所在地:飯田市下瀬


飯田市は長野県の南部(南信
、中央アルプスと南アルプスに囲まれた伊那谷にあり、中央部を天竜川が流れる風光明媚な山都(市役所地点で海抜約500メートル)
市内には全国でも珍しい「リンゴ並木」があり、昭和61年には「日本の道100選」の一つに選ばれた。
また、市の北西には名水100選に選ばれた「猿庫の泉」もある。
源泉名:いいだ温泉
住 所 飯田市下瀬254−1
電 話 0265−27−4526
交通機関 中央自動車道飯田ICから国道151号線で10km
JR飯田線天竜峡駅からタクシーで5分
施 設 食事処、休憩室、野菜売り場、宿泊施設、駐車場(約100台)
泉 質 硫黄泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 5時〜22時 (10〜3月は6時から) 
定休日 第3火曜日
入浴料金 大人600円 小学生300円
入浴施設 露天風呂男女各1(内湯無し)
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー(100円)、ドライヤー
観光スポット 天竜峡(すぐそば)、周辺でリンゴ狩り
お土産・食事 入り口で地元の野菜がとても安く買える
近くの温泉 下條温泉(秋桜の湯、車で3分)、飯田健康温泉(ほっ湯アップル)
飯田市HP http://www.city.iida.nagano.jp/index.shtml
雑記帳 ここは私が好きな温泉の一つである。その理由は幾つかある。
先ずネーミングが面白い。「湯里湖」、この名前一目見て、あるいは聞いて温泉施設と判断しがたい。人にこの温泉を紹介するときに、人の名前(百合子、由利子,有里子等)ではない、と必ず前置きしなければならない。現にここでは「ゆりこ」の名前の方は無料で入浴できる。

次回の入浴の際は、この名前の由来を是非聞きたい。
次にここの施設と温泉そのもののギャップである。馬鹿でかい看板がある駐車場周辺(反対側に大きな駐車場有り)は、野菜などを置く木造の小屋やその他の物で雑然としていて、,建物の外見も遠くからは終戦直後に建てられた民家のように見える。温泉を施設の外観から判断する人は決して立ち寄らないだろう。
ところが狭い玄関(エントランスといった雰囲気無し)を通ってすぐ目の前の入り口をくぐり抜けると、きらきら光る透明な湯が満たされた大きな露天風呂、眼下に阿智川渓谷、遠くに信州の山々、このギャップに驚かされる。

選考団体・年度は不明だが「全国名湯400選」「全国露天風呂100選」に選ばれた理由がわかる。
施設名:湯里湖  (入浴:2002.5.11
飯田ICから国道151号線を南下して約10km、国道沿いの左手にあるが非常に「つつましい」建物で、看板を見逃すとあっという間に通り過ぎてしまう。玄関を入ると左手に地元の野菜が無造作に置かれた受付があり、目の前にすぐ浴室に続く入り口がある。
内湯は無く、露天風呂のみだが、これはかなり大きなもの。パンフレットの「50人」は無理としても、阿智川渓谷に突き出した段丘の先端にあるため、眺望は思わず歓声をあげるくらい素晴らしい。湯は豊富、あくまでも透明な上質な湯。左手には小型の湯船が別にあり、低温の源泉で満たされている。温泉ランキングにも選考されていて、温泉そのものにこだわる人ならば、きっと満足する温泉施設である。洗い場は少なく、女性用の露天風呂はやや小型のようである。(下記「雑記帳」参照)
いいだ温泉 湯里湖 (長野県)
データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。
この温泉へのアクセスとして、名古屋上面からは中央道・園原ICから昼神温泉経由、国道256・153号線・県道64号線・国道151号線を乗り継ぐルートがあり、私もこのルートを通った。しかし、県道64号線がカーブと1・5車線が断続的に出てきてすれ違いが困難なところも多い。狭路ファン以外は、距離は出るが飯田ICから国道151号線を南下する方が良い。
ここの温泉はラドンを含有する透明な硫黄泉(アルカリ性低張性)、泉温32.8度、湧出は約500リットル/分と豊富であり、国の療養泉に指定されている
この看板を見落とさないように
民家風でここが温泉?
パンフレットから
絶景の露天風呂
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休業中 2005.9現在