラドン含有量が高い。ガイドブックには「独特の臭い」とあるが、においに鈍感な私には分からなかった。
(入浴客多かったため浴室内の写真なし)
「鳴瀑(めいばく)」
国道372号線でるり渓へ
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
住 所 船井郡園部町大河内広谷1−14
電 話 0771−65−5001
交通機関 (大阪から)阪神高速池田木部ランプから国道173号線で約25km
(京都から)国道9号線(京都縦貫自動車道亀岡IC)、国道372号線、県道731・54号線で約20km
能勢電鉄日生線日生中央駅から中京交通バスるり渓温泉行きバスで25分
施 設 レストラン、軽食・喫茶、特産品売店、プール、各種スポーツ施設等、 駐車場(400台)
宿 泊 9室 8、500円〜
泉 質 単純放射能泉(26.6度 ph7.9 弱アルカリ性 微硫化水素臭 159リットル/分))
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 7時〜22時予約不要
定休日 年中無休
入浴料金  大人700円、小人350円
全館共通券 大人1,500円 小人750円
入浴施設 750円:内湯男女各1、サウナ、バーデゾーン
1,500円:上記に露天風呂、ジャグジー、温水プール等がプラス
浴室備品 タオル、バスタオル、シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット るり渓谷・高原、篠山市
お土産・食事 土産・食事とも施設内で可
近くの温泉 湯の花温泉、汐の湯温泉今田薬師温泉、武田尾温泉
南丹市HP
るり渓温泉HP
http://www.city.nantan.kyoto.jp/
http://www.rurikei.jp/index_f.html
雑記帳

隣接のレストラン「ゆすら庵」のうどんやカツ丼などを頼むと、幅30センチ、深さ20センチ近い巨大なドンブリが運ばれてきて仰天する。
私はドンブリ物を頼んだが、箸では食べられず、ついてきたメレンゲで掬って食べた。女性はあまりこれを頼まない方がいい。