温泉名 : 三国温泉

水菓子:桜アイス・三色団子

〆物:荒磯亭名物・鯛まま(これに出汁をかける)

お凌ぎ:皮はぎの梅蒸し

台の物:若狭牛すき焼き。

お造り:三国産鮮魚の4種盛(メバル炙り・梅貝・甘海老・やり烏賊)

変わり碗:越前手打ち卸し蕎麦(2013年B1グランプリ出展)

桜マス若狭焼(本来はアマダイ若狭焼)

三国温泉 荒磯亭 (福井県)

東尋坊から2kmほど南下、国道305号線から海側に少し入った県道7号線沿い、日本海に面した僅かな土地に望洋楼、若えびすそして荒磯亭の3旅館が建ち並んでいる。

前の2館が荒波が来たら飛沫を浴びそうな磯際にあるので、荒磯亭の客室から見下ろすことになる。

じゃらんの口込み評価を見ると、2万円以下では泊まれない望洋楼の評価が総合4.8と高く、荒磯亭も同4.5とかなり高いが、望洋楼より料金が若干低い。

荒磯亭は、客室数が15室、料金帯は2人1室1人17,000円〜25,000円くらい(2014年7月現在)、冬のカニの季節になると高騰するなど、季節・時期・曜日・宿泊人数・プランなどにより変わるので、詳細最新情報は、宿のHPをご参照ください。

荒磯亭の館名は、前に日本海、磯も眼前にあって白波を立てているので、そこから由来していると思っていたが、全然別だった(以下左記)。

三国温泉は、三国町にある温泉旅・館民宿と東尋坊温泉、休暇村越前三国、公営日帰り温泉施設(三国温泉ゆあぽーと)などを含む。
泉質の異なる主な温泉が3カ所あるため、三国温泉郷と称している場合もある。

三国温泉の観光資源は、なんといっても冬の越前ガニ(ズワイガニあるいはオスだけの呼称であるマツバガニで知られる)と天下の奇勝・東尋坊である。

旅館数は多くないものの、日本海を見下ろ磯辺に建つ高級老舗旅館から、公営の国民休暇村、越前ガニをはじめ新鮮な魚介類を食べきれないほど供する温泉民宿、それに漁師が直営する無骨な民宿にいたるまで、予算や旅の目的に応じた宿を選べるのが、ここの温泉地の利点だ。

また西に向いているため、日本海に沈む豪快・華麗な夕日を見ながら入浴を楽しめるのも大きな魅力で、遊歩道も整備されており、オゾンたっぷりの散策も楽しめる。

前菜:ホタルイカ沖漬け・筍土佐まぶし、イイダコ・蛤木の芽焼き。

2mx4mほどの内湯、入浴しながら日本海を臨める。浴槽も床も福井県産の滑りにくい笏谷石(しゃくだにいし)が使われている。先述の丸岡城にも使われており、水に浸かると青みがかってくる。

檜だろうか、木製の露天風呂。泉質はナトリウム・カルシウム−塩化物温泉温泉で、加水無し、冬季加温で循環ろ過させている。他に貸切風呂が2ヶ所あるが、有料で3150円と高額なので利用せず。

露天風呂からの風景。左は海に浮いているような望洋楼の部分。津波が来た時が怖い。
日帰り入浴は、大浴場利用で13時〜21時、大人1260円 小人630円(タオル・バスタオル付)。

世界最大級の安山岩の柱状節理の断崖が続く

柱状節理の断崖に日本海の荒波が押し寄せる国の天然記念物・東尋坊から指呼の距離にある三国温泉、冬には越前ガニ(ズワイガニ)を目当てに多数の観光客が押し寄せる。民宿が圧倒的に多い三国温泉にあって、数少ない旅館で料理が評判の荒磯亭に宿泊した。

館内から見晴らす日本海。当日、あいにく曇天で日没は見られなかった。真下に望洋楼と若えびすの2旅館が見える。

品数多く充実していた。

朝 食

食 事

407号室、10畳にj細長い広縁にBT。平日1室2人で1人18,900円と通常予算をオーバー。

こじんまりしてシンプルな雰囲気のロビー。

磯から見た荒磯館。中国から伝わった織物、名物裂(めいぶつきれ)が珍重されて、千利休などによって一品ごとに名前が付けられ、その内の一つが荒磯緞子で、館名はここから由来しているそうだ。

施設名 : 荒磯亭(あらいそてい) (宿泊日2014.3.25) 

高さ約25mの断崖が1km弱ほど連なる。今回で3回目の訪問だが、いまだ崖の上に立ったことは無い。

刺身丼 2100円、東尋坊で食べたが、タネが単調、観光地料金・質だった

坂井市は福井県の北部に位置し、市の南部を九頭竜川、北部に竹田川が流れ、西部で合流して日本海に注ぎこみ、中部には、穀倉地帯である広大な坂井平野が広がっている。

坂井市には、越前加賀海岸国定公園に属し、断崖に日本海の荒波が打ち寄せる景観で知られる東尋坊があり、1kmに渡り安山岩の柱状節理の断崖が続いている。
この規模は世界に3ヵ所ともいわれ、国による天然記念物及び名勝に指定され、地質学的にも貴重な場所である。

町域のもう一つの観光地が、国指定重要文化財の丸岡城(日本百名城)である。
現存する天守閣では最古の建築様式を持つ平山城(野の中にある山、丘陵等に築城された城)である。

三国町はかつての北前船の拠点であり、現在は越前がにやアマエビなどの水揚げや上記の東尋坊で有名な港町。港付近の狭い路地には昔ながらの町並みがある。

所在地 : 坂井市三国町
住 所 福井県坂井市三国町米ヶ脇4−4−34
電 話 0776−82−8080
交通機関 北陸自動車金津ICから20分
JR北陸本線芦原温泉駅からタクシー20分 (同駅までの送迎車有り 要予約)
施 (日帰り)設 ロビー、売店、駐車場(200台)
宿 泊 15室 料金1室2人 1人17,000円〜25,000円程度(冬のカニの時期は高騰し、別料金)
各種条件で増減するので、最新・詳細情報は下記の宿HP参照)
泉 質 ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉温泉 (46.3℃ 加水無し 冬場のみ加温 循環ろ過有り、)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(日帰り) 13時〜21時
定休日 不定休
入浴料金 大人 1260円 小人 630円
入浴施設 男女別内湯、男女別露天風呂、貸切風呂2ヶ所(予約制3150円/45分)
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー
観光スポット 越前海岸国定公園(東尋坊・越前岬・軍艦岩・亀岩)永平寺、越前大仏、一乗谷朝倉氏遺跡、越前水仙の里、越前竹人形の里、越前がにミュージアム
近くの温泉 佐野温泉、芦原温泉・三国温泉・・越前玉川温泉鷹巣温泉山中温泉、山代温泉、片山津温泉、粟津温泉
坂井市HP
観光HP

荒磯亭HP
三国温泉HP
http://www.city.fukui-sakai.lg.jp/
http://kanko-sakai.com/
http://www.arisotei.com/
http://www.mikuni.org/mikunionsen/
データ (データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)

食事は、2人の場合、原則部屋食だが、人数が多い場合や希望すれば食事処となる。

夕食は、品数はやや少な目、地元近海の海の幸を中心に供され、宿泊料金相当の内容で、大きな不満は無いだろう。

別料金又は高額プランで、季節によって地元産の岩ガキ(初夏)なども食べられる。
冬はカニ一色となり、宿泊料金も高騰する。

ご飯の「鯛まま」は三国の目物料理で、鯛のお刺身をご飯の上にのせて、熱いお出しをかけて食べるくお茶漬けのような一品。


朝食は品数が多く、充実していた。

風 呂

前方の東尋坊から僅か数キロ南下した先にある三国温泉。