温泉名 : 新穂高温泉 
施設名 : 新穂高の湯 (入浴日:2006.5.27)
所在地 : 高山市
北アルプスの槍・穂高連峰・乗鞍岳・笠ヶ岳等の名峰に囲まれた奥飛騨温泉郷は、個性の異なる新穂高・栃尾・福地・平湯・新平湯の5つの温泉地の総称である。

この奥飛騨温泉郷の最も奥深く、槍ヶ岳・穂高連峰を源とする蒲田川の渓流に沿った温泉地が新穂高温泉である。
源泉が異なった温泉が数多く、それゆえ、ホテル・旅館はもちろんのこと、民宿・ペンションに至るまで露天風呂を有する。

また、多くの旅館の露天風呂から、穂高岳・槍ヶ岳等の雄大・秀麗な峰々を仰ぎ見ることができる。
当温泉地からはモンブランに続く世界第二位の新穂高ロープウェイが出ており、気軽に穂高の雄大な山系を身近に眺望できる。

当地には共同浴場が三つあるが、温泉雑誌・図書で必ず紹介される「新穂高の湯(混浴)」が最も知られている、
住 所 高山市上宝新穂高温泉
電 話 0578−9−2458 (奥飛騨温泉郷総合案内所)
交通機関 長野自動車道松本ICから国道158・471・県道475号線で約70km
東海北陸自動車道飛騨清見ICから国道158・471・県道475号線で約65km
JR松本駅(松本電鉄バス)→平湯バスターミナル下車、新穂高温泉郷行きバスで25分
JR高山駅(濃飛バス)→平湯バスターミナル下車(新穂高温泉行きバスに乗り換えて25分
施 設(日帰り利用) 駐車場(約20台)
宿 泊 無し
泉 質 不明
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(日帰り) 7時〜21時
定休日 年中無休
入浴料金 寸志
入浴施設 混浴露天風呂1
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー等無し
観光スポット 新穂高ロープウエー、上高地、乗鞍スカイライン、平湯大滝高山、松本
お土産・食事 館内で岩魚の塩焼き、温泉卵など発売(麺類などは取れるのか調査忘れ)
近くの温泉 新穂高温泉、新平湯温泉、栃尾温泉、福地温泉、白骨温泉、乗鞍高原温泉、さわんど温泉、坂巻温泉、中の湯温泉、上高地温泉、焼岳温泉
高山市HP
飛騨高山観光協会

奥飛騨温泉郷観光協会
http://www.city.takayama.lg.jp/
http://www.hidatakayama.or.jp/
http://www.okuhida.or.jp/
雑記帳 奥飛騨温泉郷には、これまで一泊(新穂高温泉佳留萱山荘)し、3回通過したが、入浴した施設はわずか。今回の旅で、5ヶ所で入浴し、ようやく数を増やせた。
新穂高温泉・新穂高の湯 (岐阜県)
奥飛騨温泉郷は、日本一の露天風呂王国だ。気軽に立ち寄れる旅館や日帰り施設も多い。その中で最も有名なのが「新穂高の湯」だ・
佳留萱山荘の大露天風呂。中部地区最大、日本でも有数の大きさだ。
松本側から国道158線で安房トンネル(有料)をくぐりぬけて国道471号線で新平湯・栃尾温泉を通り過ぎ、蒲田川に沿う隘路の県道475線を進むと新穂高温泉と中尾温泉の分岐点、旧中尾橋の真下に10m四方くらいの大きな露天風呂がある。

橋からは丸見え、右横には雪解け水を集めた蒲田川の激流が白波を立てて流れ下っている。
橋の袂に看板があって「新穂高の湯 (ぬる湯) 午前7時〜午後9時」としるされた看板がたてかけられている。

階段を下って右手に男女別の簡単な脱衣室がある。混浴だが、水着での入浴が許されている。寸志を入れて風呂に入ると、足元に微粒の土が堆積していて、それが水中から舞い上がる。
湯は表示されていたように温めで、36度くらいだおうか、いくらでも浸かっていれる。泉質に大きな特徴はないが、これほど自然と渾然一体となった野天風呂はそう多くないだろう。
雪解け水を集めた蒲田川が、奔流となっって、すぐ横を流れ下る。ご覧のとおり橋からは丸見え状態である。
男女別の脱衣小屋
渓流と一体となった風呂
見晴らしが良く、20台ほどが停められる無料駐車場がある。
栃尾温泉から隘路の県道475線で新穂高温泉へ
飛騨地方の中央に位置していた高山市だが、2005年2月1日、奥飛騨温泉が所在していた旧上宝村を含む近隣9町村と合併し、東京都に匹敵する日本一広い面積を有する新しい高山市が誕生した。

その広さは、東海北陸自動車道の飛騨清見ICから国道158号線で奥飛騨温泉郷に向かって東へ走ってみると分かる。
市中心部を抜けるのに若干時間がかかるが、後はほとんど信号がないにもかかわらず、1時間走っても奥飛騨温泉郷の最奥にある新穂高温泉には到着しないのだ。

市域の93%が森林で占められ、山・川・渓谷・峠などで地理的に分断され、標高差も2,000mを超えるなど、地形的に大きな変化に富んでいる。

北東部には槍ヶ岳・乗鞍岳・穂高連峰などの飛騨山脈(北アルプス)を擁し、標高の最高は奥穂高岳の3,190mだ。