ああ、いい湯だな！　奥伊勢宮川温泉　奥伊勢フォレストピア　名湯・秘湯・立ち寄り湯３００　

住　所	三重県多気郡大台町薗（その）９９３番地（旧）三重県多気郡宮川村薗９９３
電　話	フリーダイヤル０１２０－０１７１３７又は０５９８ー７６－１２００
交通機関	伊勢自動車道勢和多気ICから国道４２号線県道３１号線で２５ｋｍ JR紀勢本線三瀬谷駅から三重交通バス２０分フォレストピア下車
施　設	レストラン、休憩ラウンジ、個室、売店、テニスコート、各種体験工房、駐車場（約１００台）
宿　泊	宮川山荘　平日　二食付１２，０００円（税別サ込）　コテージ（一棟５人迄）２０，０００円
泉　質	単純温泉　源泉温度３４．２度、１００リットル／分、ＰＨ６．９
適応症	不記載（理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照）
入浴時間	１１時～２２時　（受付は２１時迄））
定休日	無休
入浴料金	大人６００円　子供（小学生）４００円　(食事を取ると２００円引きになる）
入浴施設	内湯男女各１、露天風呂男女各１）、薬草湯
浴室備品	シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット	施設内体験工房（パン、こんにゃく、木工、陶芸）、釣り、キャンプ、香肌峡
お土産・食事	土産・食事とも施設内（　レストランの料理・サービス良し）、もみじ館（鮎の甘露煮、ナチュラルウォーター、森の番人酒、うこん酒、やもももワイン、野菜クッキー、梅じそようかん他）
近くの温泉	香肌峡温泉
大台町HP フォレストピアHP	http://www.odaitown.jp/index2.html http://www.odaitown.jp/okuiseforestpia/index.html
雑記帳	（旧）宮川村は、伊勢湾に注ぐ宮川の源流地帯で、平成３年・１２年には日本一の清流に認定された。因みに平成１３年度のベスト３は次の通り。１位尻別川（北海道）２位宮川３位雨竜川（北海道）、空知川、黒部川他

奈良県と三重県を東西に分け、日本で一、二を争う多降雨地帯の台高山脈は、南の大台ケ原（日出ヶ岳１，６９５ｍ）から北の高見山（１，２４８ｍ）までの約３０ｋｍの山々の総称である。

大台ケ原の東側は、深い峡谷、清流、多数の名瀑（日本の滝１００選・七つ釜滝等）が連続する大杉峡谷となる。

（旧）宮川村は村域の西南にその峡谷を有し、そこを源とする日本一の清流（後述）は、村を東に流れ、伊勢神宮神域を通って伊勢湾に注ぐ。この川、宮川（村）の名前は、ここに由来する。

村の全域が吉野熊野国立公園に指定されている広大な宮川村には、交通信号が一つしかなく、まさに自然の真っ只中にある。

奈良県と三重県の県境、高見山の南山麓を通過して、国道１６６号線を東へひたすら走る。途中、大杉谷で行き止まりとなる国道４２２号線に乗り換え、さらに狭隘な県道３１号線を経てやっと現地に到着。秘境十津川村を通る１６８号線の方がはるかに走りやすいと思った。帰途は、国道１６８号線をさらに東に進み、伊勢自動車道勢和ICに出て名阪国道経由で奈良に戻ったが、一日中付き合ってくれた家内に感謝する温泉行であった。

周囲を山に囲まれ、宮川に合流する薗川の清流沿いに建てられた奥伊勢フォレストピアは、温泉のほかに「ホテル」「レストラン」「コテージ」「農園」「釣堀」「遊泳場（川）」「テニスコート」「陶芸工房」その他多数の施設が整備された山間リゾート地である。温泉棟と見晴らしの良いレストランしか利用しなかったが、何れも洗練され清掃も行き届き、そこに働く人のサービスも良好だった。
大浴場はゆったりとした空間に、扇形の湯舟と小型の薬草湯。露天風呂は、岩石組みのオーソドックス、中規模の大きさで、湯に浸かりながら山並みが見える開放的なもの。湯はやや緑がかり、シットリ感が残る美人の湯だった。

２回目
長女の配偶者の両親、Ｙご夫妻とご一緒した。当日は小春日和、遅めの１０時に出発したが、ご主人は無類の運転好き、往復２００ｋｍ、すべてハンドルを持たれた。おかげで、紅葉には若干早かったものの、国道１６６・４２２号線、県道３１号線の景観を存分に楽しめた。
施設は前回の印象と同様、鄙には稀な（失礼！）センスとサービスが行き届き快適な食事と入浴ができ、お互いに、次回は孫を連れてここに来よう、という話になった。
前回のときは、まさかＨＰを作るとは思っていなかったため、写真撮影をしなかったので、今回、これを行ってたくさんの写真を貼り付けることが出来た。