住 所 |
名張市青蓮寺峯の山1652 |
電 話 |
0595−63−6211 |
交通機関 |
名阪国道針ICから国道369・県道28・国道165・県道81号線で約30km
近鉄大阪線名張駅からタクシーで約10分(無料送迎バス有り) |
施 設(日帰り) |
ロビーラウンジ、駐車場(40台) |
宿 泊 |
20室 (和室13、洋室7 全室BT付) 平日10,000円〜 |
泉 質 |
単純放射能泉 |
適応症 |
不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 |
11時〜15時 |
定休日 |
無休だが行く前に立ち寄り湯ができるか要確認 |
入浴料金 |
大人850円 |
入浴施設 |
内湯男女各1、露天風呂男女各1、サウナ |
浴室備品 |
シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー |
観光スポット |
赤目48滝、室生寺、香落渓、曽爾高原、青山高原、滝谷花菖蒲園、青蓮寺湖 |
お土産・食事 |
昼食付入浴可能、売店有り |
近くの温泉 |
奥香落温泉、赤目温泉、曽爾高原温泉 |
名張市HP
青蓮寺レークHHP |
http://www.city.nabari.mie.jp/
http://www.e-net.or.jp/user/lake/ |
雑記帳 |
東京に住んでいた私がはじめて「赤目」の名前を知ったのは、切手収集をしていた小学生の時である。国立公園と並んで国定公園シリーズの切手があり、その中におそらく荷担滝と思われる滝の風景画が描かれていた。
室生赤目青山国定公園の一番の観光スポットが、日本の滝100選にも選ばれている「赤目48滝」であることに異論はないだろう。
滝川の上流、長さ4kmに渡って千手滝、不動滝,、布曳滝、荷担滝など数々の滝が渓谷美を一層際立たせている。厳冬や雨天の場合はともかく、初夏の新緑、秋の紅葉の季節、特別な健脚の方でなくても、次々と現れる滝を眼前に見ながら快いハイキングを楽しめる。
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香落渓(こおちだに)温泉・青蓮寺レークホテル (三重県)
所在地 : 名張市
名張市がある伊賀の国は、鎌倉時代以来、有力な武士集団の形成が行われず、多数の小勢力が存在するのみであった。これらが割拠し、互いに敵対するなか、伊賀の国ではいわゆる伊賀忍者が生まれた。
伊賀忍者は現在の伊賀上野市から北の北伊賀に多かったが、名張周辺の南伊賀では、百地(ももち)三太夫がここの赤目出身と言われている。
徳川の治世となった慶長13年(1608)、それまで伊賀国領主であった筒井氏は転封となり、代わって伊予国から築城の名人、藤堂高虎が伊勢・伊賀国領主として入封。
寛永12年(1635)、名張の地に藤堂高吉が転封してきて、以来、明治4年の廃藩置県まで、実に260年余り、11代にわたり名張藤堂家がこの地を統治した。
中学・高校時代に講談社の講談本を読み漁った自分は、藤堂高虎や服部半蔵・百地三太夫は馴染みの人物。名張の歴史を知って、関西に転勤してこなければ、こんな歴史の舞台に足を踏み入れることが出来なかった、と感慨深かった。
名張市には、国定公園内に様々な滝が続く赤目48滝(日本の滝100選)がある。これまでに2回歩いたが、道がよく整備され、快適なハイキングが楽しめる。
温泉名 : 香落渓温泉
名張市には室生赤目青山国定公園内の2つの温泉がある。一つは赤目48滝の入口にある赤目温泉、もう一つがここ香落渓温泉だ。
香落渓とかいて「こおちだに」と読むこの渓谷は、関西の耶馬溪と呼ばれ、名張川の支流・青蓮寺川に沿って柱状節理の岩肌が8kmに渡って続いている。橿原方面から国道165号線を進み、名張市に入って右折、県道81号線を南下するとこの渓谷の真ん中を進むことになり、左右に屏風岩や鹿落岩などの奇勝を見ながら奈良県曽爾村に入り、奥香落渓に至る。ここは秋のススキの名勝で、季節になると観光客の車で大渋滞となる。
香落渓温泉はこの渓谷の手前、多目的ダムのために青蓮寺川を堰きとめて造られた人口湖、青蓮寺湖畔の高台にある。
青蓮寺湖
青蓮寺レークホテル
施設名 : 青蓮寺レークホテル (入浴:2005.1.31)
勤務していた会社の研修寮が名張にあり、バブル中の大量採用の際は寮に収容しきれず、徒歩でも行けるここ青蓮寺レークホテルにも宿泊させた。そんなわけで、1月末の快晴の日、馴染みの地を10年ぶりに訪れた。
混雑する24号線上の橿原市を避けて、奈良市内から裏の山道を利用し、都祁の道の駅針経由で165号線に乗って名張に向った。市内に入り右折、青蓮寺湖畔沿いを進み、季節になると葡萄狩りで賑わう県道を上ってホテルに到着した。正面には日溜りが快いロビーがあって、その向うには山々が幾重にも連なっている。見事な景色だ。
積極的に日帰り入浴を引き受けるホテルだが、到着したときの日帰り客は我々だけ。850円を支払って浴室に行くと、ここでも大きな一枚ガラス越しに素晴らしい風景が広がっていた。浴室・浴槽とも一昔前の雰囲気だが、端正ですっきりしている。湯はやや熱め、透明・無色無臭の単純放射能泉、サラサラした肌触りだった。青蓮寺湖を見下ろせる小さめの露天風呂からは、青蓮寺湖を見下ろせて開放感いっぱい、顔に冬の冷気を受けながらの入浴はとても気持ちよかった。